訪問者はあの!
ここに来てからずっと気になってたのはキラキラ光る毛玉の多い事
辺り1面にフワフワ浮いてるけど?なんだ?
夜はキラキラが綺麗なんだが?
そして何かに見られてる感じがずっとしてる
魔物じゃないがこうも見られてる感じは気持ち悪い
なんか監視されてるのかな?
【プルプラートの実】非常に美味
桃に似た果実 酒の原料にもなる
栽培してる農園も数多い
このプルプラートの実は大好物で前世でも桃は好きだった
素桃に似た食感で硬く水蜜桃の様に柔らかい果肉ではない
このカシュ!と音が良い!リンゴの食感に似てる
そのプルプラートの実を採ってたら声がする?誰?
『ちょっとアンタ!アンタは何者なのよ!』
「┅┅┅┅┅┅┅」
『なんか言いなさいよ!失礼な奴ね!』
「いやぁ┅┅俺の目の前にハダカの小さな女の子が何か言ってるのだが?おっぱいはそれなりに有るし?誰?」
『フッフン!見えるのね?じゃあ話が早いわ!私は風の精霊よ!エッヘン!シルフィって言うの!アンタここに住んでるんでしょ?なんでよ!』
「精霊┅┅シルフィって又ベタだなぁ┅┅風精霊だって┅アハハ!まんま異世界アニメだな、やっぱりハダカってのもなぁ、おっぱいは綺麗だけど┅」
『つくづく失礼よね!変な目で見て!そりゃ話せて見える奴はいるかもだけど触れないでしょ!
精霊に触れるヒト族なんていないもの!悔しかったら触ってみなさいよ!フン!』
そんなに胸を張らなくても?おっぱいがプルンとしてるぞ
触れってか?良いのか?見た目幼児なんだが?
俺はロリコンじゃ無いからな!
シルフィってのはまぁ小さい┅
120㎝くらい、小学5年生くらいか?でもおっぱいはDカップはあるな┅┅ホントに良いのか?
お言葉に甘えて揉んで見ましょうかな?┅┅┅モミモミ┅ふむふむ弾力があって柔らかい
お尻もついでに揉みますかな?
おおっ!ツルンとしてるがパツパツの弾力!でも柔らかさがある!
上向きのお尻は肉がしっかり付いてるんだな┅┅
『きゃあー!なによぉ!揉んで良いなんて言ってないでしょ!このスケベ!』
「そっちが触れって言ったんだろ?だから期待してると思ったんだぞ、小さいのにしっかりしたおっぱいとお尻なんだな?」
『アワアワ┅なんて失礼な奴!精霊の胸を揉むなんて最低よ!お尻も!このバ~カ!バカ!信じられないわ!女の子をなんだと思ってるの!ハレンチ!最低!極悪人!』
やれやれ┅酷い言われようだな
おっ!他にも?
『あのぉ?あなた様はヒト族ではありませんね?使徒様でしょうか?』
「はぁ~ん?使徒様?それって神の使徒?イヤイヤ!そんなんじゃないぞ!って誰?」
『あっ!すみません、私は妖精ピクシー族のニアと言います、精霊様が何やらお話し中でしたがつい聞いてしまいました』
「ほぇ~!妖精なのか、凄くカワイイんだな、でもハダカって┅」
『あのね!妖精や精霊は大抵がこの格好よ!そもそもヒト族ゴトキが見るなんて無理なんだからね!それをアンタは!何者!』
「だからヒトだって!まぁ普通のヒト族とは違うけどな、とにかくここはヤバイから戻って話そう」
森の中では魔物が来るからね
シルフィとニアを連れて棲み家へと戻った
『この結界が邪魔して中へ入れなかったのよ、この結界はアンタが?』
「これはアフロディアが用意した物だよ、俺には結界なんて無理だからな」
『アフロディア?まさか美と光の女神様でしょうか?』
「そうだよ、アフロディアが色々と面倒を見てくれてる」
『やはり!使徒様ですね!良かった!これで助かるわ!』
『だからコイツも言ってるでしょ!使徒様じゃ無いって!こんなのが使徒様なら私は大精霊よ!』
少し違うと思うぞ残念精霊よ!
『でもぉ┅私の所に危険が迫ってるんです!ヒト族の妖精狩りが┅┅』
妖精狩り?こんな森で?
