日記 ー向日葵畑ー

太陽に顔を向け、真っ直ぐと育った向日葵たちは、互いを真っ直ぐに見つめる夫婦のように健気だった。

きらきらと輝き、穏やかな湖は、長年寄り添った夫婦の穏やかな時の流れのようにあたたかかった。

向日葵と湖の鮮やかな色彩はこの世の希望を集めてきたようで、帰っていく彼女の瞳は同じ輝きで満ちていた。

真っ直ぐと見つめる瞳の強さに、私もそんな風になりたいと憧れた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

田舎でも都会でもないこの町で 夏木 咲 @Blooming-edelweiss

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