チャコの秘密! Ⅰ
15階層ボスのミスリルリザードを倒し、いよいよアンデッドエリアだ!
小冊子にはスケルトンが多くゾンビ、グルーと群れで攻めてくる
しかし┅┅┅
20階層までの4階層も続くのはどうなんだろう?
スゲェ臭いんだよ?それが4階層もあるんだ休憩とか野営とかどうするの?
戦う前にくじけそうだぞ?
何も食べれない、食べても戻すだろうな┅┅
眠れないのも辛いよなぁ
ダ・カ・ラ!
ここは一気に進む!ああ!進む!
臭い所で料理したくないし風呂に入りたくもない!
さっさと19階層ボスを叩き20階層に出る!フン!
「ここからは光魔法をフルに使って時間を掛けない戦法で行く!
とにかく速く進む事が大事!
ドロップ品は自動収納を掛けるけど中には間違って変なのが入るかも知れないがそれは仕方ない
浄化はレイスやワイトに
ゾンビとグールは厄介だが極端に回復魔法に弱い性質でヒールが有効だ
魔力をなるべく使わず群れを始末して進もう!」
「「「「おっぉぉおお!」」」」
16階層はスケルトンソルジャーが主体でアーチャはそれ程多くない
ゾンビも群で固まって来る
数が多いと言うだけで光魔法の【ホーリーミスト】で綺麗に消せる
ボス部屋ではスケルトンキングとソルジャー達とゾンビ達
ここもあっさり【レーザーショット】でキングを仕留めヒールで一掃した
17階層も大体同じで少し数が多かったくらいとグールが混じる
ボス部屋にはスケルトンキングとナイトグール、それもさっさと倒し18階層へと進む
ここは様子が違ってゴースト主体の幽霊エリア
レイスが飛び交いワイトもチラホラと顔を出すが合間にスケルトンやグールが出てくる
レイスが厄介で姿が出たり消えたりと掴み処が難しい
3人が交互にレーザーショットで対処する
ザコのスケルトンやグール等はミストで処理する
そしてボス部屋はやはりリッチがかつては豪華な玉座だった椅子に座りケタケタケタ!
あれは高位貴族か王族の衣装だろうな、赤いガウン?を着てデカイ赤い宝石の杖を持ってる
魔法の使い手らしく次々に放ってくる┅┅面倒くさい
しかしレーザー攻撃は彼等が知らない光魔法攻撃
呆気ない最後で申し訳ない、それ程レーザーやビームは無敵と言える
19階層だ!サクサク進むと出て来たのはデュラハン幽霊騎士さんだ
しっかり頭を抱えスケルトンの馬に乗ってる┅┅┅カッコイイ!
向こうにボス部屋の扉が見える
彼?彼女?が守ってる訳だ
「私がレーザーで!」
「ちょっと待って!ここは臭いも臭く無いから皆は休憩しててよ、マスクも辛いだろ?」
「ケンジが相手するの?」
「うん!ここは剣で相手したい、デュラハンは達人だからね、稽古つけて欲しいんだ
俺の剣術は剣道と言うのしか知らないから教えて貰うんだ」
なんか呆れられたが休憩したかったのか?オシッコ?
そうだよな?ダンジョンにはトイレは無い
皆隠れて処理してる、凄く危ない行為だが無い物は無いからねぇ
基本野営では簡易トイレを立ててるが荷台の拡張空間部屋は全て揃ってるからそっちばかり使ってる
仕方ないからね簡易トイレを造ってテーブル、イスを出してマリアンヌがソファーもと要求
シンシアが結界担当で寛いでやがる┅┅┅«ブヒッ!プリン!»
剣を出して構える
デュラハンは頭を馬に乗せ片手剣で応えてくれた
激しい剣激が繰り広げられる
俺の剣は剣道を基本とした我流で時代劇とかで頭に有る記憶で創ってる
デュラハンと剣を交えて分かったが【彼女】は正統な騎士では無いか?と┅┅
アンデッドの中には記憶を持ってる者がいると記録されてる
スケルトンもどこかの軍隊だった事も調べられてる
そしてリッチは大抵が王族か教会関係者だ
レイスとかは貴族や冒険者でゾンビは普通の者達で平民ばかり
グールは冒険者が殆どだと記録されてる、これはアフロディアから貰った本に書かれてた
『オマエ┅┅ナニモノ?』
「貴女はかつては女性騎士として名を馳せた方だと思いました」
『┅┅ニクイ┅┅ワナ!』
「罠?女性だから疎まれたのですね?それは同じ騎士団とか?」
『チガウ┅┅オヤカラ』
「えっ!親が罠を仕掛けた?なんで!」
『ワタシ┅オウジョ┅ツヨイ┅ダメ┅コドモ┅デキナイ┅カラ』
はぁ┅片言は難しい!面倒くさ!