「なぁ?この死の森に来るヒト族っていないだろ?」
『いえ、私達ピクシー族は森の端に集落を持ってます、昔からの集落でヒト族も来た事が無かったんですが最近来る様になぅて┅』
『フン!恐らく妖精の誰か捕まって白状したのよ、妖精族の結界は簡単に見破れないわよ、ヒト族は妖精のエキスが欲しくて昔から妖精狩りをしてるけど集落を見つけた事は無いわ、もし本当なら一大事ね!』
「しかしヒト族には妖精が見えないんだろ?どうやって?」
『妖精狩り専門の術師がいます、毒を撒いて実体化させるんです、これは精霊様にも効いて過去に精霊様も狩られたようです』
『アイツらは毒を撒いて痺れさせ体に汚れを注入するのよ、汚れたら実体化するからね、精霊や妖精は清らかよ!それが汚れたら┅┅それにあの薬は森を枯らすの、大地が汚れて草1本生えなくなるわ┅┅』
酷い環境破壊だな、欲の為に許せん!
「それで?ニアは一族を助ける為に使徒だと思った俺に頼んでる訳だな?しかし俺にはそんな力は無いぞ?助けたいけど」
『ふん!どの口が言うのよ!アンタはソコソコの能力者じゃ無いの!それに魔法だって私が援助したら凄いわよ!だって精霊術が使えるじゃない!』
「えっ!精霊術?俺が?イヤイヤ!そんなの出来ないって!」
『出来るわよ!そもそも精霊術はこっちの裁量なんだからね!お世話してるだけよ!』
「そうなんだ?なんか分からんけどまぁ良いや、それで?助けるにしても情報が無いとなぁ」
『それは私達が沢山持ってます!ヒト族は3日後に来ますからそれまでに来て下されば良いのですが?』
森の端だと簡単に行けないぞ?
ここからなら何ヵ月も掛かるし魔物に殺される┅┅
『私が連れて行ってあげるわよ、サッサと支度しなさいよ!ノロマなんだから!』
「シルフィは俺に厳しく無いか?」
『フン!勝手におっぱい揉んだ奴がナニを言ってるの!そりゃ薫りは良いけど┅』
『ウフフ♪ホントにケンジ様の薫りは素敵ですぅ~♪とても安らぎますよねぇ~♪』
ケンジ様って言ってるし┅
このニアちゃんはとてもカワイイ!妖精お決まりの羽もカワイイ!そして顔が可愛くておっぱいもプルンプルン!
彼女はずっと抱き付いたままで離れない┅20㎝くらいなんだがなぁ
『ニアとか言ったわね!いい加減にケンジから離れなさいよ!道案内するんでしょ!』
『ハイ┅ケンジ様┅好き♪』
『ハイハイ!じゃれるのは一族をどうにかしてからにしたら?』
『そうですね!族長が危ういのでした!さぁ!参りましょう!』
えっ!これから?なんで?マジ!
『ケンジ!行くわよ!』
その声でいきなり舞い上がる俺!
「ウワァー!ヤメロォ!死ぬ!」
突風が来たと思ったら空高く舞い上がる俺!飛ばされてる!
『根性無しね!大人しくしてたら着くわよ!黙って任せなさい!』
そう!シルフィが風を操り俺を巻き上げ運んでる
空高く妖精ニアの後を情けない格好で飛ばされてる!
小さな風の渦巻き?竜巻?風がグルグル回る所に俺は乗っかり運ばれてる
景色を見る勇気など無かった┅┅
『こちらです』
『着いたようね、ケンジ?降りるわよ、着地の時は踏ん張るのよ』
「踏ん張るってどうすんだよぉ!足が空を向いてるんだぞ!」
『まぁ頭を打たなかったら良いんじゃ無いの?アハハ♪』
クソッ!ふざけるな!勝手に運びやがって!アワアワ!落ちる!
