第2話 あれ、相撲見てる……
男子バレー負けちゃった!!! でも割と初戦はいつもハマってないイメージなので、あと二つ勝ってくれる!! 気がしてる!!!
昨日は友人宅のお庭で焼肉だったので、高速でぶっとばして行ってきました。
去年の夏ぶりだったけど、丁度いい焼肉日和でした。23℃。
ちなみに今日は霧雨で21℃。さ、寒い。夏ってまだやってるよね……。
人の子どもは本当に成長が早い。生まれたばかりだと思っていたら、もうカタコトで喋っている。
私は小さい子が苦手なのであまり近寄らない。子持ちの癖に何を言っているんだという感じだけど、小さすぎると怖い。幼稚園の年長さん……いや、せめて小学生になってくれないと、なんとなく怖い。
子どもを産んでから色々あって、不安障害になったことがある。ことがある、というか多分今も軽度の不安障害だ。
慣れない所に行ったり、やったりする時はドキドキするし、具合が悪くなる。
過呼吸が起こるんじゃないかとまだ不安だ。でもまあ随分良くなった。飛行機には乗れないけど。
何度か心療内科に行って医者と話したときに、今まで自分は前向きな人間だと思って生きていたけど、どうやらそうじゃないと気が付いた。
「何かをする前には悪い未来をあらかた想像しておく。そうすると、いざそれが起こっても冷静でいられる」
私はこれが前向きだと思っていた。
「よし、何が起きても想定内だ! あとはやるだけだ!」
前向き! だと思っていた。真面目に。
前向きな人は成功する未来をたくさんイメージするらしいよね。
医者はそんなことは言わなかった。ただ聞いていてくれたけど、自分で言いながら、あれ、私って後ろ向きな人間なのでは? と気が付いてしまった。
こんな私はオリンピックを見ていると不安になる。
悪い流れになると直ぐに悪い結果に結びつけてしまうし、ラッキーとアンラッキーを計りに乗せてしまう。その点でいうと相撲はありがたい。すぐ終わるからだ。
今は柔道をやっている。見るつもりはあるんだけど、ついつい相撲を見ている。
後ろ向きな想像力を知らず知らず高めて生きていた私は、オリンピアンの日々の積み重ねが恐ろしい。毎年色んな選手権や世界大会に出て、結果を残してそこにいると分かってはいるのに、そこを見ていない私は、劣勢や負けに簡単に絶望する。四年間の毎日が全て水の泡だ。ああ……と、思ってしまう。アホな私。
大人しくリーグ戦とかを見ているべきなんだろう。そしたらオリンピックも選抜大会くらいのノリで見られるはずだ。野球も相撲も種目に無いけど……。
照ノ富士大きいなあ。相変わらず脚が痛々しいけど、面構えが心配する気を湧かせない。あ、終わった。おめでとう二桁優勝。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます