幹部

皆が探索を続けているとAI基地のひとつ目を見つける。


霞宮「ここがAIの……」


イザベル「気を付けて。何か来るみたい。」


霞宮「オーケー」


月影 千夜「私の出番はまだか?」


千夜「そろそろ私も破壊したいんだが。」


霞宮「自由に壊していいんだよ!」


千夜「ok」


千夜が手を合わせると千夜が消えて辺りが暗くなる。


千夜「私の能力は透明化。それだけだ。」


神夜「何か来るぞ!構えろ!」


ドタドタドタ……


AIの大群がやってくる。


AI「一人タリナイ。ドコダ?」


AIが破壊される。


AI「透明化カ……」


アッシャー・ブラックウッド「俺も能力使うか。」


アッシャーが触れた機械が木に変わっていく。


アッシャー「金属を木に変える。エコな能力だろ。」


神夜「つ、強い!」


ソフィア・ノットゥルノ「わたしの能力も見せるときね。」


ソフィアが突如現れたゲートに沈む。


周りのAIと能力者たちも沈んでいく。


ソフィア「これで応援は呼べないな。」


ソフィア「AIが少なくなるまでこの空間は閉じないようにする!」


アレッシオ・テンペスタ「俺!俺全員一掃する!」


神夜「さすがにそれは無理じゃ……」


アレッシオの手に球が浮かぶ


神夜「え?」


AIだけが吸い込まれていく。


アレッシオ「俺は選んだものを吸い込んで飛ばすことができる能力なんだぜ!」


AIは吸い込まれ動けないようだ。


ドァオンという音とともにAIが宙を舞う。


アレッシオ「気を付けろよ!落ちる場所は選べないんだ!」


神夜たちは正確に避ける。


アレッシオ「戻ってきたみたいだな!」


神夜「強い……」


???「素晴らしい!弱い部類でもAIを一掃するなんて!」


???「私の名はAX-301。まぁAI軍の幹部といったところですかね。気軽にAXとでも呼んでください。」


AX「私は能力を使えると聞いて機会に能力を与える薬を作りました!幹部クラスでないと故障してしまいますがね。」


AX「そして私の能力は!圧力をかけることができる能力!」


数人が潰れて血が噴き出す。


AX「3つまでしか圧力をかけれる場所がないのが厄介ですねぇ。」


AX「幅は直径1mほどしか無理ですが、高さは無限ですよ!」


AXは異変に気付く。


AX「能力が使えない?」


リン・フェン「私の能力です。正直使えないと思っていましたが。」


万が一の能力封じ込め持ち!リン・フェン!


リン・フェン「周りにいる者全員使えなくなってしまいますがね。」


AX「大丈夫です!まだこちらには部下たちが使っていた武器が!」


AX「な…………い……?」


リン・フェン「我々が回収しました。」


リン・フェン「そちらの技術使わせてもらいますよ。」


ヴィンと刀を振り下ろす。


AX「ありえない。ありえない。ありえない。アリエナイ。アリエナイ!!」


AX「自爆モード開始。」


AX「コノ私ガ……」


神夜「みんな離れて!また来るぞ!」


ドァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


AXは跡形もなく消えた。


アレッシオ「能力者は無事みたいだな!」


神夜「乗り込むぞ!」




つづく……

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