旅の醍醐味!

はぁ~なんでもっと良く調べなかった!こんな事になるなんて┅

でもニア達には能力向上とかの効果なんだよなぁ?

シルフィはどうなのかな?

聞かなきゃ!これはヒト族や亜人種だけの事なのかと┅┅



「これがポリアンカ?」

「甘い香り♪薄いピンク色ってカワイイ♪」

「可愛くは無いだろ?普通に果物じゃないか、桃に似てるな」

「桃?それはプルプラートでしょうか?」

「あれとは違うかな┅」

「初めてだわ┅┅これは高価なんでしょ?食べて良いのかな?」

「値段とか気にしないで良いよ、プルプラートやハモニルだって高価だしね♪美味しかったら良いんだよ」


「こう言うのが冒険者の良い所なのよ~♪普段食べれない物や珍しい物に出会える、そして旅の途中で色んな経験をする事が出来るんだからねぇ~♪」

「フェリスの言う通りよ、だから細かい事は気にしないで目の前の事を楽しむのよ」

「そうですよ?私も沢山知らない事を経験したり教わったり、毎日がとても楽しくて幸せですからぁ~♪」


「それはそう思うけど┅┅今までの生活とか考えたらとても┅┅

金銭感覚や能力の基準とか全て違うし、有り得ない事が多くて┅」


う~んそうだなぁ┅┅ソレイルに話して無い事が多いもんなぁ

そりゃあ戸惑うよねぇ

今度ゆっくり話したが良いな、俺達の事を全部知って貰わないとこの先不味いだろう


「さあ!食べよ!どんな味なのかな?」

「「「「ハ~イ♪」」」」


パクリと食べる┅┅アマ~イ!

そしてネットリとした食感!

アボカドに似てるが甘さはあのフルーツの王様!ドリアン味!

香りは桃で後味が何時までも口の中に残る!

女性達の食い付きが凄い!

顔を紅潮させ目が潤んでるぞ!

なんか酔ったような雰囲気だけど?あっ!俺もなんだか┅┅


「アツイ~♪カラダがジンジンしてる┅┅」

「この感じ┅┅アッアン♪」

「はぁはぁ┅┅火照って┅┅」

「なに?イヤ!変よ!もぅ!イヤァ~!」


そうです!変なんです!

アレがムクムクっと起きてカチンカチン?

ジャージのズボンがテント張ってるよ!ギンギンだ!

皆も体をよじって堪えてる!

脚をモジモジ胸を押さえて顔は紅潮して息が荒い?


「ケンジ~♪お願い!もう駄目ぇ~♪我慢できないわ!ルーム!ルームへ行きましょ!早く~♪」

「私も!」「お願いします!」


「はぁはぁ┅なんなの┅┅カラダの奥から求めてる?アッアン♪アツイ!濡れてるのぉ~!

どうにかしてぇ~!」


ふむ?経験者は強く求める┅┅

未経験者はやり場の無い刺激に困惑かな?

この【ポリアンカ】って媚薬成分とか無かったよな?

マテマテ┅┅┅?えっ!


【ポリアンカ】[裏鑑定] この実は妖精や精霊以外が食べると毒素を生む

その毒は生殖器に反応する

食後性欲増進 快楽欲求大

ヒト族や亜人種等の種族には性欲求の魔薬となる お勧めしない

1部のヒト族には惚れ薬の素材として取引される 強力な媚薬原料



┅┅┅┅┅なんだよ裏鑑定って!

聞いてねぇ~!

この実は食べたらアカン奴!

だから薬屋で売ってたのか!┅┅

ニヤニヤしてたのは知ってやがったな!


もぅ!どうしよう┅┅コイツも治まらん!ギンギンじゃねえか!


「はやく!もう!駄目なのぉ!」


ハイハイ┅┅俺も駄目なのよ┅


時空間ルームの扉へと雪崩込む!

既にハダカ!発情してます!

