抹殺された証人

 隈井さんの身の上相談に乗ることなんて、僕にできっこない。

「係長、どんな話だったのですか?」

 隈井さんは我に返った様子でバツの悪そうな表情を浮かべると「首藤医師の件だ。県警を通して小倉北署に調べてもらった捜査状況の連絡があった」

「何か出ましたか?」

「色々、問題の多い人物だったようだ」

「前科でもあったのですか?」

「いや、前科は無かった。だが、きな臭い噂があった。首藤医師が山守診療所にやって来たのは、今から三十年以上前の話だ。どういう理由で山守診療所に赴任したのか、突き止めることはできなかったが、山守診療所に来るまで、小倉の病院に勤務していた。小倉北署で当時を知る人間を探し出して話を聞いてくれた。ある人は製薬会社との癒着が原因で、僻村の医師として飛ばされたと言い、またある人は看護婦への不正行為、まあ、今でいうセクハラが原因で左遷されたと言っていた」

「どちらが山守診療所に来た原因だったのでしょうか?」

「さあな。或いはその両方が原因であったのかもしれない。いずれにしろ、首藤医師は小倉の病院で問題を起こし、居づらくなって七軒屋にやって来た。そう考えて間違いないだろう。被害届が出されていれば記録に残っていたに違いないが、残念ながらなかった。首藤医師本人は知人に、二、三年、辛抱したら、また小倉に戻ってくると言っていたそうだ。ところが、戻らなかった」

「何故でしょう?」

「分からない。七軒屋が気に入ってしまったのか、小倉復帰の道が絶たれてしまったのか、七軒屋に腰を落ち着けてしまった。まあ、前者だろうな。実際、首藤医師本人から何度も山守診療所での勤務の延長を医師会に願い出ている」

「自分の意志で七軒屋に居続けたということですね」

「恐らくな。まあ、小倉復帰の道が絶たれ、止む無く七軒屋勤務を願い出たのかもしれない。いずれにしろ、小倉の病院で問題を起こした首藤医師を七軒屋に追いやって、トカゲの尻尾斬りよろしく、問題を闇に葬った。それが、首藤医師が七軒屋にやって来た事情だと考えて間違いないだろう」

「首藤医師にご家族はいらっしゃらなかったのでしょうか?」

「戸籍上、生涯独身で天涯孤独の身だった。小倉時代の女性関係については不明だ。係長から七軒屋に移ってからの首藤医師の女性関係について調べておくように言われた。これから芦刈氏に会って話を聞く。それに山狩りだ。行方不明の首藤医師、それに服部由紀さんの捜索のため山狩りが行われることになった」

「山狩りですか⁉」僕はドキドキした。

 何故か、山狩りという言葉に緊張してしまう。「服部由紀さん、息子さんのところにはいなかったのでしょうか?」

「こちらも県警に頼んで博多で働いている服部順一郎を探し出してもらって連絡を取ったところ、最近、母親とは会っていないし、七軒屋にも行っていないと言う返事だったそうだ」

「そうですか・・・」由紀さんは何処にいったのだろう?

 僕らは七軒屋へと急いだ。

 七軒屋に到着したのが、午後遅くになってしまった。芦刈さんは畑仕事を終えており、自宅にいた。

「精が出るのお~刑事さん。由紀さんは見つかったか?順一郎君のところにいたのか?」

 芦刈さんの第一声だ。服部由紀さんのことが気がかりらしい。

「いえ。息子さんのところにはいませんでした」

「すると、お山に入ったか・・・まさか、クマゼコに襲われたんじゃあ・・・」

 隈井さんが芦刈さんの心配を打ち消すかのように言う。「首藤医師も姿を消したままです。山に逃げ込んだのかもしれません。今、山狩りを手配しています。山に分け入ったのなら、見つけることができるでしょう」

「おう、そうか。山狩りか。わしも手伝う」

「山狩りには危険が伴います。捜索する側の人間が遭難してしまうなんてこともあり得るのです。自宅で待機していてください」

 捜索に参加していた人間が遭難する二次遭難も珍しくない。芦刈さんは高齢だ。隈井さんの心配は理解できた。だが、芦刈さんは憮然として表情で言った。「年寄扱いするな。わし以上、山のことに詳しい人間なんておりゃあせん。山狩りに参加させんと言うなら、わし一人でも勝手に探すまでのことよ」

――元気な爺さんだ。

 おや、このところ大人しかった広大君がお目覚めのようだ。

「そうですか。では、くれぐれも関係者の指示に従って勝手な行動をしないようお願いします」

――どうやら隈井さん。芦刈さんが反発することを期待して言っていただけみたいだね。山に詳しい芦刈さんは貴重な戦力だから。自発的に参加したことにしておかないと、後々、問題となった時に大変だ。

