編集済
Ⅲ. frihed og værdighedへの応援コメント
千差万別の欲望を完璧に受容してしまう人型機械実現士がいる世界における、“人間の実現士”の市場価値と当事者の扱い……狎れの果てのような有紗の姿からも、その凄まじさは想像に難くないですね……。
データの集積が完了すれば存在意義ごと否定されるような残酷で薄情な社会で、人々の行き着く先は……。
作者からの返信
石川三柳さま
コメントありがとうございます。
当然、人間の実現士の市場価値は人型機械実現士の為に極端に変動しますね……。
データの集積、人間の尊厳、それらのバランス、あくまでフィクションとして、何かを受け取っていただければ幸いです。
Ⅰ. fem prøstituereðeへの応援コメント
強烈な始まりで一気に物語に吸い込まれました。
難しそうな言葉で埋まる画面なのに、どんどん流れるように進んでいけるのには不思議な感覚に陥りました。
今後も楽しみです。
作者からの返信
遠藤さま
コメントありがとうございます。
嬉しい感想を感謝です。我ながら独特な世界観にはなるかと思うのですが、お付き合いいただけるならば幸い。
編集済
Ⅶ. Tak for dit hårde arbejdeへの応援コメント
自由と尊厳に生きるはずの人間の特異な足跡さえ集積情報として回収される、なんとも業の深い社会ですね。この報奨金でどこまで泳いでいけるかも全て記録されることを思うと、逃れるためにはある時点から向こう一生立ち尽くすように生きる他にないのかもしれないです……。
作者からの返信
石川三柳さま
コメントありがとうございます。
間違いなく平和で幸福量は増えた社会。けれど、その発展の為に食い潰される人間がいる。人類の未来の為には犠牲もやむなし、なんてのは漫画の悪役がよく口にすることですが、じゃあ現実においてそんなことを言い出す奴が現れた時に何が出来るのか、抗う術ってのはほとんどないんだよな、とそんなことを考えながら書いた短編でした。