そんなだから不幸なんだよ！ 〜もっちさんと幸福について学ぶ似非エッセイ〜

２ 早起きは三文の徳？ いえいえプライスレス

　古くから伝わる言葉のひとつに「早起きは三文の徳」というものがあります。

　これは、早起きすると仕事や健康にちょっとだけプラスになるよ、という意味があります。

　三文は、言ってしまえば端金ですね。

　積み重ねることで、まぁ、馬鹿にならない差がつくよね、といったところでしょうか。

　三文？

　端金？？

　ちょっとだけ？？？

　いやいやいやいや！　朝は超大事だから、ほんとプライスレス！！

　朝を疎かにすると人生の７割棒に振ると言っても過言じゃないですよ！

　いわゆる『成功者』ほど早起きです。

　彼らは、下手したら日が昇る前に起床して、ルーティンを回すらしいのです。

　まぁ言うても、この世の成功者に老人は多いでしょうから、年齢が関係する部分もあるでしょうが……

　でもそれを差っ引いても、早起きして朝活するメリットは言語化が出来るのです。

　などと軽く力説してみたのですが、どうでしょうか。

　なんで朝なの？

　朝は眠いじゃん、２度寝３度寝した方が幸福感高いじゃん？

　そう思う方もおられるでしょう。

　それこそ出発ギリギリまでお布団の中に居たいという

　２度寝ガチ勢の方も少なくないでしょう。

　なぜそこまで朝が大事と言い張るのか。

　朝が大事である理由について、今日も３つご用意しましたので、ぜひ最後までご覧ください。

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理由１、朝は誰にも邪魔されない

　早朝はだいたいの人が寝てますよね。

　一部のライフスタイルを除外したなら、みんなスヤスヤ眠っている時間帯です。

　ということは、朝は没頭できるタイミングなんですよ。

　業務連絡もなければ、家族友人から用事をふられる事もなく、下手すると物音すら聞こえないでしょう。

　そんな状況です。一度集中したら、ひたすら続けられると思いませんか？

　逆に昼や夜メインだと強烈なデバフがかかります。

　メールが来て、SNSで声をかけられ、アプリの通知がジャカジャカ鳴る。

　水着ガチャ開催とか書いてたりしてね。

　そのたびに集中は途切れて、下手すると作業を止めてしまいます。

　朝と昼とでそれぞれ１時間打ち込んだとして、どちらの方が有利かは考えるまでもないでしょう。

理由２、朝に得た情報はマークアップされる

　人間って不思議なもので、起床してから見聞きした情報をもとに活動するそうです。

　たとえばニュースを見る。紛争や経済の見通しや凶悪事件が流れたとします。

　すると、その日１日中、続報が気になるようになったりする。

　芸能人の不倫といった醜聞を見たなら、ヤフーニュースの芸能ネタが気になってしまったり。

　ツイッターでしゃかしゃか遊んで、呟き倒したりすると、その反応が気になってやたらアプリを開くだとか。

　それは潜在意識が働いた結果だそうです。今日という日をアナタが生き延びるために、必要なものだと判断しているのですね。

　もちろん、朝に得た情報について、どの程度本人が乗り気かも関わってくると思いますが……。

　でもこれって、みなさんも何となく心当たりがあるのではないでしょうか？

　もっちさんの場合、実体験としてあるのは、朝に執筆できた日は、午後も夜も書くので更新が早いです。

　それがもしネットマージャンだったら、昼も夜もできる限り打ってしまう。

　スマホゲームなら、開催中のイベントをクリアしようと余暇時間を埋めてしまいます。

　さも潜在意識に『ほれほれ、これが好きなんだろ？　欲しがりさんめ！』と言われているような気がするのです。

　その日の行動を理知的に選んだ、というよりかは、ムアッとした欲求から選んでいる感じですかね。

　その動力源は習慣もあるのでしょうが、朝の行動とも紐づいているなと感じています。

理由３、朝は脳が元気いっぱい

　朝はなんだかんだ言って、疲れてないんですよ。

　眠い、かったるい、腹減った等はあると思いますが、少なくともリソース面ではベスト。

　脳内の情報が睡眠で整えられた直後なので、思考するのに向いていると言えます。

　まるで几帳面な友人の部屋にあがりこんだときのように、整えられた空間……

　まぁ、昼を迎えるころには、雑多な情報が持ち込まれて足の踏み場もないくらいに荒らされるのですが。

　余談ですが、そんな風に『脳内にモノが溢れてしまう』に対するトラブルシューティングもあるにはありますが、今回は割愛。別の機会にお話しますね。

　話を戻すと、『脳に余計な情報がない』　＝　『余計な負荷がかかっていない状態』ですので、何かプロダクトを考えてるようでしたら、朝をオススメしますよ。

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　はい、いかがでしたか。

　『朝は大事、三文ってレベルじゃねぇぞ！』をお届けしました。

　最後になりますが、朝活がどれだけ活かせるかは、体質も影響すると思います。

　どんなに願望が強くても、どうしたって夜にしかギアが入らない方は、やはり一定数いるそうです。

　詳しい数値までは覚えてませんが、およそ２割前後だったと記憶しています。

　そういった方は無理をせず、代替案を探ってみたほうが近道だと思います。

　長くなりましたが、本日はここまで。

　今後も更新していきますので、ぜひともブックマーク、星評価、ご感想等々よろしくお願い致します！！