ドスーン!はぁはぁ┅痛たた!声がでない・・・・
ここは天国?おっぱいだらけ┅
気を失った┅┅
この世界には妖精族が存在する
天使族の眷属で羽があり小さい
ピクシー族、ハニー族、アクア族の3種族を纏めて妖精族
オスは存在してなくメスばかり
しかし性別は無い、女型なのは天使族を真似てるからだとか
精霊も女神を真似て女型が多い
男型は極僅かで珍しいんだと
ガルーダさんの趣味範囲だから仕方ないちゃあ仕方ない
あの残念女神は可愛いのが好きみたいだ┅┅
『族長!お客様をお連れしました!きっと良い事がありますよ!』
『ニア┅┅みんなはここを捨て他所へ移ろうと言うけどここは昔からの聖地なのよ┅┅今更』
『しかし!ここに居てはヒト族が来ます!又悲惨な目に遇うのですよ?』
『それは┅┅えっ!ヒト族!なんで!ニア!裏切ったの!』
『『『『『裏切り者!』』』』
『ヒト族を殺せ!』『殺せ!』
『ヒト族を招ねいた裏切り者!』
騒然となった┅┅そこへ!
『ちょっとアンタ達!勝手な事を言わないでよね!ニアは裏切り者なんかじゃ無いわ!こうして私とケンジが来たのよ!褒めてあげなさい!』
『『『『『精霊様!』』』』』
『フン!何もしないでここで震えてるだけのアンタ達よりニアの方が偉いわよ!それを裏切り者だとか言って!族長も族長よね?ニアを信じないでバカじゃ無いの?良くそんなで族長が勤まるわね?』
『精霊様┅┅しかしヒト族は駄目なのです┅信用出来ません!』
『だから愚か者と言ってるのよ!このケンジがヒト族だと思えるの?全く見る目が無いわね?それとこの私が一緒なのよ?それをどう思ってんのさ!』
一気に捲し立てるシルフィ!これには妖精達もタジタジ┅
族長は目を見開いてシルフィと俺を見てる、そしていきなりの土下座!決まったぁ!
『すみません!すみません!勘違いしました!精霊様への無礼と使徒様への失礼はこの私の命でお許し下さい!ですがどうか妖精族をお守り下さい!』
『分かれば良いのよ!他のみんなは!』
『『『『『ははぁー!』』』』』
『最初から大人しく話を聞けば良いのに!それで!どうすんのよ?ここを出るの?出ないの?』
『シルフィ様?私は出たが良いと言うのですが族長がどうしても了承してくれないのです』
『この場所は長い歴史のある場所、代々のピクシー族の方々の思いがあります、それを捨てるのは偲び無いのです』
『じゃあアンタだけ残りなさいよ!他のみんなはケンジの所に行けば良いわ、こんな汚い所よりケンジの所はアフロディア様に守られた所よ、それで良いでしょ?』
『アフロディア様が!そんな場所なんですね!それは是非とも!』
『『『『『『是非とも!』』』』』』
ありゃ?なんでそうなるんだ?勝手に決めやがって!まぁ良いけど┅
『ウフフ!そうですね!私の我が儘でみんなが死ぬ事はありませんね┅┅それにアフロディア様がお守りされてるなら安泰でしょう、精霊様!どうかお願い致します!ピクシー族を!どうか!』
「黙ってたけどな?アンタは死ぬつもりか?」
『この場所だけは┅┅』
『なんでよ!こんな場所に拘るなんてなんかあんの?』
『恐らく族長は言い伝えを信じて為さるから┅┅』
『言い伝えですって?何よそれ!』
『ハイ┅┅代々の族長だけに伝えられた事でして┅ピクシー族や他の妖精族が窮地にたたされた時に天使様が降臨されると┅┅でもその為にはこの奥の祠に祀ってる天使像に我らの命を生け贄に捧げないと┅』
「あの祠なんだな?見ても良いかな?」 『ハイ┅┅』
ズカズカと奥へ入ると確かに像か有った、天使を型どった物だ
それを掴み握り潰す!バキン!
