第3話 馬術銅メダル〜


 馬術ほど全員頑張れって思っちゃう競技は無いのではないでしょうか。なんたってお馬さんが頑張っているので。

 誰もミスしないで無事にパカパカ行って欲しい。



 話が変わりますが、私は去年の秋ごろから小説を書き始めて、いわゆるBLを書いているんですが、元々読むのが好きだったとはいえ、書きたいと思うのはなんでだろうとずっと思っていて、最近になって、『悩む男が好き』という癖からそういうものを書いてるんだなあと気がついたんです。


 現実の男がなにを悩んでるのか、そもそも悩んでいるのかすら、わからないわけですが(失礼)

 恋愛のお悩みなら普遍的だろうし、私でも想像できるし、男が恋愛相談を人にするイメージがないので(私もしないけど)、脳内葛藤してる男が書き放題だ!! ということと、今のところ自分の身の回りで『そうだ』という人に会ったことも聞いたこともないので、まだそこまでオープンな時代じゃないんだろうか思うと、そこにも困難があるのかなと勝手に妄想して小説にしてるんです。(多分私が知る必要が無いからだけど)

 

 あ、そういえば中学の時に、別のクラスの大人しい男子二人が教室の後ろに置いてある掃除用具入れから出てきたということがあった。しかも授業中に。


 え?! 授業中に?! 悪ふざけ?! そういうキャラじゃないな。終わるまで待てなかったの?! いやでも出るなら出来るだけ早い方がいいか、長ければ長いほど何してたんやという空気が膨らんでしまうしね!!


 彼らがなにをしていたのかは分かりませんし、周りもびっくりし過ぎて追求はできず、大した噂話にもなりませんでした。

 いじめで閉じ込められていた、なんてよりは、ちちくりあっていてくれた方がいいか、と友達と話していた気がしますが、ただなんで授業中に飛び出たのかが気になって、結局、掃除用具が臭かったんだろうということで落ち着きました。知らんけど。


 なんの話だっけ。


 そう、悩む男が好き。

 悩んでる所が書きたいから、あんなに長ったらしい小説になってると自分でも分かっていて、その罪悪感から、最終的にはハッピーエンドにするからね!!! という気持ちでぽちぽちやってるわけです。

 でも時々主人公を悩ませ過ぎて可哀想になり、エンド後のほんわかハッピーストーリーを書いてモチベーションを維持しています。ここがゴール!! と自分を励まして。

 本当一人でなにしてんだろと、お馬ちゃんを見ながら思ったんです。


 さ、掃除機かけよ。

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