第13話 ならまち格子の家

 今日ご紹介するのは、『ならまち』にある『ならまち格子の家』です。


 それでは、さっそく、奈良市のHPから『ならまち格子の家』の説明を引用してみましょう。


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 「ならまち格子の家」は、奈良町の伝統的な町家・・主屋(三室一列型・通り庭・つし二階)、中庭、離れ、蔵・・を再現しており、外だけでなく中からもじっくりと見ていただけます。

 間口は狭く、奥行きが深いのが特徴で、奈良独特の格子から差し込む光はどこかあたたかく、ほっと一息つきたくなるような気持ちにさせてくれます。昔の奈良の町家の生活様式に直接ふれていただくとともに、奈良町の情報提供の場、観光客や市民の憩いの場としても自由にご利用いただけます。奈良町散策の休憩にもぜひお越しください♪

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 では、今日の近況ノートをご覧ください。今日は、上記のHPに記載がある『三室一列型の部屋』、『通り庭』、『つし二階』、『中庭』、『離れ』、『蔵』をすべて写真でご覧いただきたいと思います。

 https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16818093083942471629


 ①番が『ならまち格子の家』の外観です。二階部分が白壁になっていて、格子の窓がありますね。これが、先ほどのHPにあった『つし二階』です。


 中に入ると、障子で仕切られた三つの和室が一列に並んでいます。これが、主屋の部分です。先ほどのHPに『三室一列型』と書かれている部屋ですね。この三室は、入り口から『店の間』、『中の間』、『奥の間』と呼ばれます。


 ボクが中に入ると・・いきなり、②番の写真の光景に遭遇しました。入り口側の『店の間』に外人のカップルがいて、ちゃぶ台の前に座っていたのです。もちろん、畳の上ですよ。そして、このカップルがとっても、くつろいでいたのです。まるで、この家の住人のようでした(笑)。ボク、一瞬、この家の人かと・・ビックリしてしまいましたぁ💦


 ③番の写真は、『奥の間』でくつろぐ観光客です。『中の間』から写真を撮っています。『奥の間』の観光客も、ちゃぶ台の前で・・自分の家のように、くつろいでいらっしゃいます。この人たちは、アジア系の外人さんか日本人のどちらかでした。


 次に二階に上ってみました。④番の写真ですね。二階にも、ゆっくりとくつろぐ観光客がいました。こちらは熟年の日本人カップルです。向こうに『つし二階』の格子窓が見えています。


 その二階の格子窓から、外の通りを見たところが⑤番の写真です。向かいの家が見えていますね。実はこの向かいの家は藤岡家住宅といって、登録有形文化財(建造物)になっています。ボクは藤岡家住宅には行かなかったのですが・・では、藤岡家住宅について、アホバカcopilotに聞いてみましょう。


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アホバカcopilot

 藤岡家住宅は、奈良市の元興寺町にある歴史的な民家です。17世紀末から18世紀初期に建てられたとされ、重要文化財に指定されています。この住宅は、切妻造りの段違いで桟瓦葺きの構造を持ち、一部は2階建てです。

 藤岡家住宅は、もともと蝋燭商の住宅で、奈良市内に残る町屋の中でも特に古いものです。内部は通り土間と2列の居室からなり、奥の列には座敷や茶室があります。

 興味があれば、ぜひ訪れてみてください! 他に知りたいことがあれば教えてくださいね。

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 ④番の窓の反対側にも格子窓があります。その窓からは、『ならまち格子の家』の『中庭』が見えました。


 そして、二階の階段のへりから見下ろしたのが、⑥番の写真です。『通り庭』がよく見えました。


 先ほどのHPの記載にも『通り庭』が書いてありましたが・・『通り庭』というのは、玄関から裏庭まで続く土間の部分のことを言います。京都や奈良の町家は、『ウナギの寝床』と表現されるように、敷地の幅が狭く奥行きが長いため、それぞれの部屋に満遍なく光や風を取り込むことが難しいのです。そこで、どの部屋にも光や風が奥まで入り込めるようにするために考えられたのが、『中庭』や『通り庭』というわけです。


 では、再び1階に降りてみましょう。


 ⑦番が『中庭』です。苔がキレイですね! 写真の右上に写っているのが『離れ』です。


 『中庭』の横には廊下があって、『離れ』に続いています。⑧番の写真は、『離れ』から、廊下と『中庭』を挟んで、『主屋』の方を眺めた写真です。さっきの外人カップルや観光客がくつろいでいるのが見えます。


 ⑨番は『離れ』の先にある『蔵』です。重厚ですね!


 ⑩番は、⑥番の写真の『通り庭』にあった、『かまど』です。京都では、「おくどさん」と言いますよね。こうして『通り庭』に、『かまど』を設けることで、煮炊きの煙が外に出るように工夫されています。


 で、『ならまち格子の家』には、観光客の休憩スペースのような場所があって、その前にも『中庭』が作ってありました。これが⑪番ですね。


 今日の写真を見ていただくと・・


 観光客は、皆さん、自分の家のように、くつろいでいらっしゃいます。どうも、『ならまち格子の家』は、このように自分の家のようにくつろぐ場所のようです。


 そして、時間がゆっくりと過ぎていく場所でもあるのです・・


 皆さんも『ならまち』に行かれたら、ぜひ『ならまち格子の家』で、ご自分の家のようにくつろいでくださいね。。。


 いろんな観光の仕方がありますが・・・こういう、ゆっくりした観光って、ボク、好きです!


 さて、今日はここまでです。


 今日もお付き合いをいただいて、ありがとうございましたぁ~💛


     (つづく)

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