「族長!天使像はこの通りだ、これで天使やらは来ないぞ」
『なんと言う事を!それは宝なのですよ、キィー!だめ!そんな事が!信じられない!』
羽をバタバタさせて発狂したかの様子、これはどうしようもない時に出る焦燥と恐怖だな┅┅
見かねて腹を指で突くとグッタリとして気を失った
『あの像を壊して仕舞われたのですね?どうして?』
「天使族ってのは嘘つきなんだよ、策略家で騙すのが好きな奴らだ、神の使い走りだから鼻が高い、そんなに良い奴等じゃ無いぞ?信用出来ないのはヒト族と同じなんだ、あの像か無けりゃ族長も移動するだろ?」
『アハハ♪乱暴だけど手っ取り早いわよね?あの族長ってやたら真面目そうだったし、じゃあ早速移動しましょう!こんな所はオサラバよ!イェイ!』
「俺?来なくて良かったんじゃ無いのか?」
『そんな事はありません!ケンジ様の薫りがみんなを落ち着かせ安心しています、これから宜しくお願いしますね?』
「わかったよ、シルフィ?又あれで帰るのか?」
『当然でしょ!他になんか有るの?』 「無い┅┅ゴメン」
小さな荷物だが数が多い、それをマジックバッグに収納して集落の形が無くなる迄メチャクチャに壊してしまった
跡形無しとは┅┅ヒト族が来ても諦める様に徹底してたんだね?
潔い!自分達の郷と言える場所なのに┅┅
ピクシー族総勢約300体が一斉に飛び立つ!圧巻の光景!
その中に小さな渦巻きにシクハクしてる俺は慣れたのか周りを見る余裕も出てきた
ピクシー達はみんなハダカで見事なスタイルをしている
股はツルツルで無性なんだ┅┅
なんかみんなはウキウキした表情で明るい、それを見て安心したんだけどね┅┅見事なおっぱい達!
お尻もステキ♪
さて?その妖精狩りのヒト族とやらは許せん!後でシルフィと相談しようかな┅懲らしめてやりたい!2度と不埒な事をしない様にだ!
『『『『『ウワァー!』』』』』
結界を見て驚いてるみんなは俺の案内で中へと入る
キラキラした結界の中には多くの精霊達が浮いてるからね
最近は下位精霊や中位精霊なんかも来るんだ
シルフィは上位精霊で数が少ないとの事、下位精霊はホント赤ちゃんみたいで騒がしく色んな姿をしてる
中位精霊は殆んどがヒト型で女の子だから目のやり場に困る
そのハダカはヤメロォ!
シルフィも言うが服とか無理だそうだ、何でも通り抜けるから服の様な物理的な物は邪魔らしい
俺には通り抜けは出来ないけど壁や木とか何でも透けて行く
実体が無い霊的な存在だからだよね、でも俺の体は通れない
だって触れ合う事が出来るから無理だね
精霊は神に近い存在で衣しか纏わない、その衣も能力でだしてるんだってさ
だから諦めた┅┅ハダカ前提で対処するしか無い
『ケンジ様の棲み家は素晴らしいですね!この場所に私達の郷を作って良いなんて!』
もうすっかりこの場所の虜になった族長さんはこれ迄の事を忘れたかの様にはしゃいでる┅┅
他のみんなは飛び周り辺りを見てる
放って置けば勝手に住み付くだろう、俺もここを出て行く身だし
『ねぇケンジ!アンタ何か良からぬ事を考えてるでしょ!妖精狩りの奴等をどうにかするの?』
「ああ、下らない欲の為に愚かな事をする奴は懲らしめないと駄目なんだよ、他の妖精族も危険だろ?」
『そうね、今回はピクシーだったけど他のハニー族やアクア族も危険よね、いっそ全部ここに呼んだら?』
「それはどうかと思うけど?まぁ俺は良いと思うぞ、他の族長達が了承するかだな」
『それは任せて、アンタの了解が有れば良いのよ、それにここが妖精達の郷になるなら妖精狩りなんて出来なくなるでしょ、こんな所迄は来れないからね~あの結界が有れば凄く安全だもの!決定よ!』
「それは任せた、なぁシルフィ?あの場所に罠とか仕掛けてギャフンと言わせてやるか?」
『罠?もう良いでしょ?みんなここに来るんだから』
「いやな?精霊も狩ってたんだろ?俺は許せないんだ、森を枯らして好き勝手にしやがって、それにシルフィが狩られたら嫌じゃ無いか、懲らしめて妖精や精霊を怖いと思わせたいんだ」
『私は狩られたりしないわよ!でも心配してくれるのね?フフ♪ありがと!でもそれは後回しよ、今は妖精達を移動させないと!じゃあ行くわね!』
そう言うと飛んで言ってしまった
凄い行動力!見習わなくては!
«ケンジ?なんか来る»«来るよ!»