ソフィアの部屋へ!

って!なんでフェリス!シンシアも!あっ?意識が飛んでる!

アレの事ばかりしか見えてない!


俺には状態異常耐性MAXが備わってるからコイツだけビンビン!

意識はしっかりしてるが彼女達はレベルが低いから!

ソレイルなんてビクビク体を震わせてるぞ?

未経験だからか?反応が凄い!

全員中へ!そしてポリアンカ成分が抜けるまで抜きま~す♪


ゾンビかよ!逝っても直ぐに這い上がる!次々に逝かせては襲い掛かる彼女達を果てさせる!

ソレイルは1人で震えて興奮してるが目はこっちを見てる┅┅


そして3人が気を失いゾンビにならなくなってソレイルの所に┅


「アッアン~!奥が!奥が熱くて濡れてるのぉ~!どうにかしてぇ~!」


俺のアレを強く握り懇願するソレイル!これは駄目だ!

彼女は初めての経験!魔薬で済ませたとあってはトラウマ?になる

抱き抱え風呂場で火照りを冷ます為に水シャワー!

体にヒールとアソコにキュアを!


何度か回復させ正気に戻すように頑張りました!


「うっう~はぁはぁ┅あの感じは?」

「成分が消えたかな?」

「成分?あの実を食べたら厭らしい事を┅┅ここが濡れてジンジン┅┅あっ!┅┅┅それは┅」

「ああ!ごめん!これは┅┅」


ギンギンのアレがソレイルの目に止まり離れない┅┅


「それがケンジ┅┅おっきいのね┅┅それに形が違う┅」

「見た事はあるんだね、コイツは他と違うらしいよ┅┅」

「でも┅┅入ってた┅3人に┅」

「覚えてるのか?そのぉ┅見てた?」

「ええ┅┅見えたの┅┅私も?良いの?」

「こんな形で良いのかな?初めてなんだろ?」

「良い┅┅今が良い┅┅そうじゃないと挫けるから┅それに見てしまったの┅そして欲しいって┅」


ジッと見つめる目は潤んで何かを訴えてる?

そっとキスするとしっかりと抱きついて意思を伝えるソレイル

抱えて奥のペッドへと┅┅


「やっと捧げられるのね┅┅ううん!結ばれるの!私が求めたアナタに┅┅」

「うん┅┅結ばれ繋がるんだ、嫁としてずっと一緒だよ?好きだ」

「ああ~私も!好き!好きなの!大好き!」


やはりイタ~イ!┅┅┅ヒール!

それを繰り返し女としての悦びに目覚め何度も逝くソレイル

目に涙が流れてたのをそっと拭って目にキスした


しかしだ!ポリアンカ!恐るべし!恐怖の実!こんな効果とは!

惚れ薬だと!食べさせたら終わりじゃねぇか!

どんな女性でもイチコロさ!

コイツの事を知ってる薬屋とか怖くて食べた事無いんだろうな?


でも┅┅┅ソレイルの体は凄かった┅┅顔も凄く色っぽく反応がエロイ!おっぱいも┅┅

あのカラダは男にしたら麻薬と同じだよ!


4人各々が凄く美人でスタイル抜群!若々しくて愛おしい

はぁ~4人の嫁って!

コイツは何事もなくギンギンで何度も致せるって┅

まだまだ余裕!体力全快!

これが絶倫!これが精力増強!

あっ!称号が!┅┅【絶倫王】!

って┅

回数なのか!そうなのか!

