フィンゲル子爵領アリアダンジョン
世界樹爺さんから多くの書物と武器やら何やらを貰って戻って来た
また直ぐに来るからと告げてシルフィにも頼んだ
ニア達は家族と楽しんでから一緒に戻ったんだ
でも大変だった┅┅
馬車は走って行くから何処に居るかわからない
転移しようが無いんだよ!
だから元の場所へ転移してマップで探した
3人の魔力はすぐにキャッチしたから馬車が向かう先に転移して待ったんだ
この転移はまだ改良しないと不便だ!初心者だからかも知れないけど扱いにくい
「あ~眠いよ」
「寝てないの?」
「世界樹の爺さんとずっと話してたからね、徹夜だよ」
「世界樹と話してたなんてスゴいですね?」
「シンシアに会いたいってさ!リタルニアの聖淑女と話したいらしいよ」
「私も会いたいですね、世界樹っておっきいんでしょ?」
「うん!凄く大きい!暇になったら皆で行くからと言っておいたよ」
「ケンジの家も行きたいわ」
「凄い森の中でしょ?」
「ガンダバルの森だよ、良い所さ」
「ガンダバルって死の森でしたね?その奥に家?イヤイヤ!死にますよ?」
「アフロディアが結界を施してくれてるから大丈夫だよ」
「またアフロディア様┅┅ケンジに取ってアフロディア様はなんなの?嫁さん?」
「そんな事無いじゃないか!神だぞ?アフロディアはお世話してくれる姉さんかな?」
(姉さん!チガーウ!恋人よん!ウフフ♪)
なんか背筋が冷たいが?
「後1日でダンジョンよ!」
「以外と近いな、三日だっけ?」
「4日よ!1日は居なかったでしょ?それに夜も走ってるの!」
「普通だと一週間から10日掛かりますよぉ~この馬車速いんですからビックリですぅ~♪」
ハイハイ┅┅その喋りに慣れて来たけど時々イラッとするんだが?
おっぱい揉んだろか!ってね?
マリアンヌは神官服をしまってずっとワンピースを着てる
だからおっぱいが溢れてこぼれる程でお尻もワンピースのスカートを捲ってるから丸見え
それはミニスカートじゃないかい?
ヒラヒラ裾で歩きにくいからと短く捲ってる
綺麗な脚がスラリと見えて太ももが眩しい!
それにフェリスが真似してるから目がチカチカする
若い女性の生脚に太ももは刺激過ぎる┅┅パンツ作ってやらないと
あの現地パンツはスカスカで見えるんだよねぇ~
ブラもしてないから素のおっぱいが服から溢れる
生乳に生脚に生尻だから鼻血ブーだよ!
ダンジョンまではずっと細工してますかな┅魔物は彼女達がマリアンヌに指導しながら倒してる
楽しんで魔物を殺してる彼女はやはり神官より冒険者だね
ゴブリンが可哀想だよ┅┅
オークには情け容赦無いなぁ、あの玉が憎いのか?
そりゃデカイ玉2つをぶら下げてアレをおっ立てて来るもんなぁ
女だと仕方ないけど?アハハ
マリアンヌの下着に他も予備を造った、沢山有って困る事は無い
でも糸が少なくなって来た
またスパイダーさんから貰わないと、キャタピラーさんでも良いけど、貰って来るの忘れた┅┅
『ウフフ♪そうだと思いましたよ?これがアラクネさんからこれはキャタピラーさんにスパイダーさんからはこれを、それとクインビーさんから蜂蜜を持たせてくれましたよ』
「ニア!大好きだよ!チュッ!チュッ!」
『私も好きですぅ~♪チュッ!』
「何してますかぁ~?ケンジさんナニも無いのに口を尖らせてますねぇ~?変なのですぅ~♪」
「あれは妖精ちゃんとチュウしてるのよ、私達は見えないからね」
「おう!妖精ですかぁ~?ケンジさんは見えて触れるのですねぇ~!凄いですぅ~♪」
やっぱりムカつく!揉んだろか!
バスト92ウェスト65ヒップ100のスタイルがマリアンヌ
背が180cmだから凄くスタイル良しでおっぱいもデカイ!
この4人では彼女が一番スタイルが良い、次はシンシアでソフィア、フェリスの順だね
下着を造るからサイズを知ってるから言える
でも皆スゲェ女性だよな?
