『幻の十日間』
@Fukuoka_chugakusei
第一話『モノガタリのスタート』
これは俺(下野勇斗)が体験した不思議な物語である。
俺は二十六歳ニート!もちろん無職だ。でもこのままじゃだめだと思い、コンビニの面接に行くことにした。「えー下野勇斗さんですね。あなたは不合格です。」とすぐに言われた。自分でも納得していた。職歴も無いし何かを成し遂げたこともなく、そこにあるのは無能の俺。そう考えながら、家へと帰る。帰る途中に俺と同じような人を見つけた。「なんでだよ!うぁぁぁぁぁ!」相当悔しそうな様子だった。来ているシャツはボロボロでネクタイも泥か何か知らないがそのようなものが漬物のようにくっついている。 おそらく服を洗わないまま面接に行ってるのだろう。すると突然!目の前が真っ白になった。「うぁぁぁぁ!」目を開けるとそこは森が茂った無人島だ!「なんでこんなところに?俺は今、赤羽にいたはず…」隣にはさっき叫んでいた男の人が気絶していた。「起きてください!大変です!」すると男の人が目を覚ました。「ここは?」と疑問を浮かべた。すると俺が答える。「確実ではないのですが、おそらく森が茂った無人島だと思います。」「なるほど!つまり今とんでもなく危ない状況に私達はいるということですね。」「そういうことですね。仮に無人島じゃなかったとしてもこの森の茂り方は相当深いですね。脱出するのには"十日間"くらいはかかりそうです。」俺達は絶望した。自然の知識は何も入っていないのだから。すると男の人が言った。「まず先に自己紹介をしておきましょう。改めまして私の名前は清水宏斗と申します。」「よろしくお願いします。俺からも!俺の名前は下野勇斗と言います。」「"しもつけ"とは珍しい。」「よく言われます。」すると清水さんが安心した声で言った。「下野さん、安心してください。こう見えても私は昔動植物の研究者だったんですよ。」俺はびっくりした!すると清水さんは俺を褒めた。「下野さん、素晴らしいです。最初の解釈は合っております。ちなみにここは私の憶測ですが、広島県の無人島かな?」俺は疑問を浮かべた。なぜにここが広島だとわかったのか、。「なぜかと言うと、この黄色の食べ物を御覧ください。」俺は思った。『これ食べ物なんだ!』「こちらはあなたも知っている"レモン"です。二◯十六年に記事に載ったんですよ。」でも俺はその考えはボツだと思った。「その考えは俺は違うと思います!」俺は大声で清水さんに言った。
『幻の十日間』 @Fukuoka_chugakusei
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