第10話「グリフォンとずるがしこいキツネさん」
「ねえ、どうして
アルブレヒトはいいました。
「ちがうよ。ぼくはそんなことはしてないよ」
レンはそういうと、プイッとそっぽを
「
「ぼくは、イタチを
「それはだめだよ。どろぼうじゃないか」
グリフォンはいいました。
「でも、
「うーん。もったいないけれど、レン、あぶないからもうやめて」
アルブレヒトはしょんぼりしながら、レンにいいました。
「レンになにかあったら、ぼくはないてしまう。それに、こわいんだ」
「うーん、わかった。やめるよ」
「それより、
「そうだね。アルブレヒトもグリフォンも、もとの
グリフォンはすぐにワシの
すると、
「
「
「きた?」
「きたー!」
「ここよりずっとさむいけれど、
「そうだね。ここにいると、
レンはつまらなそうにいいました。
「どうやって
「とんでいこう!」
アルブレヒトはいいました。
「でも、
レンはいいました。すると、アルブレヒトはいいました。
「ぼくの
「だめだよ」
レンはいいました。
「キミ、ドラゴンだろう。
「キミ、しってたの? ぼくがドラゴンだって」
「とうぜんさ。キミは
「グリフォンも
すると、グリフォンはびっくりしていいました。
「でも、
「やっぱり、
「そうだね。トモダチだもんね」
アルブレヒトはうれしそうにいいました。
=====
きた は、どんなところかな?
たのしみだね!!
どんなところか、かんがえながら つぎにいってね!
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