第29話 選んでくれる?
ゲームセンターを後にした俺達は、お昼ご飯を食べる事にした。
「皆は何か食べたいモノあるか?俺は何でもいいぞ」
「私も何でもいいよ~♪」
「私も何でもいいわ」
「僕も何でもいいかな」
結局、誰も食べたいモノが特になかったため
とりあえずフードコートに向かう事にした。
「よし。それじゃあ各自食べたいモノを見つけたら買ってこの席に集合にしようぜ」
「オッケー♪」「分かったわ」「分かった」
俺達は自分の食べたいモノを各自探しだした。
(お…あのハンバーガー美味しそうだな)
俺はボリュームがあって美味しいと噂のハンバーガーを食べる事にした。
ハンバーガーを買って席に戻ると、すでに正人が座っていた。
「おかえり」
「早いな。何買ったんだ?」
「僕はうどんにしたよ。和樹はハンバーガーにしたんだねー」
そんな会話をしていると咲と桜が一緒に戻ってきた。
「二人は何にしたんだ?」
「私はパスタだよ~♪」
「私はラーメンにしたわ」
「俺以外見事に全員麺類だな!」
「だね~♪」
俺達はお昼を食べた後、咲が洋服を見てほしいと言い出したので見に行く事にした。
「今日はお出かけする時の服を買おうと思ってるんだ~♪和樹、選んでくれる?」
「専門的な事は何も分からないぞ」
「可愛いと思ったら言ってくれるだけで良いからっ♪」
「分かった」
「ち、ちょっといいかしら?」
桜が少し顔を赤くしている。
「ん?どうした?」
「咲さんの洋服選びが終わったら、私の洋服も一緒に選んでくれないかしら?」
「全然構わないぞ」
「ありがとう」
こうして俺は咲と桜の洋服選びをする事になったのだった。
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