第19話 『当番』体験記 おばはんはつらいよ


2024年8月19日の百歳体操(週イチ運動)、わたしは『当番』でした。


なにをするのかわからなかったのですが、最近『胸を骨折しかけた』Hさんというオバサンが、いろいろ教えてくださいました。Hさんはとても親切で、丁寧に説明してくれました。


まずは、コロナが心配なので、スプレーで会員の両手のひらに消毒液を噴霧。スプレーの先はちゃんと拡散出来るようにしなければならず、まっすぐ液体が飛ぶと「効果がない」んだそうです。そうなのかなあ? 液体が出れば何でも同じだと思うけど。とにかく、指示に従って消毒を行いました。


次に、長机を畳の部屋奥から出し、備えた椅子に座り、「出欠を取る」。やり方は、名簿に名前と空欄が並んでいて、出席した人の名欄に◎を付ける。これにより、誰が出席したか一目でわかるようになります。


いきいきポイントという、広島市が推奨している高齢者向けの活動手帳に、ハンコを押すのも仕事のうち。ポイント付加したら、◎の真ん中に赤印を付ける。これも重要な作業で、参加者のモチベーションを高めるために欠かせない手続きです。


さらに、月に一度、エアコン電気代として100円を徴収。月初めにもらうんだけど、来なかった人は第二週、第三週とそれぞれわかるように名簿が出来ていて、月の何番目の週に100円を払ったか、ひとめでわかるようになっている。このシステムは非常に便利で、会計の管理がしやすくなっています。


全体を通して、初めての当番でしたが、無事に役割を果たすことができました。Hさんのおかげで、スムーズに進行できたことに感謝しています。Hさんは、「私も覚えるのが大変だったのよね。やっと覚えたと思ったら、次の当番が三カ月後だから、忘れちゃうでしょう。だから、あなたも徐々に覚えればいいわよ」


 優しい言葉に涙が出ました。来週で当番は終わり、三カ月後また回ってきます。頑張って参加者のサポートを続けていきます。

義母も来れば良いのに……TT

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