普通なら引く手あまた!モテるだろうな
それが俺に首ったけ!ウヒヒ♪モテる男は辛いよぉ~♪
マリアンヌの変化は少しずつ起きた、段々と距離が近くなって風呂場では横に来たがる
そして胸を押し当て積極的!
潤んだ瞳でモジモジしてるのは?
年が20歳ってのはこの世界ではオバサンに入る年齢らしい
だからその年で未経験は本能的に求めるんだってさ!
ソフィアはとっくに過ぎてるしシンシアもだ、フェリスはまだ15歳で興味津々と言う所
マリアンヌの熟れたカラダが俺のアレを見て発情するのは仕方ないのか?
先が思いやられる┅やっちゃえ!
イヤイヤ!まだまだ無理┅┅┅┅はぁ~意気地無し!
子爵領の町から外れた場所にダンジョンはあった
領都から1日の所だ、既に町となってるダンジョン
宿や鍛冶屋に武器屋とダンジョンには必要な物が揃ってる
買い取りは冒険者ギルド、商業ギルド、薬師ギルドとどこでも売れるらしい
俺達はダンジョンで過ごす事にしてるから馬車を預かり所に頼んだ
宿には馬屋が無くてここに停めると言う事だった
冒険者ギルドに入るとマリアンヌが受付にスタスタ行って話し始めた、俺達は珍しそうに中を見て冒険者達を観察する
「本日はどう言った要件でしょうか?」
「ダンジョンへの入場許可証を下さ~い!」
「では冒険者カードを?」
「ありませ~ん!私達は誰も登録してないのですぅ~だから許可証を下さ~い!」
「イエイエ!ダンジョン入場はD級以上でないと駄目なんですよ?」
「知ってま~す!だからホラ?これでお願いしま~すねぇ♪」
「これは!アナタは教会の!少々お待ち下さい!」
「ハ~イ!待ちますねぇ~♪フッフフン♪」
バタバタと奥の部屋に入る受付嬢さん!そしてオッサンと一緒に出て来た!オッサン!コェー!
「話しは聞いたが?見せて貰えるかな?」
「これですぅ~♪」
「確かに┅┅これはアナタの?」
「ハイ~♪私の1級資格章ですぅ~♪」
「承知しました、彼等がそのパーティーでしょうか?」
「そうで~すぅ!私も一緒ですよぉ~♪」
「では念のために水晶で魔力測定をお願いします」
「おお!これが冒険者ギルドの水晶ですかぁ~?初めて見ましたぁ~小さいのですねぇ~?」
ふぅ~ん、魔力測定とあの奥のヒトが鑑定持ち┅ステータスを鑑定するのか、ウシシ!隠蔽ステータスをどう評価するのかな?
因みにマリアンヌさんのステータスは既に隠蔽済みだよん♪
順に手を乗せ魔力測定、これも話してたから間違い無い
隠蔽ステータスと同じ魔力で通す
「D級には及ばないが浅い階層なら問題無いでしょう、これが許可証です」
「ありがとございま~すぅ~!」
「お気をつけて!」
ゾロゾロと出て行く俺達を他の冒険者達が見てる視線が刺さる!
珍しいのかジロジロ見られ居心地わる!
さっさとダンジョンへ入ろう!
入り口で許可証を見せて渡すと鎖を外して入れて貰った
これから初めてのダンジョン攻略だぞ!
漏りのダンジョンはまだ完成してなかったからね、今度行ったら見てみよう
許可証には小冊子が付いていて簡単にダンジョンの説明が書いてあった、このダンジョンはまだ未踏破で20階層の入り口で止まってる
19階層を終えてボス部屋から出て来た者は誰もいないそうだ
王都のS級冒険者が挑んだが帰って来ない
だからボス部屋にはドラゴンがいるとかヘビモスとかヒドラとか言われてる
Sクラスのモンスターが待ち受けてるボス部屋
これが今の状況で進んで無い
ワクワクして入ると1階層は初心者向けで5階層迄は野菜ダンジョン!
