4 筋肉はあなたを救う

どうもみなさん、もっちさんです。


この似非エッセイは楽しんでいただけてますか?


あなたの暮らしにプラスになっていたら幸いです。


さて、本作はのっけから脳だの精神だのという話題が続いたので


今度は身体面にも触れていきますね。


みなさん、筋肉どうですか?


ちゃんと鍛えてますか?


そう尋ねたら、多くの方がこう反応するでしょう。


いや腹がダルンダルンで


腕はプニップニで


何か始めようとは思ってるけど、なかなかねぇ〜〜


といったところでしょうか。


はいそれNG! 実に、実にもったいない!!


筋トレするだけで人生変わるのに、その変革の日を先延ばしにするだなんて、もったいないの極み!


幸福な日々をわざわざ遠ざける意味なんて、いったいどれほどのモノでしょうか!?


そう、声を大にして言いたい。


ならばもっちさん、何をそこまでオススメするのかと、疑問を持たれるでしょう。


もちろん根拠はありますよ。


本日のお題『あなたが筋トレをやるべき理由3選』を今からお話しますので、ぜひ最後までご覧ください。



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それでは本編へ参りましょう。




ーーーーーーー

▼理由1 物怖じしなくなる


 みなさんは、大男を前にしたらどう感じますか。


 こわい、おっかない、キレられたら敵わない。


 そんな所でしょうか。


 この筋骨隆々な大男が、とんでもない善人であり、信頼しきっている人ならば別ですが


 たいていは恐怖を感じるでしょう。


 それは生物の勘というもので、あなたは無意識的に戦力差を把握しているのです。


 もし殴り合いになったらどうなるかを、観察した上で計算しています。


 そして圧倒的な差があると理解した瞬間、内心に恐怖が込み上げ、無意識的に白旗を挙げるのです。


 コイツを怒らせちゃいけない、相手に従おうと。


 では、それを踏まえたうえで、弱き者たちはどうすべきか?


 華奢、背が低い、体格に恵まれなかった人たちは何をしたらいい?


 答えは明快、鍛えましょう!


 自分が強くなれば丸っと解決です。


 鍛えるのはある程度でオッケーで、べつに世界最強なんて目指さなくてもよろしい。


 トレーニングを習慣化させ、自信がついてくると、不思議なものでして、一般人をさほど脅威に感じなくなります。


 特に顕著なのはパワハラ上司とかでしょう。


 以前なら、もっちさんもビクビクしながら対話してました。

 

 また怒られる、なじられる、詰められるかも、あぁどうしよう……!


 そんな考えが堂々巡りになって、頭が破裂しそうになってました。


 しかしある程度鍛えると、その効果は歴然。


 生物的な怖さが消えるだけで、とても楽になりました。


 どんな理不尽に詰められ、ネチネチやられようとも


 『コイツ相手なら、ロー1発で沈められる』と考えてしまえば、心に大きなゆとりが生まれるようになります。


 もし乱闘になったら勝てる。


 その自信が、この過酷極まる人間社会において重要なのです。


 もちろん実際に暴力をふるう事は犯罪で、正当防衛でもなければ大人しくしましょう。


 更に言うと、相手からの指摘がまっとうであるなら、真摯に受け止めてくださいね。


 逆ギレ、ハラハラ、ダメ絶対!





▼理由2 結果と成果が目に見えてわかる


 頑張って書いた小説……読まれてない!


 眠気に堪えて描いたイラスト……見てくれない!


 せっかく痩せたのに気付かれない、役作りしたのに降板させられた、渾身のネタを用意したのに公演自体が頓挫した!


 報われないこと、色々ありますよね。


 受験勉強に就活に精を出しても、落ちる人は多くいます。


 目標の『パイ』に定数がある中で競争を強いられたら、それは当然のことです。


 あぶれる人が多く出ます。


 そうして弾かれてしまった人たちは何を思うでしょうか。


 自分なんてどうせ、何やってもだめだ。


 だったら努力も研鑽もぜんぶやめて、寝転がって動画見るだけの人になろう……


 いやいやいや待った! 筋トレなら確実に成果を出せますよ諦めないで!!!


 筋トレは嘘をつきません。


 やらなきゃ0回だし、1回やれば1回達成という、動かしがたい成果が手に入ります。


 たとえ1日数回であっても、0の人より成果を出したと断言できますよ、おめでとうございます!!


