第5話 依水園

 初夏の暑い日、ボクは東大寺の周りをぶらぶらと歩いていました。すると、東大寺の南西側に・・何かの門がありました。外国人観光客が次々と門の中に入って行きます。


 さて、ここまで読まれた皆さん、『ボク』という漢字が今までと違っているのにお気づきになられましたかぁ? このシリーズでは、今まで漢字の『僕』を使っていましたが、今日はカタカナの『ボク』です。えっ、「どう違うのか?」って・・それは、内容が格調高いときには『僕』を、くだけた内容のときには『ボク』を使っているのです。


 はぁ? 「お前の駄作に格調高いものなんてないわよ」ですって! ぎゃび~ん!

 

 ま、まあ、そのときの雰囲気で、これからも『僕』と『ボク』を使い分けていきますので、よろしくお願いしまぁすぅ。


 さて、何かの門・・のところに話を戻しますよ(笑)💦


 外人さんが次々とその門の中に入って行くので、ボクもつられて門をくぐりました。中に入るときにチラリと横を見ると『依水園いすいえん』と書かれていました。


 少し歩くと、右手に門がありました。門の中に、また門?・・


 すると、ボクの前を歩いていた外人のお兄さんの二人連れが、その右手の謎の門の中に入って行くではありませんか! ボクは、「ここはひょっとしてレストランかな? 冷たい飲み物でも飲めるかな?」と思ったのです。というのは、その日は暑い日で、ぶらぶらと歩いていたボクは、どこかで一休みしたかったのです。しかし、何だか、よく分からないところに入るのも気が引けました。それで、ボクはそのまま前に進みました。これが、後で、ぎゃび~ん!となる元だったのですが・・それは後ほど。


 さてここで、依水園について、アホバカcopilotに解説してもらいましょう。


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アホバカcopilot

 依水園(いすいえん)は、奈良市にある美しい日本庭園です。東大寺と興福寺の間に位置し、国の名勝に指定されています。この庭園は、江戸時代と明治時代の二つの異なる時代に作られた二つの庭園から成り立っています。

 前園は江戸時代前期に作られた庭園で、煎茶を楽しむために設計されました。池の中には鶴亀を模した中島があり、江戸時代の庭園の特徴が見られます。

 後園は明治時代に実業家の関藤次郎によって作られた庭園で、茶の湯と詩歌の会を楽しむために設計されました。遠くに見える若草山や春日奥山などの景色を取り入れた贅沢な空間が広がっています。

 また、依水園内には寧楽(ねいらく)美術館が併設されており、東アジアの古美術品を展示しています。四季折々の花々が楽しめるこの庭園は、静かで落ち着いた雰囲気が魅力です。

 訪れる際には、ぜひ庭園内の茶室で抹茶を楽しんでみてください。何か他に知りたいことがあれば教えてくださいね。

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・・・ということです。


 ここで、今日の近況ノートをご覧ください。

 https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16818093082260859313


 ①番は、依水園の地図です。依水園のHPからコピーしましたので、URLを張り付けておきますね。ボクが依水園を訪問したときに、この地図があればよかったのですが・・


 で、②番が依水園の入り口の門です。外人さんが次々と中に入って行っています。①番の地図の『入り口』と書いてあるところが、この②番の写真です。


 ③番が、先ほど書いた、その入り口の門の中にあった謎の門です。二人の外人のお兄さんが中に入って行くところが写っていますね。。。


 その先にあったのが、アホバカcopilotの解説にあった寧楽ねいらく美術館です。これが④番の写真です。素敵な建物ですよね。


 ボクが行ったとき、寧楽ねいらく美術館では古い陶磁器などが展示してありました。しかし、寧楽ねいらく美術館の中は撮影禁止なので、展示品の写真はありません。そんなに大きな美術館ではないのですが、空調が効いた中で、ゆっくりと古美術品を観ることができました。


 そして、寧楽ねいらく美術館の対面には、依水園の受付の門がありました。どうもここは、入り口の門の中に謎の門や受付の門があって、何だか複雑ですね(笑)。ボクは、受付で入場券を買って、それから、寧楽ねいらく美術館に行って、次いで、この受付を通って依水園の中に入ったのですが・・受付の人に聞くと、普通の人は、依水園の中に入ってから、寧楽ねいらく美術館に行くんだそうです。ぎゃび~ん! 入場券を買ったときに、そう言ってよ(笑)💦


 さてさて、依水園の中に入ると・・そこは、見事な日本庭園の世界でした。以下、①番の地図と一緒にお読みいただければ幸いです。


 ⑤番は、前園の池です。 左側の木立の上から、氷心亭の屋根がちょっことだけ見えています。その屋根の右側に見えているのが、アホバカcopilotの説明にあった春日奥山ですね。