┅┅┅それがぁ┅┅4人とだからだってさっ┅┅

3人までは許容範囲で4人からは王として認められるとか┅┅

絶倫は回数特化で年齢関係なく致せる事が能力だって┅┅


絶倫王から帝王とかならないかな?なんかそんな感じ┅┅



「昨日は驚いたわ!あんな事になるなんて┅」

「スッゴク感じたよ!それにスゴ~ク良かった!ウフフ♪」

「ええ┅┅凄く┅でも皆と一緒だとは思いませんでした┅」

「やっぱり分からなかったんだ?そりゃああんな顔で迫るんだもんなぁ~♪」


「うっう~辞めてよ!恥ずかしい!あんなに乱れるなんて┅┅」

「私は又食べてもっと┅┅」

「駄目ですよ!癖になったらどうするんです!あれは麻薬と同じですよ?普通でも麻薬みたいなのですから┅┅ねっ♪」

「そうだよねぇ~♪ケンジとのアレは麻薬よねぇ~♪直ぐ欲しくなるもの♪」


こりゃ耐性強化しないとヤバイかな、でもソレイル?


「なんだか違って見える!これが結ばれたって事ね!体も心も前と全然違う!」

「ウフフ♪そうでしょ?ケンジを知ればそうなるの、彼の能力や心が入いって来ると感じるのよ」

「もっと感じる様になるわよ!そしてもっと好きに!愛するの!」

「ケンジ様と繋がってヒトでは無い感じになりました

とても清らかなそして優しい心になれて幸せを感じるのです

結ばれてる時はとても幸せで┅┅出会えて良かったと実感します」


「そうね┅┅わかるわ┅┅これが幸せって┅」

「ソレイルには俺の事を全部話すよ、ソフィア達は各々で話して、そうすれば全部納得するだろう」

「今更納得なんて┅┅でも知りたい!そして仲間として深く繋がりたい!」


各ギルドを回って買い取り精算金を受け取って町を出た

ハプニングは有ったがそれも楽しいハプニング!

不思議な物が隠れてる事を知った事はとても良い事だと皆と納得した


「次は?」

「あのね?この先に湖が有るんだって、そこから流れてる川があの子爵領地とか隣の男爵領地に流れて生活用水になってるんだって」

「その湖は遠いのですか?」

「ホラホラ!そこは索敵とか千里眼とかの訓練でしょ?

いつもスキルの練習しないとレベルアップしないよ」

「そうだった!」

「「「アハハ♪」」」


「えっ!スキルの練習?訓練?」

「そう!スキルってのは欲しいと願うと獲得出来る能力なんだよ

後は戦いとか鍛練の中で獲得する、でも日頃から願ってたら早く獲得するんだ」

「そんな事が!初めて聞いたわ┅」

「魔法属性も魔力量が増えたら獲得出来るよ、そして使えばレベルアップして応用範囲が広がる

それが強くなる仕組みと言えるんだ」

「はぁ~知らない事ばかり┅」


この世界では王族や国を仕切る者達が昔から大事な事を隠してる

そうやって身分制度や優位を保って来た

それは騙してる事なんだが┅┅


「職業も変えられるよ、ソレイルの職業は剣士だったでしょ?

それが今は冒険者だ

本来は教会へ行って職業変えをしなければ駄目とかになってるけどね、そんなのしなくても変われるし変わってる

嘘の情報が多いんだよ」


「本当ね┅┅」

「国を統治する者や民を治める者が昔からそうして騙して平穏を装おって来たんだ

都合良く楽にだけどね、そうやって永い年月でその知識が当たり前になってヒト族は弱くなったんだ」


ソレイルは黙って何かを考えてるようだった

貴族として育ち騎士団に入って勉強もして来ただろうから複雑なんだろう


«暫くは何も無いみたい、魔物も見当たらなかったわ»

「この辺りは町に近いからかな?」

「男爵領に近いから村が多いし馬車の往き来も多いからかもね」

「この街道は広くて草原ですから隠れる場所が無いのもでしょう、林や森からは放れてますから」


遠くに森が見える、手前は林となってる所を冒険者だろうか?

5人パーティーとか放れた所にも4人?依頼で行ってるのか?


