赤いワンピースの女の子

 

第1話

 夏休み初日。僕は家でゆっくり過ごそうと思っていた。しかし、父と母がどうでもいいことで喧嘩を始めてしまった。そうなってくると、僕にも飛び火しかねない。そこで、僕は外に出かけることにした。


 太陽はギラギラと眩しく、紫外線が肌に突き刺さる。暑い。どこに行こうか。図書館にでも行こうと思ったが、休日だとバスの本数も少ない。スマホを見ると、9時45分だった。

次のバスは2時間後だ。他に行くとこといったら、公園ぐらいしかない。ということで、僕は公園に行くことにした。


 公園に着くと、夏休み初日だというのに人が誰もいなかった。それもそのはずだ。今日の沖縄の気温は40度を超えているので、外出を控えるようニュースでやっていたからだ。僕は暑くて死にそうだった。だから少しでも涼もうと、公園のシンボルでもある噴水に近づいた。すると、その近くに赤いワンピースの女の子が倒れているのを見つけた。きっと、この暑さで熱中症にでもなってしまったのだろう。僕は近くの自販機で水を買うと、女の子に駆け寄った。


 その女の子は、赤いワンピースなんて着ていなかった。胸から腹までの肉が引き裂かれ、そう見えていただけだった。ジュクジュクとした赤黒い臓物は、なぜだか僕にとってとても官能的に見えた。僕はチャックを開けると、一心不乱に性器を擦った。吐き出した白濁は女の子の大腸に飛び散った。僕はその光景を見た瞬間、なんてことをしてしまったんだと思い、大腸に先ほど買った水をかけた。しかし、精子はひだに入り込み、余計面倒なことになってしまった。そこで、僕は女の子の大腸を手で引き手切ると、トイレにそれを流した。手はヌメヌメとして気持ち悪かったが、試しにその手でオナニーするとローションみたいで気持ちよかった。

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赤いワンピースの女の子   @hanashiro_himeka

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