03 お仕事


お話は後にして、早速だけど仕事内容

教えて貰ってと店長さんは言ってどこかに行った。


「俺でよかったのかな?改めてよろしくね」

「はい。よろしくお願いします、えっと、、」

「祥樹でいいよー」

「さすがに年下なので、、呼び捨ては、、」

「じゃあ、くんで呼んでほしいな。その方が仲良さげに見えるし!」

「じゃあ、祥樹くんで」

「うん!じゃあ早速なんだけど」


大人しい人なのかなって思ったのが割と明るくて話しかけやすいタイプの人だと思った。



あれから数十分。

祥樹くんに一通り教えてもらった。覚えることが多くて頭がパンクしそうだけど、周りの環境が優しすぎて生きていけそう。


「どー?覚えれた?」

「えっと、、」

「陽斗でいいよ。彩菜ちゃん」

「陽斗くん。覚えること多くて」

「パンクしそうになるよな笑。わかるわ〜」


ドリ場のカウンターに肘を乗せながら

キャピキャピして言う陽斗くん。少しだけ私には眩しく見えた。


「まぁ、分からなくなったらいいなよ

俺でよければ教えるからさ」


急に真面目にいうから

その時の顔はあまりにもかっこよすぎた。年上の人のこーゆ顔好きなんだよね。不意に刺さったこの表情に多分きっとこういうのを一目惚れって言うんだろうなと思った。


まぁ経験したことないんだけど。

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