ドロップ品が野菜、6階層から果物ダンジョン
10階層から鉱物ダンジョンで15階層から化け物ダンジョン!ゴーストとかスケルトンらしい
そして19階層のボス部屋で先は誰も知らない
チャコが言うには目的のお宝は25階層のボス部屋だとか
そこにチャコの進化の鍵が眠ってる、それを取ったら王都へ進む事にしてるんだ
ダンジョン攻略が目的では無い
しかしマリアンヌのレベルアップはここでしっかりとする
町を出る時はレベル3だよ?
今は18まで伸ばした、出来れば50以上は欲しい
魔力量は凄いんだからレベルは上がるが、体力が低い!
マッタク運動しないからねぇ
走れ!と言っても走らない、嫌いだとさ┅┅┅このおっぱいダルマめぇ!太るぞ!
とにかく進む!野菜は欲しいが先を優先する
適当に倒しても野菜が増えるから助かる
マリアンヌには得って付けの階層でゴブリンかオーク、珠にウルフと相性抜群!
レベルアップが進む!
「もぅ!頭に声が響きま~す!ウザイですぅ~!」
世界の声がジャンジャン響くんだろうな?アハハ!
ダンジョンは時間の感覚が無い、だから誰かが測る必要がある
ソロソロお昼時間、腹も空いてる頃だ
「昼食にしよう!」
「えっ!セーフティエリアはまだ先よ?」
「そんなの必要無いだろ?造れば良いからねぇ♪」
そう言って壁を造る、そして結界!誰も近寄れないし見えない
チャッチャッと支度する俺!
テーブルにイス、調理台にコンロ!ソファーも出して用意万端!
「ウフフ♪ケンジと一緒なら野営と同じね?」
「ダンジョンってこんな風に攻略するんだっけ?」
「これはケンジ様だけですよ?普通は無理ですから」
「すごいですぅ~♪ダンジョンで焼肉を食べるのですねぇ~♪お風呂も入れますかぁ~?」
「夜は風呂に入るよ!それにベッドでも寝るしおかしいかな?」
「「「おかしいわよ!」」」
「ウフフ♪ダンジョン攻略!楽しいですねぇ~♪アハハ!」
「違うからね!決して違うからぁ!」
無自覚!常識知らずは何時もの事
ケンジ流ダンジョン攻略は普通に浸透するのだった!
「ここから鉱物ダンジョンね?」
「欲しいのが有るんだ、ミスリルは多く欲しい」
「野菜に果物、薬草もいっぱい採取したよね?鉱物も?」
「多分お化けダンジョンは宝石とかだから鉱物はここで採取するよ」
「おお!宝石ですかぁ~?それは沢山欲しいですねぇ~♪」
宝石と聞いて目がダイヤ?マリアンヌさんは普通の女性でしたか?
ソフィアやフェリスにシンシアは宝石に興味持たないよねぇ?
ああ!財宝を見てるから見飽きたのかな?
あれは凄い宝石だったからね!
ダイヤモンドが50cmって無いわぁ~!
サファイアやルビーとかデカかった!装飾品もピカピカで宝石だらけ、そんなの見たら豆粒はどうでも良いよねぇ~♪
鉱物階層はリザードマンが主体で時に虫系も混じる
ムカデやミミズにGさん┅┅
ゴキさんは遠慮願うのだがねぇ
他も出る、芋虫とか蜘蛛だ
湿りが有るからだけどジメジメした階層は嫌ですぅ!
しかぁしぃ!ツルハシ持ってガンガン壁を削る俺様!
皆はリザードマンを倒してる!
マリアンヌも難なく倒しレベルアップは順調!
出た!ミスリル鉱脈!一面が銀色で青み掛かってる!
ザクザクと掘るとゴロンゴロンと塊が転んで来る
ここは最高だね!誰も掘らないから取り放題!
リザードマンからのドロップ品は小さい鉄とか銀ばかり
珠に金が豆粒で落ちる程度、掘ったが稼げるちゅうの!
ミスリルを1tは収納した、そして隣は金鉱脈!
もう!マリアンヌさんが飛び上がる?このヒト金に貪欲だね?
まぁ神官では給金は知れてるし、こんな金を見たら誰でもそうなるよねぇ?
金は少なくて500kgくらいで止めた、だってインゴットにする金貨が山程有る
今度マリアンヌさんに金貨の山を見せたろか!
面白いと思うよ!ウシシ!