 随分、穿った見方だ。隈井さんはそこまで人が悪くない。

「ところで芦刈さん。今日は首藤医師の人間関係についてお聞きしたいのです。戸籍上、首藤医師に妻子はいなかった。親しく付き合っていた女性はいなかったのでしょうか?」

 いよいよ本題だ。

「首藤先生の女性関係? 最近は年のせいで大人しくなっていたが、昔は色々、あったな。ここも、今より随分と人が多かったからな。狭い村だ。噂になるのは一瞬だ」

「村で深い仲になった女性がいたのですね?」

「参の屋の分家だったかな。夫を亡くした後家さんと深い仲になったことがある。後家さんの家に通う首藤先生の姿を見たという村人がいて、旦那の葬式から日が浅かったこともあって、後家さん目当てに旦那を毒殺したのではないかと噂になった」

「旦那さんを毒殺して奥さんを手に入れたということですか?」

「あくまで噂よ」

「まあ、そうでしょうね。そんなことがあれば、我々の記録にちゃんと残っているはずです。ここで人が毒殺されたと言う事件記録はありません。それで二人はどうなったのですか?」

「分かれたり、引っ付いたりを繰り返しながら、十年くらい一緒にいたんじゃないか。あれで首藤先生は女癖が悪くてな。中津市内のバーの女に手を出したりして、喧嘩が絶えなかった。まあ、それでも夫婦のように暮らしていた。戸籍が綺麗だったのなら、籍は入れていないんだな。それで、ある日突然、今度は相手の女性が急死した」

「死んだ⁉」

「村では、また首藤医師が毒殺したと噂になった」

「そういう記録も残っていませんね」

「単なる噂だ。首藤先生は医者だから、毒薬が簡単に手に入ると考えた村人が流した噂だ。あれは、そこまでの悪人じゃない」

「人が死ぬ度に首藤医師が毒殺したと噂になった訳ですね」

 隈井さんが同情気味に呟いた。

――どうだろうね。こんな人里離れた寒村で、医師にこっそり毒薬を使われると、分からないんじゃないかな。噂になるほど、胡散臭い人物だったということだ。

 広大君が無責任に言う。

「後家が亡くなってから、首藤先生はひどく落ち込んだ様子だった。一時期、痩せこけてしまっていた。その姿を見ている内に、毒殺の噂はなくなった。だが、今度は投薬ミスだったんじゃないかと噂になった」

「投薬ミス?」

「亡くなる直前まで、後家さんはぴんぴんしていたからな。体調が優れないと言うので首藤先生が薬を処方したところ、薬を飲んだ後家が突然、苦しみ始めて、そのまま亡くなった」

「疑い出すとキリがなさそうですね。それで、首藤医師とその女性との間に、子供はいなかったのですか?」

「いないね。わしは天涯孤独だ。老後の面倒は村で見てもらうと、よく言っていた」

 芦刈さんがそう答えた時、ふいに広大君が言った。

――事件当日の午前中、入田孝道の家で、塩市拓谷と入田孝道が殺害された。犯人は二人を殺害した後、診療所に向かった。その時、芦刈喜則は畑にいた。入田孝道の家から診療所までは一本道だ。畑にいたのなら、芦刈喜則が犯人の姿を見ているはずだ。昴君、芦刈喜則に犯人の姿を見ていないか聞いてみてよ。

 おいおい。捜査に口を出すのか。隈井さんを差し置いて尋問なんかできないよ。それに芦刈さんは入田家に行く首藤医師の姿は見ているが、帰って来る姿は見ていないと証言していた。確認の必要ないよと思ったが、さんざん人のアイデアを無断活用しておいて、虫の良いことを言うな。勇気を出せ! と言われてしまうと拒絶できなかった。

「芦刈さん。ひとつ、教えてください。事件があった日――」と隈井さんと芦刈さんの会話が途切れた隙を縫って、広大君の疑問をぶつけた。

「そうだな~四六時中、道を監視していた訳じゃないから、はっきりとは言えないけど、診療所に戻って来る首藤先生の姿は見ていない。まあ、畑仕事に夢中で、気が付かなかっただけかもしれん。最も、崖縁を歩けば、あちら側は林になっているから、誰にも見られずに入田家から診療所に来ることができる」

――ほう。そんなルートがあったんだ⁉

 隈井さんと広大君が同時にほぼ同じ意味のことを言った。

――犯人は芦刈さんが畑にいることを知って、見つからないように崖縁を歩いた。やはり犯人は村のことに精通している人物だ。

 姿を消した首藤医師が犯人なのだろうか?