 ⑥番は後園にあった苔の庭です。


 ボクは思うのですが・・これは、あまり言われていませんが、奈良って苔の庭が見事なところが多いと思います。苔の庭というと、京都を始め全国に有名なところがありますよね。で、奈良の苔の庭って、あまり知られていないのですが・・ボクがいいなと思うところを挙げると、(1)秋篠寺、(2)唐招提寺、(3)吉城よしき園などがあります。詳しくは、今後、個別にご紹介していきますね。。。


 で、⑦番は、ぐるっと一周まわって・・前園の池に戻ったところです。①番の地図に、前園の池の中に島があって、道が付いていますね。その道を清秀庵の方に歩いていく途中です。


 前方に見えているのが、清秀庵ですね。たくさんの外人さんが、この道を通っていました。外人さんは、池の中の道なんてのが大好きなんですね。もちろん、ボクも大好きです。ボク、外人さんではありまっしぇんが。。。


 外人さんと言うと・・余談ですが、ボク、仕事でヨーロッパに行ったときに、ある国の人からイタリア人と言われたことがあります(笑)。えっ、「お前の話はどうでもいい」って・・はい、はい、次へ行きますよ。


 というわけで、ボクは依水園を一回りしてきたのですが、初夏の暑い日だったので、のどがカラカラです。ちなみに、このときは、アホバカ妻はおらず、ボク一人でした。


 持ってきたペットボトルのお茶も飲み干してしまいました。依水園は日本庭園なので、庭園の中にジュースの自動販売機などはありません。あったら、なんか不気味ですよね。それでも、何か飲み物はないかと周囲を探すボク・・


 すると、日本家屋があって、中を覗くと、畳の上にたくさんの外人さんや日本人の観光客が座っていて、冷たい飲み物を飲んでいるではありませんか!


 それが、⑧番の写真です。


 さっそく、縁側に上ろうとするボク・・


 すると、「ただ今、満席です」と書かれた表示が・・


 ⑧番の写真の、⑧の字の上に紙が写っていますね。あの紙に書かれていたのです。


 ぎゃび~ん!


 写真の左側の外人のお兄さん(ボカシの人)も、うらやましそうに中を見ていますね・・


 後で分かったのですが、ここは、①番に地図にある『三秀亭さんしゅうてい』だったのです。


 三秀亭さんしゅうていについては、依水園のHPの記載を引用しましょう。以下、『***』で囲った部分はアホバカcopilotが言ったこと、『===』で囲った部分はそれ以外のインターネットからの引用などですよ。


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三秀亭(さんしゅうてい)

 奈良晒業者、清須美道清が江戸時代前期に別邸として移築した建物です。

 前園を見ながら昼食や、抹茶を喫することができます。

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 そして、今から思うと、③番の写真で、二人連れの外人のお兄さんが入って行った謎の門が、この三秀亭さんしゅうていの門だったのです💦


 ということは、皆さん、この三秀亭さんしゅうていでお茶をしながら、依水園の中を散策していたのですね。外人さんも、皆さん、よくご存じなんですね!


 その一方で、ボクは何も知らずに、暑い中、依水園の中を歩き回っていたという次第です(笑)。知らないって、怖いですね。


 皆さぁん、ボクのように当てもなく、ブラブラ歩きをするのもいいですが・・ある程度は、ちゃんと調べて行動した方がいいですよぉ~💦


 さてさて、⑨~⑪番は、依水園のスナップ写真です。


 ⑨番は、後園の池です。水面に写った青い空と木々がキレイです。みんな、この場所で水面の写真を撮っていました。


 ところで、「今回はお姉さまの写真はないの?」と言った、そこのあなた。


 心配はご無用です。あなたのためにちゃんと用意してありますよ(笑)。


 じゃ~ん。お待ちかね、⑩番が前園の池を見つめる外人のお姉さまでぇすぅ。頭の上にちょこんと乗せたサングラスが分かりますかぁ? なんともイナセですな。。


 ⑪番は、前園の小川と橋です。えっ、「お姉さまが見られたから、そんなものはどうでもいい」ですって・・


 はい、はい、分かりましたぁ~。


 では、今日はここまです。


 で、最後に・・


 前回の『東大寺大仏殿』の回で、歩お姉さまから、大仏様の後ろ側や、柱の穴なんかに関するコメントを頂戴しました。近況ノートにアップできる写真の数が限られているので、有名な観光地を一回だけでご紹介するのは無理がありますね。


 そこで、『東大寺大仏殿』のような有名な観光地は何回かに分けて、ご紹介しますね。ということで、大仏様の後ろ側や、柱の穴などは、『東大寺大仏殿2』として、そのうちご紹介しますよ。「柱の穴って何のこと?」と思った方は、お楽しみに~♪


 今日もお付き合いをいただいて、ありがとうございましたぁ~💛


     (つづく)

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