「王族で王女様が騎士で強く跡継ぎの男子が出来なかったから暗殺された┅┅ですね?」
『ウン┅┅チチ┅ワタシヲ┅┅キライ┅ハハ┅キゾクナイ┅ダカラ』
「王様は平民のお母さんから生まれた貴女を嫌い罠で殺したと言う事ですね?┅┅酷い話だ」
『アリガ┅トウ』
「良かったら貴女の名前を教えて下さい」
『┅┅┅アリス┅┅フォルト┅ルタルニア』
「えっ!」┅┅┅┅ガシャン!
思わず剣を落とした┅ルタルニアだって!
「まさかルタルニア国の王女だとは┅┅」
『┅?┅┅シッテル?』
「シンシア!来てくれ!」
「ハ~イ!」
『ダレ?┅』
「ルタルニア国聖淑女のフリエリだよ」
「ルタルニア国第12第聖淑女フリエリです」
『┅┅フリエリ!┅┅ウウ┅アアア!』
「ケンジ様?どなたですか?」
「ルタルニア国王女アリスさんだよ」
「えっ!まさか!アリス・フォルト様!そんな!」
そのアリスは激しく震えてうずくまってる
俺は馬に乗ってる頭を彼女にそっと合わせ着けた
すると金色に輝き光る!眩しい!
何も見えない!
そして次第に治まるとそこには1人の女性┅┅マジか!
長い金髪をなびかせた美少女!
彼女の本当の姿だろう
鎧はさっきの金属鎧では無くて革張り鎧で体の線がわかる物になってる
黒い革服?ああ!ライダースーツだ!ぴったりとしててちょっとエロイ!ダイブかな?
おっぱい!胸が突きだしお尻もでかく脚が長い
王女様らしく気品ある麗わしさ!
『ありがとう!そしてフリエリ?ご免なさいね?』
「アリス様┅┅あれは王が悪いのです!古竜様を裏切り神々に逆らった罰です!」
『もう過ぎた事┅┅国は滅びて私はこの有り様だ、このダンジョンに囚われ情けない』
「いいえ!アリス様は何も悪くないのです!あの後に王妃様は処刑され王も幽閉されました
貴女のお母様が女王として魔族と交渉されたのですよ?
そして魔族は引き国は持ち直しました、しかし王が私や古竜様に仕掛けた封印は解けず必死の祈りは届きませんでした┅
そして国は失くなりました┅」
『そんな事が┅┅母は無事に生を全うしたのだな?それを知って安堵するぞ』
「女王様は生涯お1人を通しアリス様に祈りを捧げられてました
しかし亡骸が見つからず┅┅」
『フッ┅私は転移で飛ばされてしまった┅気がついたらこの様だ、私の主はバンパイヤ、あの部屋にいて私を操るのだ
今は何故か自由だがその内綾つられソナタ達に攻撃するやも知れん、だから今の内に浄化してくれないか?』
「私は聖淑女┅あなた様を浄化出来ますがそれで良いのですか?」
『頼む!もう良いのだ┅疲れてしまった┅バンパイヤに使われ多くの者を殺めたのだ┅そしてこれからもだ!ソナタに会えたのは偶然で無い!ここで昇天させてくれ!頼む!お願いだ!』
「シンシア?彼女を浄める事は慈悲だよ?騙され死んだ魂がまだここにいるのは無念だからだ、でもシンシアに会って真相を知って、納得したようだ、魂を解放してあげてよ」
「ケンジ様┅┅ハイ」
『ケンジとやら!感謝する、お礼に私の剣術を授けようぞ!
フォルト流剣術!』
俺の体に入ってくる!
これが剣術!正統な剣術だ!