「凄いお金持ちになりましたねぇ~♪これだけ有れば3ヶ月は寝て暮らせますぅ~♪」
はぁ~欲が浅い!価値を知らない!お金を知らない!
どこの箱入り娘だよ!
「マリアンヌ?たった3ヶ月の暮らしで満足なの?」
「ウフフ♪お金を知らないにも程があるよねぇ~」
「これだけ有れば普通の宿暮らしなら10年は楽ですよ?それに凄い贅沢が出来ますよ」
「おお!なんと!凄いのですぅ~?普通3ヶ月の宿暮らしはどれくらいでしょうかぁ~?」
「金貨20枚有れば半年は楽でしょうね?」
「はっ!金貨20枚┅┅┅┅神官では死んだがマシですぅ~!無理無理!」
「アハハ!冒険者なら適度に稼いで楽して暮らせますよ」
「おぅ┅やはり冒険者は稼げるのですねぇ~?神官なんて糞ですぅ~!月にたった銀貨3枚┅┅酷いと思いませんかぁ~?ううっ┅」
まぁそんなもんだろ?金貨1枚で家族が3ヶ月暮らすとか言ってたからね、銀貨3枚は普通でしょ?
「マリアンヌさん?このダンジョンを出る頃は金貨50枚は軽く稼いでますよ?さあ!行きましょう!」
「金貨50枚も?ハイ!行きますぅ~♪倒して倒して稼ぎますよぉ~♪おお!」
このヒト絶対冒険者向きだよね?神官とか聖女とか無理!
王都では誘ったが良いかな?
それに転生者だしねぇ、3人も仲良しになってる、チャコやフェルも懐いてる
パーティーとして必要だしね!
鉱物階層ではオリハルコンやアダマンタイトもゲットした!
そして15階層ボスはミスリルリザード!
コイツは体全体がドロップ品でオークション物件!
白金貨10枚は下らない奴!
マリアンヌさんが張り切るが実力不足!魔法攻撃は通らない
弱点は物理攻撃だが硬い!
フェリスの斧でもびくともしない
さて?どうする?でも俺は知ってる!コイツの攻略方法を!
誰か気付かないかな?
「硬い表面を通す攻撃だと何が有効かしら?」
「ねぇ?レーザーは駄目?」
「通ると思うけど反射したら怖いですね」
そう!ミスリルは光りを反射させる、顔を狙い上手く当てないと反射してこちらに来る
賭けとなる攻撃は不味いよね?
「教えるね、アイツの攻略方法は雷魔法だよ、それも中級以上の威力の雷、それを撃ち込めば倒せるよ」
「雷魔法はソフィアが使えるよね?どう?行ける?」
「うん!殺るわ!頭に思い描く雷よね?それも大きな雷┅┅稲妻ならどうかしら?」
「正解!サンダーボルトかサンダートルネードが有効かな」
「サンダーボルトで仕留めるわ!前に試したから出来るわよ!」
【サンダーボルト】!
ビカビカドッシャーン!
ビクビクと痙攣してるミスリルリザード!
完全に麻痺して息絶えた┅
「まだ触ったら駄目だよ!電流が抜けてないからね?暫く待って収納しよう」
「雷魔法!あれを私も使いたいですぅ~!出来ますかぁ~ねぇ~?」
「マリアンヌさんは風属性持ちだから火属性を付けたら出来ますよ」
「おふ!火魔法は難しいですぅ~!」
「簡単だよ?私は直ぐに属性が持てたわよ、マリアンヌなら出来て当然よ!」
「フェリス!教えてねぇ~!」
いよいよ化け物エリア、臭いだろうなぁ┅┅Gには遭遇しなかったから良かったけどゾンビは臭い!
何か考えるか?
マスク?うん!マスクをしよう!
内側に香り付けしたら臭いは問題無いだろう
ここで野営!良い時間だ、風呂を出してベッドも配置する
夕食後はマスク造り!これで一気に19階層へ行ける!
俺は風呂を後回しにして夕食後にマスクを造ってから入った
するとマリアンヌさんが入って来るとは!
「マリアンヌさん?さっき入ったんじゃ無いの?」
「少しケンジさんと話がしたかったので」
「でもお風呂じゃ無くて良くないですか?」
「ありがとう!私を一緒にしてくれて、駄目元で頼んだのよ、全然知らないのに無理を言ってご免なさい、でも良かった!