――昴君。もうひとつ芦刈喜則に聞いてくれ。容疑者リストから、誰が犯人なのか考察すると、クマゼコと芦刈喜則以外、外部の人間ということになる。ここはかなりの秘境だから、当然、交通手段が必要となる。診療所くらいしか、車を停める場所がない。不審な車を見ていないか聞いてみれくれ。

 それは構わないが、芦刈さんのことを呼び捨てにするなよと広大君に釘を刺してから、芦刈さんに確認してみた。

「不審な車?」芦刈さんは少し考えてから、「見ていないなあ~」と答えた。

――外部から人が来た形跡がない?もう少し、詳しく調べた方が良いな。

 と広大君が言うので、「そうですか。不審車の目撃情報はありませんでしたか。もう少し、範囲を広げて調べた方が良いかもしれませんね」と口走ってしまった。すると、「その方が良い」と隈井さんが同意してくれた。

 嫌味のひとつでも言うのかと思ったが、広大君は、

――昴君。悪いけどもうひとつ。芦刈さんに、塩市晴美のことを確認してくれ。例の事件、男どもの鬼畜の所業が事実なのかどうか確認してくれ。

 と頼んできた。

「そう言えば入田家はかつての宗家の屋敷だったとお聞きしましたが」

 芦刈さんに尋ねる。

「確かに、あの屋敷はかつての七軒屋の宗家、塩市家の屋敷だった」

「塩市晴美さんをめぐって、入田孝道さん、服部順治さん、そして首藤医師の間で激しい確執があったと聞いたのですが、本当でしょうか?」

 隈井さんから何か言われるかと思ったが、黙って僕の尋問を聞いていてくれていた。

「確執⁉ あんた、一体、何を知っているんだ?」

「塩市晴美さんは夫、宗谷氏を失った後、入田孝道さん、服部順治さん、首藤医師の三人になぶりものにされた。塩市家の屋敷や畑は分け取りにされ、三人は一人息子の拓谷さんまで亡き者にしようとした。それを察した晴美さんは、三人の隙を付いて拓谷さんを連れて命辛々、七軒屋から逃げ出した。そう聞きました」

 僕は橋内さんから聞いた話を芦刈さんに伝えた。

「誰がそんなことを・・・」芦刈さんが絶句する。何か迷っている風だった。芦刈さんが口を開くのを辛抱強く待った。

「あんた、そんなことを聞いてどうする?昔の話じゃ」

「芦刈さん。晴美さんのことが、今回の事件に繋がっているのかもしれません」

 芦刈さんは「ふむ」と腕組みをすると、僕の顔をじろりと見て言った。「分かった。宗家の晴美さんが七軒屋を出た頃、わしは小倉で働いておった。だから、詳しいことは知らん。村のもんは誰も、当時のことを話したがらなかった。うちの親父もそうだった。当時のことを知ったのは、随分と後のことだ。順さんが酔った勢いで教えてくれた。誰にも言わんと約束させられた。でもな、順さんの名誉を守るためだ。本当のことを話した方が良さそうだ。わしが順さんから聞いた話は、あんたの話と随分、違っている。あんたの話には、宗家の先代が何故、死んだのか、肝心な部分が抜けている」

 橋内さんは、宗家の先代は突然、身罷ったとしか言っていなかった。

「先代はな、晴美さんに殺されたのよ」

――えっ!

 僕らは驚きの声を上げた。広大君も流石に驚いたようだ。

「拓谷さんが生まれた頃から、宗家の暮らし向きが悪くなった。そうすると、先代、宗谷さんの暴力が始まった。宗家の暴力に耐えかねて、晴美さんは実家だった入田家に何度も逃げ帰った。それで当時、入田家の主となったばかりだった孝道さんとただならぬ仲にもなってしまった。あんたの言うような無理矢理な関係ではなかった。

 戸籍上、晴美さんと孝道さんは兄妹だが血の繋がりはない。孝道さんは入田家にいる頃から見目麗しい晴美さんに懸想していたのかもしれない。あの頃、孝道には奥さんがいたが、晴美さんが自分を頼って実家に戻って来るようになると、流されるように関係を持った。晴美さんにも打算があった。宗家に対抗するには壱の屋しかいない。孝道さんを味方に引き入れておく必要があった」

 監禁、強姦などという事実はなかった。双方合意の上での不倫関係だった。

「酔いが覚めれば、宗谷さんは何時もの優しい夫に戻った。そして、入田家に晴美さんを迎えに来た。壱の屋に居場所などない。晴美さんは宗谷さんの迎えを受けると、いそいそと宗家に戻って行った。こうして宗家と壱の屋の関係は微妙なバランスの上で成り立っていた。そして、そのバランスが崩れる時が来た」