«オッキイ!»«ケンジ!怖い!»
精霊達が騒ぐと空から何かやってきた?なんだ?
『フフフ♪ソナタがケンジか?我は天使族のミカエラだ!この度の妖精達保護を感謝する!』
「天使かぁ┅┅それで?感謝だけで来たのか?」
『面白い!我を見ても驚きもしないとは┅┅妖精達が言うにはソナタは使徒様では無いか?とな、その事の確認もある』
「俺は使徒なんかじゃあ無いぞ、普通のヒトだ、それで?天使は妖精達の危険を知ってても何もしないのは何故だ?」
『クフフ┅妖精は我等の下部、ヒト族との争いに高貴な我等が出るのは相応しく無いのだ、ソナタも知っていよう?神は下界に関与も干渉もせぬ、我等も同じ!下界の事に口出しせんだけだ』
「では何故ここへ来た!関与しないんだろ?干渉もだ!来る理由が無いぞ!」
『アハハ!だから言っておるだろ?ソナタの存在理由が知りたいだけだ』
「フン!知ってどうする?意に介さぬ時は始末するのか?」
『そうだな┅┅我等に害する物は処分するがソナタは得体が知れぬ、それにアフロディア様の贔屓が有る、どうした物か┅┅』
「俺はおまえ達が好きにはなれん!眷属を守らんとは情けない物だ!戦うなら何時でも来い!嫌いな奴を殺すのは何とも思わないからな、早く出て行け!」
『おやおや、嫌われてしまったか、だがその自惚れと傲慢は災いを呼ぶのだぞ?いずれ分かる時が来る、それまでは生かして置いてやる、だが我等の邪魔をするなら直ぐに始末するからな、覚えておけ!フフフ』
そう言うと消えていなくなった、キライだ!キライだ!
澄ました美人はキライだ!なんだあのおっぱいは!違反だぞ!
尻もデカイ!あれが優しいお姉さんなら最高なんだがなぁ~
アイツは駄目な部類だな┅
何か企んでま~すって顔だ!あの目も嫌な目だった
値踏みしてる目付き、どんなに美人でもあれは御免被る!
生前こっぴどく殺られた口だ、美人だと思ってた奴に散々遊ばれたもんなぁ┅┅畜生!
『ケンジ様?大丈夫でしょうか?天使様が怒ると怖いんですよ?』
「大丈夫だよアイツはこの結界に入れなかっただろ?あれは敵意とやましい考えの物だ、絶対に入れないし壊せないからな、ニアは何も恐れる事も怖がる事も無いんだ」
『ケンジ様┅┅好き♪』
「ハイハイ、それで?妖精って何を食べてるんだ?」
『私達は主に果実ですね、時に蜂蜜がご馳走です!』
「蜂蜜かぁ┅┅そう言えば沢山有ったな、キラービーがくれるんだ、助けてやったお礼なのかな?時折持って来てくれる、あの子はこの結界でも入れるからな」
『凄いですぅ!キラービーとお友達なんて!私達は大丈夫なのでしょうか?』
「アハハ!だから、この結界内はみんな仲間なんだよ、例えキラービーでもだ、変な気をしてるのは入れないんだぞ?蜂蜜は沢山持ってるから分けてやろう」
『きゃぁー!好き好き!やっぱりケンジ様はお優しい方ですぅ~♪もう大好き♪』
概ね妖精達に好かれてる?
まぁ良いや、罠を考えないとなぁ
2度と来ない様に┅┅フフフ
そして罠は落とし穴!これしか思い浮かばなかった┅
シルフィや?そんな目で見ないでくれぇ!
でも落とし穴の底に糞とか沢山入れて置くんだぞ!
糞まみれで足掻くんだ!ざまぁ見ろだよ!アッハッハハハ!
『その糞は誰が運ぶの?アンタが1人で運びなさいよ!手伝わないからね!誰がそんなお馬鹿な事に付き合うのよ!バッカじゃないの!』
そんな訳で近場に有ったオークとかの糞を運んで落とし穴に入れたけど┅┅┅臭い!臭い!
あっ?顔に付いた┅もうやだぁ!
見事ヒト族の妖精狩り達は落とし穴で糞まみれで苦しみましたとさ!めでたし!めでたし!
ざまぁ見ろ!糞だからフンだ!
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