第3話
3話
この日の俺は何故だかハイな気分だった。
酒も相当飲んだ。
正直言ってふらふらだ。
仲間たちをの姿もこの人混みじゃ捜せない。
俺は水を飲んだが、一向に酔いが覚める気配がない。
タバコに火を点けてけ煙を吸い込む。
ヤニクラも起こしてしまった。
俺は吐こうか迷った。トイレに行ったら男女がおとりこみ中だった。
クラブてで酔わした女の子とトイレでヤル奴らがいるのは確かだ。
ちなみに俺はそんな事しない。
そんな事より確実に具合が悪くなっている。
気づいたら俺は倒れてたらしい。しかも気を失って。
仲間たちが救急車を呼んでくれて近くの病院に運ばれたようだ。
そこでも泥酔状態だった。……俺は目を覚ます。するとやけに古くさい町並みの中にいた。
喉が渇いた俺は自販機を探したが、そんなものはなかった。
ある店に入った。
すると店の人がビックリした表情で俺の事を見ている。
「あなた米兵さん?」
何を言ってるのだろうか。
その後も訳のわからないことを言われたから、俺は事情を1から説明した。
すると1945年に俺はどうやらいるようだ。
きっと頭を強く打ったせいだろうと思っていたら、この時代の警察が現れて、
1、何故ズボンを下げて履いている?
2、頭につけているものはなんだ?
3,どこに住んでいる?
など訊かれて困っていたら、店の娘らしき女の子が出て来て
「家に住んでます!」
と言ってくれて助かった。
とりあえずお店の人、女の子にお礼を言って水を飲ませてくれないか?
とお願いしたら水を出してくれた。
お店の人がしばらく泊まっていきなさい。
そんな恰好で外出ると危険だからと言ってくれた。
俺はどうやら本当に1945年にいるようだ。
この時はすぐに未来に帰れると思っていた。
この日はおじやをご馳走になって寝た。
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