第21話「グリフォンとおおきなマチ②」

「スーサのまちえてきた!」


 アルブレヒトはをかがやかせました。



=====


 スーサは、いまのイランというくに南西なんせい方角ほうがくにあったまちだよ。


 イランのなかでも、フーゼスターンという場所ばしょのシュシュという地域ちいきちかくにあったんだよ。


 かわいい名前なまえだね!


 地図ちず調しらべてみてね!


=====



「さっきのかわはおおきかったでしょう」


「うん! おおきかった」


 ひとけたレンの言葉ことばに、アルブレヒトはおおきくうなづきました。



「あのおみず使つかった農業のうぎょうをしているんだって」


「そうなんだ! すごいね!」


 グリフォンもをかがやかせました。


「あのかわのおかげで、スーサのまわりは肥沃ひよく大地だいちになったんだ」


「れん、ひよくってなあに?」


 グリフォンがききました。


「ひよくっていうのは、植物しょくぶつたちがそだゆたかな土地とちって意味いみだよ」


「ぼく、ひよく、すき!」


 グリフォンのワッシーはアルブレヒトのあたまうえまでんでいくと、ジャンプして器用きよう一回転いっかいてんしました。




陶器とうき織物おりもの、さまざまな製品せいひんつく工房こうぼうがあるんだって」


つぼとかふく材料ざいりょうぬのとかをつくってるのかな? すごいね!」


ほかまち貿易ぼうえきをしているんだよ。いろんなものをつくって、ほか場所ばしょおくったり、もらったりしているんだって」


 おみせには色々いろいろつぼまれたぬのならんでいます。




「みてみて、いし階段かいだんがいっぱいあるよ」


 アルブレヒトがいいました。


「それはジグラットっていうんだよ。神殿しんでんなんだ」


 レンは得意げにいいました。

 アルブレヒトはうえからしたまで、ジグラットをつめました。


まち神殿しんでんがあるんだね!」


神様かみさまんでいるんだよ」


「すごい! あのときにあった、しろいかみさまかな?」



 アルブレヒトとグリフォンは、いろいろな神様かみさまおもかべました。



「どんな神様かみさまだろう、いてみようよ」



=====


 どんな かみさま かな?



 みんなも、かんがえてみてね!

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