「アリス様?浄めますね?」
『ああ┅┅感謝する』
「聖治癒!浄化の光!」
キラキラと虹色に輝く霧が彼女、アリスを包むと全身が銀色に灯り鎧の革服が無いハダカの彼女が現れ白く光ってる
これが霊体のアリスなのか┅┅
『フリエリいえ!シンシア!ケンジ!ありがとう!これで天へ昇れるわ!アナタ達の事は忘れない!そしてあのバンパイヤを倒してね!あれはダンジョンの物では無いの
魔人と共に悪さしてるのよ
ケンジなら分かるでしょ?
お願いするわね♪ウフフもっと早く会えたら┅┅いつかまた会いましょうね?
この魂は転生するらしいわ♪
ケンジ?アナタに感じたわ♪必ず会いに行くから~』
足からゆっくり消えて行く間に爆弾発言!でも┅┅
スゲェ体を堪能したよ!
あのおっぱいは綺麗でアソコも美しかった┅┅未経験だね!
お尻も脚も白くて見惚れた┅
90、60、90のマリリンと同じサイズ┅┅可愛らしくて綺麗な顔
好きだなぁ┅┅
残された片手剣は遺品としてシンシアにあげた
しっかり両腕で抱き締めてた姿はシンシアらしい
「なんか凄かったわね?色々と」
「そうですぅ~剣での戦いも後の事も素晴らしかったですぅ~♪」
「綺麗だったぁ!あのヒトまた会うって言ってたよ?会えるかな?」
「きっと会えるさ、俺は彼女が残したフォルト流を使い続けるよ」
「フォルト流は代々の王族だけが使える剣技です
ケンジ様は王族の剣術を受け継いだのです!最早王様ですね?」
「シンシアはケンジを崇めるからねぇ~♪」
「王様は言い過ぎですねぇ~それに遠くなりますよぉ~親しくしたいですからねぇ~♪」
「俺は普通に冒険者としていたいよ、シンシアの気持ちは嬉しいけどね、25階層が目的地だから先を進もうか?」
「待って!確かバンパイヤに魔人とか言ってたでしょ?」
「うん!絶対に退治しないと駄目だ、このボス部屋で多くの冒険者が殺されてる、ダンジョンとしての枠を違えてる事は許せない!
アリスさんにも頼まれたからね、ここは俺が前で戦うよ」
「私達は後方支援で助けるわね」
「任せてね?ヤバかったら言ってね?」
「ケガしたら回復しますねぇ~♪思う存分やって下さ~い♪」
「出来れば私も一緒に前で戦いたいです!許せない!アリス様をこんな事に使うなんて!」
「じゃあシンシアと前で戦うよ
気を引き締めて行こう!」
«ブヒッ!ブヒッ!»
«面白くなったな┅魔人かぁ»
魔人、ヒトが魔落ちした奴なのか?それとも?
バンパイヤは魔族と共にヒトゾクと戦ってた筈だ
この世界の魔族は生き残りだけ、ソイツらが悪さすると言ってた
このバンパイヤと魔人は魔族とも繋がってないか?
良いさ┅┅始末するだけだ
ボス部屋に全員が入ると扉が閉まる、そして明るくなった部家に紳士らしい格好の男がいた
隣には頭から角を生やしたのが立ってる
魔人だな┅それと?少女?
黒い服?ゴスロリ調だよね?
『ククク懲りもせず愚かなものよ』
『ヒト族にエルフ、獣人とは面白い組み合わせだな』
『私の獲物はどれ?あのウルフちゃん?良い尻尾ね?アハハ!』
コイツら楽しむだけに集まってるんだな
俺が知りたいのは魔人が何をする為にここにいるのか?だな┅
魔族と思われる少女が先手で攻撃してきた【ファィヤー】
「シンシア?闇魔法と影魔法の訓練だよ、あの子を影で拘束してくれ」
「ハイ!」【シャドウハンド】
「それをスネークにして変化させるんだ!」
【シャドウスネーク】!
ウネウネとヘビの影が6本少女に迫る
その間にバンパイヤが攻撃してくる!血の刺を無数に飛ばして来る
光魔法の結界で防ぎレーザーをマシンガンの様に放つ!
少女の足を貫きバンパイヤの足を撃ち抜くと魔人の腹にも当たる
再生が速い3種族!
だがレーザーのキズ後は再生出来ない、それに内も焦がしてる
痛みで唸る3体、シンシアの影が少女を拘束する
バンパイヤが飛び魔法を放つ!
【暴血流殺】暴れる血の攻撃!
