第9話 大切なのは公平さであって、中立かどうかではない

 これは自分が一番反省している部分でもある。

 例えば喧嘩している人たちがいて、それに関してどちらの味方をしようが良い。

 ただし公平さを失って、常にこちらが正しい、相手が間違っていると責める行動にでては何も解決しない。

 俺もね、片側に寄ってはいるけれど100%肩を持っているか? と言われたらそうじゃない。だからきっと相談者さんも、ストレスはたまるかもしれないw

 

 例えばあなたが誰かと喧嘩をして、もし誰かが自分の味方をしてくれたとする。

 その時に全てを肯定してくれる人だったら、いざという時に何もしてくれない人だと思った方がいい。

 だって怒っている時は判断を誤るものなんだよ。

 「うんうんそうだね」って全てを肯定していたら、むしろ話なんか聞いていないし、何も考えていないと思う。

 味方をするというのはね、自分のアドバイスに責任を持つことなの。その人が道を踏み外さないように、時々軌道修正してあげられる人が本当の味方なの。

 わかります?


 味方をするって大変なんだよ。

 嫌われる覚悟も必要なんだから。

 正しいと錯覚させることは味方になることではない。喧嘩だったら、ちゃんと解決に向かわせてあげることが大切。


 今回の騒動でね、俺を敵に回したくないと思った人はいるかもしれない。

 こんな面倒なヤツと戦いたくねえ! って。

 それは……単に悪口の内容を実践してみただけなんだけどね。それが出来ちゃうから面倒な奴なのかな?ww


 でもだからと言ってね、こいつがこっち側についているんだから相手の悪口を言ってもいいと思ったなら、それは間違い。

 俺は、便乗して悪口を言うような人のことは一切、擁護する気ないです。


 悪口を言いたいと思い実行したのは自分なのだから、その責任は自分で取るべきです。自分がされて嫌なことはやるべきじゃない。

 報告の内容を見る限りでは結構、酷いこといっているからね?

 別に直接何か言ったりはしないけれど、俺のそのアクションは「良いね」ではなく「やめとけ」という意味だよ。何人か身に覚えのある方、そういうこと言うのは止めようね。

 必ず、自分に返ってくるから。


 俺を視ていたらわかるでしょ?

 本来なら早期解決できたはずなのに、自分に奢って失敗して今は困っています。

 だからみんなは同じ轍を踏まないでください。


 さて、補足になるけれど……

 完コピのもの以外については、盗作やアイデアのパクリに関して黒の証明を他人がするのは不可能だと思う。白に関しては、できる部分もあるかもしれないけれど、基本主観なのであてにはならない。


 これ、何故かというとね。

 例えばお店の商品を盗む人がいたとする。見ていない限り、例え在庫があっていなかったとしても証明するのは難しいのよ。

 だから店側は警備員を配置して現行犯を抑えたり、監視カメラを置いて証拠を押さえるわけでしょ?

 目視できるものでさえ証明が難しいのに、目に見ることが出来ない「心」をどうやって証明するの?


 パクリが盗みを指しているのだとしたら……

 仮に似ていても「パクったと本人が証言しない限り、パクったことにはならない」

 理由がという意味ね。

・こういう傾向のものが好きだから似た可能性がある。

・あなたの作品が好きで読んでいるうちに影響を受けたり、感化されて似た可能性がある。

 これはパクったとはならないでしょ?

 そして限りなく黒だとしても、それはその言葉を信じる以外に道はないの。

 本人が言わない限り、それはパクった証明にはならない。


 人の想像力には限界がある。

 これを読んでいるあなたは、こんなことを思ったことは無いだろうか?

 お題アリの短編のコンテストで似たような傾向の話ばかりだなと思った経験は。

 日本人だったら、同じ経験をする機会がたくさん設けられている。そうなると発想に関しても似た部分を持つものなんだよね。

 だからお題「玉入れ」を見て運動会を舞台に書く人がたくさんいても、自分のアイデアをパクったとは思わないでしょう?


 そして唯一無二とは前例がないものなので誰にも理解できないものなんだよ。

 文字の世界だと、どんなものなのか想像もできないので仮にそのアイデアを盗んだとしても、上手く扱えるわけがない。

 だから凡人の理解を超えるものは、一般化しないし流行らないの。

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