第60話 現在研究中の課題【笑い】の説明の仕方について

 おはよう、皆さま。


 自分が面白い(笑い系)と感じたものを上手く説明できなくて「ふーん」と言う反応をされた経験はないだろうか?

 これに関しては実際に海外で行われた実験から「笑い系の面白さは説明しても共感を得られない」という結果が出ている。その実験はそこに重点が置かれた実験ではないのだけれどね。YouTubeでその話を聞いた時に自分は「確かにな」と思った。


 これは前回に続く話。一部分かり辛い表現をしてしまった為。

https://kakuyomu.jp/works/16818093081601109685/episodes/16818093082608235769

【元ネタについて知っている】これのことね。

 俺の言葉選びが良くなかったと思う。


 コメディというのは【A(前提条件)だがB(意外性)】という【差】によって笑い(ツッコみ部分)よって笑いが産まれる分野である。よって「何言ってんだ、一体」と思うから笑ってしまうわけだ。

 俺の言う【元ネタについて知っている】とはAの前提条件を理解しているという意味なのね。


 つまり人の場合で例えると【A:普段とても真面目】だが【B:無意識に○○してしまう】こういうこと。

 つまりAに対してBがあり得ないことだから(もしくはAに対してのイメージと大きく異なる)面白さが産まれる。


 コメディを書くのは笑いのセンスがあれば書けるし、お笑いに関しても共通の話題が何かを理解していればできる。


 俺が一所懸命に説明しているのは、「それらがどのように面白いか説明をするのは難しい」と言う話。特に知らない人に対して話したところで、その面白さは伝わらないものなんだよね。

 知っている同士なら「そうそう、ここが面白いんだよ」と語ることは可能だろう。


 漠然と面白いんだよと言っても「何が面白いのか分からない」というのが感想だと思う。笑いを含むものに関して作り手に「感想」を送るのは簡単。相手が内容を知っているからだね。


 使っている題材が面白いと感じるのは「それを面白いと感じている人」であることが前提。そうなってしまうと、そこについてレビューを書いても多くの人に面白さが伝わることは無い。範囲が狭いということ。

 そうなってしまうと、レビューを書く意味が失われる。だってたくさんの人に繋げるためにレビューは書かれるわけだから。


 例えばいろんな国のトップに関しての皮肉が笑えるのは、その人がどんな人なのか広く知れ渡っているから。

 あとは度々英国が”ブリカス”と言われ失笑を買うのはそれだけいろんなことに関与しているから。(納得できる量を提示できるという意味合い)

 「レディーファーストは女性を盾にして自分が殺されるのを防ぐため」というコメントを見て、あれだけ酷いことをしているなら納得の理由だと苦笑いしてしまったのも、それだけのことをしているからだし。そして更にひでえなと思うわけだ。

(ダメ押しされる)


 となると、上記で自分の言っている内容から【A:前提条件】に関してスポットをあてることによって「受け手が面白ろそう」と感じることを引き出すことは可能なのではないか? とも思える。

 俺にそれができるかどうかは別として。


 他にはプロのレビューの流れを調べて、参考にして見ようかなと思う。

 

 全般に言えることだけれど、レビューを書くのはそんなに簡単じゃないんだよね。自分自身にこだわりを持っているならなおさら。

 いろんなことを調べながら読んだり、レビューを書いたりしているんだよ。見る角度を変えたりとかね。

 レビュー師の師は職人と言う意味合いでつけていたけれど……別に自分が上手く書けると思っていたからではなく、それだけ勉強し努力しながら書いていたからつけてたの。

 パッチワーク女子に自称とか言われたけどねw


 スコッパーってのは良い作品を掘り出すとかそっち系の意味合いなんじゃないかと思うんだよね。(辞書引いてないからあくまでもイメージだけど)

 別に自分はそこに重点を置いてないの。だからその言葉は好きじゃないし、自分に適さない。

 俺はレビューを書く「書き方」に重点を置いているので。


 さて今日も一日がんばろうね。

 

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