第27話 ドラフト会議の直前ではあるがすでに我がチームの最下位は決定済みである。

あれから僕は先発のみで試合に出る事に

して行ったおかげで、チームの勝率は落ちたが

その代わりに僕が投げた後の休みを利用して

色んな地域に行き、ドラフト会議で他のチームからは見向きもされない

選手を見つける為に僕の休みを利用して行き

その甲斐があって、そこそこに将来有望そうであり

僕が指導をしていけば

これから光る可能性のあるドラフト候補生を

見つける事に成功したので

それらの選手たちは、ドラフト会議の下である

育成の選手としてドラフトで取ってもらい

それで僕が育てて行く事で、1〜2年後には僕と一緒に

1軍で起用されてチームが優勝する為に必要な選手に

育てて行くつもりである。




現在は10月の初めごろであるので

そろそろ試合も佳境に差し掛かって来たし

ドラフト会議で選ぶ選手の策定を進めて居ると

球団のスタッフからは聴いて居る。



僕はドラフト会議をテレビで見る事が前から好きであったので

今年もそのようにテレビで見ようと思って居たが

僕は球団の上層部に呼ばれて、ドラフトの日には

上層部の人たちと一緒に

ドラフト会議に行き、会場で直接席を用意してくれるかと

思ったら僕も上層部の方たちと一緒に

ドラフト会議に出て欲しいと言われたし

僕としては素直に嬉しいし

僕が過去に宝くじを複数回、当てた事がある事は世間では

知られて居る事である為

その強運にあやかりたいと言う事で

もし指名が競合したら、僕が出て行き

競合したチームの代表者たちと一緒にくじを引いて行き

それで当てて欲しいとお願いされたので

僕としては頼られるのが嬉しくて

そのお願いを受ける事にした。



それから僕は自身の試合をこなして行き

ドラフト会議までの僕がチームで出した記録は

勝利数が、20勝  負けが、5敗 であった。


ホームラン数は、 30本 打率が 7割ほどであった。


僕が負けた試合に関しては、僕が初回に1点を取り

その後にまぐれでチームの他の選手たちが点数を

ある程度稼ぐ事が出来た時は

僕は9回まで、投げる事無く

途中で降板するように言われるので

僕はその指示に従い、降板して行き

その後に出て来た中継や抑えのピッチャーが打たれる事で

負けになったり、勝敗が付かない事もしばしばあったけど

今年の僕が上げた勝利数の20勝に関しては

僕が最後まで投げた事による勝利であるので

来年からは、僕が最後まで投げる試合が増えると予想される。



10月に入ってからは、僕は1軍には登録されて居るが

試合には出ずに試合会場にも行かないで

過ごす事になっており

これは監督からの指示で

今シーズンは僕はめちゃくちゃ試合に出てチームに貢献した事から

今シーズンはこれで終わりで良いし

他の選手たちも使って行きたいし

2軍の選手を1軍に上げて、様子を見てみたいので

1軍で活躍した選手に関しては

ほぼ全ての選手は、登録から外されて

今シーズンはこれまでにして行き

休みに突入したのである。



それに伴い、僕と仲が良かった選手である

助っ人外国人である2人も今シーズンはとても

活躍してくれたので、登録が抹消されて

2軍に戻り、今シーズンは終わりにして

もうオフシーズンに入った事で

自身の故郷に帰国して行った。



僕は少し時間が出来たので

自身についてくれて居るスポンサーのCMに出たり

野球以外の仕事をして行ったら

あっという間に、ドラフト会議の日程が来た!

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