第8言 数字って気になるよね
わりかし頭のオカシイ寝言をここまで読んでくださってありがとうございます。
今回はちょっぴり真面目な話を垂れ流してみることにいたします。
そう、今回のテーマは自創作との向き合い方・付き合い方です。
あくまで、筆者の偏見に満ち満ちた寝言なので、ご了承くださいまし。
こうした投稿サイトに小説を上げていると、どうしても気になってしまうものがあります。
数字です。
投稿サイトにはたくさんの数字が並びます。アクセス数(PV)、星の数、ランキング、コメント数、レビュー数、評価者数……などなどなど。
恐ろしいのがこれ、絶対に見えてしまうんですよね。読者も筆者も見ないでいることなんてできない。
いやー、気になりますよね。気になり度は人によって個人差はあるとは思いますが、全くもって気になりません!という方はたぶんいないはず。
ちなみに筆者は気になり度がだいぶ少ない方。それでもやっぱり気になってしまうわけですから、気になる方は本当に気になるのでしょう……。
なお、晒しあげておきますと、筆者は数的な意味ではそれなりに読まれておりません。
星五十を越えたことなどございませんし、PVはゼロが日常です。(最近はありがたいことに一くらいつきます)最新話を更新しても、数PVつけば良い方。
それを六年やっております。
さて、六年くらい界隈におりますと、色々な方をお見かけします。
好きな文章を書かれる方が以前いらっしゃって密かに追っていたのですが、ある時から更新が止まってしまいました。見に行くと流行り筋の作品を書くようになっていて、その作品はもう更新されないようでした。そして、もうしばらく経つと筆を折られてしまいました。
その時は激しく後悔しました。感想を送ったり、目に見える形で応援していればよかった……と。なので、今は好きはなるたけ伝えたいの気持ちです。
とまあ、そんなことがあったわけです。正直なところ、このような方は悲しいことにたまに見かけます。
小説投稿サイトという場に小説を置いていらっしゃる方は、多かれ少なかれ、作品を読んでもらいたいという想いがあると思います。
そして叩きつけられる無慈悲な数字。
ええ、筆者も閑古鳥が恐竜みたいな声量で鳴いている村の民ですので、威力の程は少しは分かるつもり。
その数字を叩きつけられたあと、選択肢は二つございます。
そのままやるか。
自分が変わるか。
筆者は「そのままやる」を選んだわけですが、「自分が変わる」を選ぶ方もいらっしゃるわけです。
筆者としては、そのままやるにしても、変わるにしても、自分の書きたいものを大事にしてくださればよいと思います。
自分の書きたいものを書くのがきっと一番よいと思うのです。
筆者はそのままハンドルを切りっぱなしでゴーマイウェイしてしまい、荒野を一人で走っております。けれど、たまにやってきてくださる方がいらっしゃって。
本当にうれしいです。読んでくださるだけで泣きそう。追ってくださっている方は神さまですね……。
やっぱり、読んでくださる方がいないと寂しいですね。とはいえ、自分でこの道を選んだ以上、荒野で一人マラソンは覚悟しております。ですが、人の心というものはままならないものでして……きぇーーー、仏の心で創作したい。
そんなふうに思ったりしながら日々を過ごしております。
訪れる方が少ない分、訪れてくださった方にすさまじい恩を感じがちです。ちゃんと一人一人覚えております。
ところで、カクヨムのハート機能っていいですよね。
感想のハードルは高いですが、ハートを押すだけで読んだよーー!って伝えられますから。お名前も見えるので、筆者は誰であろうとクソ重感情をその方に抱きます。ちょろい。
そうしたささやかなものを大事に抱いて、六年活動してきたわけです。いただいたものは全部宝物にしております。
それから、どれだけ閑古鳥が鳴いていても、筆者がここまで創作を続けてこられた理由。
好きなものを書いている、というただ一点です。
かつて、流行り筋のものを書いてみようとしたことがあります。無理でした、そもそも誰も言うこと聞いてくれないんだった……。
ラブコメを書こうとしたこともあります。無理でした、灰を降らせようとか思ったせいで。
すさまじい修正力。筆者は自分の性癖に正直すぎましたし、タケノコのせいで荒野へ道が逸らされてしまうし。
ですが、やっぱり好きなものじゃないと長く書けなかった。生粋の創作者気質なのでしょう。それも、相当ワガママな。そして、妥協するには、あまりに物語を作ることと文章を書くことが好きすぎた。
自分の望みを知っておくことは大事だと思います。本当に自分が求めているものは何かを知っておくべしです。
文章を書くのが好きなのか、物語を作るのが好きなのか、自分の作ったものを見てもらうのが好きなのか。
どれも似ているようでいて、本質は違います。もちろん「好き」は複合的なものですが、どこに自分の重心が置かれているかを知ることが大事だと思うのです。
たとえば、物語を作るのが好き、が一番大きいのなら、媒体を小説に限る必要はないかもしれない、ということです。
自分の好きポイントが分かっていれば、どんな状況でも道を見失うことはないと思うわけです。
筆者は、物語を文章で表現するのが好きなので、ここから出ていくことはありません。居住地は沼底です、非常に残念ですね。
それに、好きなものを書いているから、あまり読まれなくても、「好きなの書いてるし、まぁいっか」なメンタルを持ち続けられております。ある種、諦めがつくというか。
好きに忠実であれば、長く創作を続けられると思います。と、物心ついた頃から創作沼に住んでいる怪獣がそう言っております。
……なんて、寝言をむにゃむにゃ言ってまいりました。
先にも言いました通り、これを読んでくださっている方に対しても、筆者はクソ重感情を抱いております、ありがとうございます。
せっかくなら読んでもらえたらいいな、そしたらうれしい。
以上、のんびり創作している筆者の自創作との付き合い方でした。
そろそろネタが尽きてきました。もしも何か質問や語ってほしいことなどございましたら、教えていただけるとたすかります。
今は思いつかないので、次回の内容は未定ということで。
ではではまたまた。
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