「う~ん┅千里眼で見てるけど湖はまだね┅」

「私の索敵にもな~にもないや」

「┅┅あっ!湖が見えました!わりと広いですね┅┅川もまぁまぁです」

「シンシアには見えたのか?

結構な距離だよ?」

「う~追い越された!この千里眼って頭がクラクラしてくるのよね┅」

「私はまだやんないの、そのクラクラが無理よ!索敵の方が見えるもの♪」

「フェリスは斥候スキルと盗賊スキルが欲しいんだよね?

索敵と気配察知を繰り返して先行して攻撃したら獲得する筈だ」

「今度も先に行くから!ソレイルにはちゃんと残すからね~♪」


目下の目的はソレイルのレベルアップとスキル獲得、魔力量増加は夜寝る時に涸渇法で!

身体強化はクロが担当して鍛えてる┅┅┅もっと優しくお願いね?


ソフィアには【精霊の雫】と言う宝石?を持たせてる

この宝石は精霊達の魔力とマナが詰まった石で精霊の力を得る事が出来る石とされてる

ネックレスとして下げてるが俺と結ばれてから次第に精霊や妖精が見える様になって今は話せる様に心の浄化に努めてる


シンシアは弓術のレベルアップで剣聖とか拳聖みたいなスキル獲得を狙ってる

魔法はどれもそつなくこなせる、残るのは神聖魔法を極める事だ


各自能力アップを目指して訓練と鍛練をしてる

まぁレベル300超えの方々だからそうなるよねぇ~♪


«ソフィア様は私達が見えますけど話せませんでした

それでポリアンカを食べたら私達から話せる様になりましたよ♪»

「えっ!それ本当?ソフィア?話せるの?」

「ええ┅┅今日突然話せたのよ

でも私の力じゃ無いのがちょっとね┅」

«見えるだけでも凄いんですよ!それに次第と話せる様になります!だってケンジ様の奥方様ですからね♪»


そうなんだ、フェリスとシンシアも結ばれてからニア達やシルフィが見える様になったんだ

他の精霊とかもだよ?

シルフィが言うには話すのはまだ無理でもっと時間が過ぎたらとか言ってた┅┅けど┅┅

そのぉ励んで神気が入ればだってボソッと言ってジト目で睨まれた


まぁ普通にエッチしてたら色んな能力が移るんだとよぉ~♪

だからってジト目で睨まなくても良いじゃん!ねぇ?


街道から小道の畦道らしき細い道へ入り林を抜け森の中へ!

周りにはウルフ達が囲む様に進んでる


「ワイルドウルフかしら?付いて来てるわよ」

「殺っちゃう?」

「良いよ放っておいて、倒しても何の得もないから、責めてブレードウルフ以上じゃないと」

「そうね┅肉は不味いし毛皮も凄く安い、ゴブリンと同じザコ」

「進んでると諦めるさ、後少しで湖に着くよ!」


ワイルドウルフ達は諦め散り散りに居なくなった

酷いデコボコ道を速く進む相手に嫌気が差したようだ


馬車は湖と川が流れる河口近くの空き地に停めた


「この川結構大きいね?」

「湖の水排出量が多いからだろうな、ほら向こう側にこの湖へ注いでる滝があるよ」

「ヒャァー!あれは大きいね?」

「あんなの見る事が出来るのも旅の醍醐味だね、それにしても森の奥が平らな山?台地かな?」

「うう~んと┅山じゃなくて台地って言うのかな?平たい丘になってますね

山は見当たらなくてずっと先ではないでしょうか?」


「そこが限界かな┅じゃあ俺が見てみよう┅凄いなぁ┅森だけど木が大きくて山みたいに見えるよ

なだらかな丘が続いてる

男爵領地からは山にみえるんじゃないかな┅」


ホント!異世界の大自然には驚かされる、死の森グランバルもだがあの国境山脈ピレリィーもだね

他もだったよ┅┅


この先もビックリするだろうなぁ┅┅この異世界の不思議に



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