彼女達も受け入れてくれて感謝してるの、アナタにも感謝よ!」
ん?何時もの口調じゃない?普通に喋れるじゃ無いか!
それに普通だと大人っぽいぞ!
「私ね?こんな風に男のヒトとお風呂に入るなんて初めて、それに男のモノを見るのも初めて┅
彼女達は何時もの事だけど私は恥ずかしいのよ、今もよ┅┅」
「俺も恥ずかしいですよ、3人には普通にしてる素振りですけどね、やっぱりあの姿には圧倒されますよ」
「そうよね?凄く綺麗でスタイル良いもの、でも私は何時かは男のヒトと結ばれる時を思うの、それが自然なのかとね?
それとも無理やりなのか?
ウフ♪こんな仕事だと人身御供なんて有るのよ
今回は教皇様へと貢ぎ物なのよ
司祭様が言ったの、教皇様の妾だと裕福な暮らしが出来るって
私を前からご所望だったのよ
ホラ?こんなおっぱいでしょ?
男は皆このおっぱいを欲しがるわ、ダ・カ・ラ!
教皇のモノになる前にケンジさんに貰って欲しいの、私の初めてを┅┅良いかな?」
うっ!それは反則だよマリアンヌさん!
上目使いでおっぱいを隠す素振り!アザトイ!
それにそんな話しを聞いたら逃げられないでしょ?
ハダカ同士で全て丸見え┅┅アレが反応してるし┅┅
「あのですね?実は王都に着いたらマリアンヌさんを俺達の仲間として誘おうと思ってるんです
マリアンヌさんは冒険者に向いてますよ、神官とか聖女とか向かないから、それに俺達と一緒が良いに決まってます!」
「そんな事を考えてたの?嬉しい!でも教会が許してくれるかしら?」
「許すも許さないも無いでしょ?
マリアンヌさん自身の生き方はアナタが決める事ですよ?」
「私が決める事┅┅」
「もう孤児だった頃の恩は返したでしょうし今は御自身の事が大切ですよ?
どう生きるか決めるのは誰でも無い!アナタ自身が決める義務も有るんです!
その命に背く生き方は許されない事ですよ?」
そう!転生して生まれて来た命!
その魂は前のサトーさんの物
輪廻の枠を外れた魂だけど貰った命は尊い筈だ
好きに生きろと言われ続け俺も思うよ
この命は貰った命、大事にしたい
やり直しかも知れないけど精一杯生きて悔いの無い一生だったと振り返りたいんだ!
「そうよね┅┅この命は私の物よね?好きに生きて良いのよね?
あんなブタ教皇に持て遊ばれる生き方は嫌よ!
この体を嫌いな奴が弄ぶのも嫌!好きなヒトに抱かれたいのが本音よ!
アナタが好き!ずっと一緒にいたいの!抱いて!好きなの!」
「待って!それは嬉しいですよ?抱きたいです、でも今は駄目です!」
「もう!敬語は辞めて!前から言おうと思ってたの!どうして敬語なの?どうしてさんを付けるの!もう仲間でしょ?」
「それは┅┅」
距離を置いていた、仲良くなれば好きになるのは分かってたから
だって初めて反応したのがマリアンヌだから好きに決まってる
正式にパーティーに入り仲間として受け入れて家族になると良いと考えてた
なのに┅┅早すぎるよ┅
「彼女達に遠慮してるの?彼女達はアナタの何なの?」
「家族だよ、婚約者として待たせてるんだ」
「そう┅┅私は駄目なの?」
「そうじゃ無い!まだ早いんだ!」
「じゃあ私も家族になれるのね?」
「マリアンヌが良ければだよ、4人目の嫁になるんだよ?良いの?」
「ウフフ♪そんなの関係無いわ、良いヒトには多くの女性が集まるのよ、ケンジは優良物件!最高の男なの!待ってるわ♪チュュウ!」
凄いキス!吸われた!
あっ!立ってる!アレが!
生殺しだよ!初めての自家発電とか?出来るかな?うん?
チャコさんや?見ないでぇぇえ!
なにやっとんねん!阿保らし!
ブヒィ!ブヒィ!
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