 さらに言えば、成功体験を獲得する事もできます。


 この競争社会で成果を出すというのはとても難しいのです。


 ライバルの動向、足の引っ張りあい、時勢が不利、スタンスと合わない、予期せぬトラブルに邪魔される、などなど


 無数とも言える要因を相手にしながら、目標達成するというのは、もはや至難の業。


 失敗して当然なんです。


 読まれない、評価されない、稼げない、そっちに転がる方が普通で、星の数ほどの人間が涙を飲んでいます。


 これまでまともな結果を得られないという、キツイめぐり合わせの方もいるはずです。



 だからといって!!


 自分はダメなヤツだと!!!


 何やってもダメなんて言うんじゃない!!!!



 自分自身で完結する事は、自分次第で成功させられるんです。


 トレーニングを習慣化できれば、鏡を前に立つ時、その成果を実感できます。


 腹がひきしまってきた、とか


 姿勢がよくなったとか


 その成果は誰にも、社会情勢にさえジャマされる事無く、積み上げていくことが可能なのです。


 ライバルがひしめき合う中で予算カツカツのプロジェクトを成功させるより、はるかに簡単ですよね。


 まずは、手に入れやすい成果から収穫しましょう。


 悲願、本願といったどデカい野望については、成功するプロセスを理解して、体験して、その後に挑むのが良いと思いますよ。




理由3 心と身体には密接な関係がある


 心と身体を切り離して考える方がおられるようですが、それは誤りです。


 そりゃあ血管でつながってるとか、縄で縛り合ってるといった物理的な接続がないので、別物と考える気持ちもわかります。


 しかし実態は、鏡合わせでもしたかのように、密接なつながりがあるのです。


 心が弱っているとき、活動的になれますか?


 ここで言う『弱る』とは、打ちひしがれ、何もかも嫌気がさしている状態です。

 

 指1つも動かせない程に沈み、部屋の片隅で座り込むのではないでしょうか。


 突然にこやかになって立ち上がり、ラジオ体操を始めたりしないでしょう。


 カラ元気なら有りえますが、成り行きに任せたなら、低空飛行を続けると思います。


 また、あなたが風邪をひいて寝込んだ場合、どうでしょう。


 心はハツラツとするのでしょうか。


 不安や焦りのようなものが込み上げてくると思います。


 『会社休めてラッキー』なんてケースを除けば、暗い気持ちで満たされるでしょう。


 『せっかくの休みが……』


 『どうしてこのタイミングで』


 『明日には治ってほしい』といった言葉が頭を巡るのではないでしょうか。


 他にも、心が弱った時は食欲が落ちて、活動量が減ります。


 身体が弱った時は、負の感情に支配されやすくなります。


 逆に、好きなものに触れた時は気分が良くなりますし、心が上機嫌ならアチコチ動き回りたくなります。


 つまりはそういうこと。


 心と身体に密接な関係があることを、ご理解いただけたでしょうか。


 ならば筋トレも、心に多大な影響がでることも想像がつくでしょう。


 どんな影響があるかは、個人差があるとは思います。


 しかしあの達成感と言ったら!!


 筋肉の刺激や程よい疲労感には、独特の心地よさがありますよ。


 こんなにも爽快な感覚が、心に悪影響をもたらすとは考えられません。


 実際にどんな影響があるか、あなたも手足を動かして、ご自身の身体で確かめてください。


 1回でも、2回でも結構です。


 まずは『やってみせたぞ』と、自分の心に自慢してみてはいかがでしょうか。




ーーーーーーー


はい、お疲れ様でした!


今回は筋トレの効能についてアツく語らせてもらいました。


では最後に体験談を。


もっちさんは今でこそ、ツイッターに出没しては、あちこち絡む餅となったのですが


数年前から先月くらいまで一時期、ひっそりと鎖国してました。


そりゃ、誰かから話しかけられれば応じますが、その程度。


人の中にひっそりと消え、目立たず、喋らずという生き方を、しばらくの間続けていました。


まぁいろいろありましたのでね、人付き合いが怖くなったのです。


それが筋トレしたら不思議と、人間が180°変わりまして


唐突に『みんなと関わろう!』と


なんのロジックも成功体験もなしに、ひたすら駆け回りました。


すると、半月かそこらでフォロワーが300人も増えて、ちょっとした投稿にも反応してもらえるようになりました。


もちろん、隙あらばこっちからもネットリ話しかけます。


これは筋トレ効果です。


筋トレを始めて一週間もしないうちに、こうも激変しました。


という体験談があります、はい。


もっちさんは人生を変えました。


画面の前のあなたは、人生を変えたいと思いませんか?

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