第11話 猿沢遊歩道を語る
JR奈良駅から奈良公園に至る道が三条通りでした。この三条通を奈良公園の方に歩いていくと、公園の手前で『餅飯殿センター街』という商店街が現れます。『餅飯殿』は『もちいどの』と読むそうです。なんとも難しいですね💦
さて、
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奈良で最も古い商店街のひとつ「餅飯殿センター街」。
「餅飯殿」の地名の由来は諸説ありますが、こんな伝説が残されています。今から千百年余り前、東大寺の高僧、理源大師が、大峰山の行者を困らせる大蛇退治に出かけることになりました。
そのお供に名乗り出たのがこの町の箱屋勘兵衛と若者七人衆。
たくさんの餅をつき、干飯を作り、大峰山に向かいます。
そして、大蛇の被害を受けた人々たちに「餅」や「飯」を配り、無事に大蛇を退治します。
その後、理源大師は、この町の若者に「餅飯の殿」の称号を与えその労をねぎらいました。
以来、この町を「餅飯殿」と呼ぶようになったということです。
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なるほど。そうしてできた『もちいいどの』が、『もちいどの』に変わったわけですね。
さて今日は、そんな
ということで、今日もお付き合いをお願いします。
では、今日の近況ノートをご覧ください。
https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16818093083503480657
①番が
さて、
②番の写真はちょうど、三人の外人のお兄さんが
猿沢遊歩道は100mほどの、本当に短い路地なんです。ですから、
実はボクが②番の写真を撮ったとき、ボクの後に日本人のカップルがいたのですが・・女性が猿沢遊歩道を見て、「風情があるわねぇ」と言って、ため息をついていました(笑)。。。
③番と④番は、そんな猿沢遊歩道の写真です。③番は
⑤番は猿沢遊歩道の中にあるバー(酒場)です。そして、バーの前のテーブルでお酒を楽しむ外人カップル・・・
黒ビールがテーブルに乗っています。外人さんはこういうふうに、外のテーブルで飲食をするのが、なんとも似合いますね💦 日本人と違って、慣れているんでしょうなぁ・・
⑥番は猿沢遊歩道の中の別のお店です。占いや雑貨店など・・いろんなお店が並んでいます。
そんな猿沢遊歩道を
で、⑦番の写真の黄色の矢印のところに、『元林院町絵屋橋跡』の説明板があります。
『元林院町』は『げんりんいんちょう』ではなく、『がんりいんちょう』と読みます。難しい地名ばっかりですね💦 『
では、その『
『元林院町絵屋橋跡
元林院町の町名は、興福寺の別院「元林院」があったことに由来するという。
江戸時代には、もと春日大社や興福寺の絵所(南都絵所)に属した絵師たちが住んでいたと伝えられ「絵屋町」とも呼ばれた。
春日山を源とし、佐保川に注ぐ率川(ふさがわ)は菩提川とも呼ばれ、平成四年、暗渠となるまでここに絵屋の名前をとどめる「絵屋橋」があった。』
なんと、③番や④番の写真の石畳の下は暗渠になっていて、
⑦番の写真では、猿沢遊歩道の出口はゆるやかな登り階段になっています。階段を登ると・・⑧番の写真です。猿沢池が眼の前です。
⑧番の写真の左手を見ると、興福寺の南円堂が見えます。⑨番の写真です。黄色の矢印が南円堂ですね。
猿沢遊歩道は、先ほど言いましたように・・インターネットでは、ほとんど取り上げられていません。アホバカcopilotも知りませんでした(笑)。
でも、でも、とってもステキな路地ですので・・奈良公園や『ならまち』を観光するときには、ぜひ通ってみてください。穴場ですよぉ~!
さて、今日はここまでです。
今日もお付き合いをいただいて、ありがとうございましたぁ~💛
(つづく)
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