 僕らは芦刈さんの話に聞き入った。

「宗家は、ついに我が子へ魔の手を伸ばした。酔って赤子に手を上げたのだ。晴美さんは赤子を抱えて、屋敷中、逃げ回った。だが、誰も宗家を止めることなど出来ない。晴美さんは逃げ回るうちに、追い詰められてしまった。そして、傍にあった鉄瓶で宗家の頭を殴りつけた。宗家が動かなくなるまで、何度も何度も、鉄瓶で殴りつけた」

 淡々と話す芦刈さんの口調が、却って不気味に聞こえた。

「宗谷を殺した晴美さんは、孝道さんに助けを求めた。駆け込んできた晴美さんから話を聞いた孝道さんは、直ぐに宗家に取って返した。そして、宗家の無残な遺体を見て肝を潰した。とにもかくにも先ずは医者だと首藤先生を呼びに行った。たまたま順さんが診療所にいた。順さんは首藤先生と一緒に宗家に駆け付けた。だが、宗家は事切れた後だった」

 我が子を守る為だったのだろう。だが、晴美さんが宗谷を殺害した。

「見逃して欲しいと晴美さんは三人に頼んだ。宗家が晴美さんや赤子に暴力をふるっていたことは三人共、薄々、気が付いていた。宗家の将来を考えると、このまま事件を闇に葬ってしまった方が良いかもしれない。晴美さんが刑務所に入ると、赤子の面倒は誰が見るのか。三人は迷った。三人の迷いを見て取った晴美さんは、先ず、首藤先生を誘惑した。意志の弱い首藤先生は晴美さんの誘惑に負け、肉体関係を結ぶと協力を約束した。医師が協力すれば死亡診断書を偽装することなど訳はない。

 次は孝道さんだ。孝道さんとは既に深い関係にある。色仕掛けは通用しない。そこで宗家が所有する家屋敷と田畑の権利を譲ると申し出た。孝道さんは大いに心を動かした。そして、沈黙の代償として、孝道さんは宗家の屋敷と畑を手に入れた。

 最後に順さんだ。順さんは一本気な男だ。色仕掛けなど通用しない。田畑で買収しようたって、そんな誘いには乗らない。人殺しを隠蔽することなんて出来ないと孝道さんや首藤先生を責めた。順さんに責められて、孝道さんや首藤先生も迷い始めた。冷静になって考えると、殺人の共犯だ。犯罪の片棒を担いでしまっている。怖くなった。それで、やっぱり警察に届けようかという話になった。それを察した晴美さんは、有り金をかき集め、預金通帳や印鑑を持つと、ボンを連れて村から逐電した」

 屋敷や田畑を手放し、体まで提供したのに裏切られたと晴美さんは三人を逆恨みしたのだ。

「これが順さんから聞いた宗家の死にまつわる事件の真相だ」

 芦刈さん僕らの顔をゆっくりと見回した。

「今のお話だと入田孝道さん、首藤医師、それに服部順治さんは塩市晴美さんを弄んだ卑劣な男たちではなく、事件に巻き込まれた被害者のように見えます」

「そうだ。順さんが人を傷つけるようなことをする訳がない」

――橋内豊の話を聞いた時、塩市晴美が命辛々、村を抜け出したにしては、預金通帳や印鑑をちゃっかり持ち出していたことが引っ掛った。やはり、そんな事情があったんだ。塩市晴美が橋内豊と籍を入れようとしなかった理由が分かったよ。三人が晴美さんを探していたからではなく、もし三人が事件のことを警察に通報していたら、居場所が知れて、警察に捕まることが怖かったからだ。だから、怖くて籍を入れられなかった。

 広大君の言う通りだ。

「三人は結局、警察に通報しなかったのですね?」これは隈井さんだ。

「ああ、首藤先生が病死として死亡診断書を書き、宗家の亡骸は村の墓地に埋葬された。宗家が亡くなってから、時間が経ちすぎていた。だから、今更、警察に届け出たりすると、医師免許を無くしてしまう。そう首藤先生が二人に泣きついたことが警察に通報しなかった原因のひとつだ。そして、宗家の屋敷や畑を引き継いだ孝道さんが七軒屋の新しい主になった。孝道さんの母親は塩市家の出身だ。血縁的に孝道さんが一番、宗家に近いことになる。晴美さんが村を捨て、孝道さんが宗家に代わって村の主となったことに村の者は誰も反対はしなかった。そして、そのことを詮索するものなどいなかった」

 こうして事件は闇に葬られた。

――今となっては塩市宗谷が殺害されたことを証明することなんて出来ないだろうね。証人は全て殺されてしまった。

 広大君が嘆息する。僕は広大君が言った証人は全て殺されてしまったという言葉が気になった。もし、それが、全ての証人を抹殺することが犯人の目的だったとしたら・・・

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