幾重にもなる血の糸状をしたのが襲う!
それを風魔法で迎える!
【ウィンドトルネード】極!
血が竜巻に巻き込まれる
天井で血が叩き付けられたボタボタと落ちる
すかさず雷魔法を放ち攻撃!
【サンダーボルト】【アクアショット】連続攻撃!
バンパイヤは雷に撃たれその後水の弾で全身が感電大で麻痺死
真っ黒のバンパイヤ、再生できないね!
【ダークホール】!
拘束した少女が黒い穴に吸い込まれる!
これは穴から任意で選んだ場所へ飛ばせる
魔人の頭の上に黒い穴が浮かびそこから少女が魔人へと落ちる
ぶつかり起き上がる魔人の首に剣が通りゴロンと落ちる
少女は気を失ってる、シンシアが直ぐに拘束すると終わった
この魔族、どうしようかな?
血の匂いが漂う部屋は嫌なので開いた扉から出る
20階層へと出た、そこは草原!
ホッとした┅┅
「宝箱が2つとアイツ等が貯めてた財を持って来たわよ」
「何もする事無かったからね!ドロップ品は無かったから責めてこれくらいは頂きよ!」
「シンシアの魔法が凄かったわぁ~♪見惚れたよぉ~♪」
この階層からは肉エリア、ドロップ品が肉らしい、誰も来てないけどマップで分かる
レベルアップのお陰で鑑定付きになったようだ
皆もレベルアップしてスキルも増えてる
シンシアとソフィアに鑑定が付いた、フェリスには隠密だって!
う~ん透明人間じゃ無いが姿が全然見えないとは!
これ俺も持ってたよね?
スキルが多すぎて確認してないや
大抵のスキルを持ってても使いこなすの難しいよぉ~!
さて?魔族少女をどうするか?話し合った結果冒険者ギルドに渡す事にした
出口にギルド職員がいるから丸投げ?しようと決まった
この20階層には転移魔法陣があって出口の陣に出れる
ダ・カ・ラ!少女を陣に乗せてしまえば良いだけ
見れば魔族だと分かる容姿だもん
良いよね?ね?
念の為に手首も縛る、足首も縛る
可哀想だがこれまで多くの殺人をしてきた罰だ
サヨナラ!バイバ~イ~♪
陣が光ってシュッ!と消えた
はぁ~疲れた┅┅風呂に入りたい
臭いよね?アンデッドエリアの臭いを消そう!
草原に土壁を立て結界を張る
いつもの野営スタイル!
時刻は夜の9時くらい、昨日の昼からずっと攻略してたから疲れるのは当たり前!
ゆっくりしてから進もう!
お風呂に全員がドブン!
この絵は見るとハーレムだよねぇ~♪
女性4人に俺1人って!
慣れとは恐ろしい物で普通に入ってます!
揺れるおっぱいが8個に割れた桃尻が4個!
4個の手が俺のナニを触る!握る!掴む!そして擦る┅┅
玉袋をサワサワしてるのはマリアンヌ!
彼女達曰く男のナニを見るのも触るのも初めてだから面白いそうだ
それにフニャフニャから変化したナニは柔らかいと思ったら硬くなりムクムク大きくなる┅┅
まるで生き物みたいで不思議だそうだ┅┅┅生き物だけど!
「この20階層はドロップ品が肉ばっかしらしいよ
敵はオークジェネラルやキングにボア系が3種類に空からロック鳥やハーピー、薬草も多く果樹も何種類かあるようだ」
「でも時間掛けられ無いでしょ?」
「先に25階層へ行って戻りで採取する?」
「チャコに聞いたら?」
「それが良いかな?チャコ?急ぐのか?」
«ブヒッ!急ぐ!早く!お願い!ブヒッ!»
「だ!そうだよ?」
「仕方ないわね、でも明日の朝からよ!」
そう言う事で今夜はゆっくりして明日から急いで進む事にした
料理はステーキでスタミナ付けて良く寝ましょう!
あっあ~ん!この形が~♪
ウッフ~ン!硬い!
ウッウウ~大きいのぉ~♪
こんなの入らないですぅ~♪
俺が寝てる間、4人はしっかりアレを堪能してた
擦ったり撫でたり┅┅流石に舐めたりはしてない┅┅ホッ
好奇心ですな!うん!そう言う事
寝ましょ!┅┅┅知らん!
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