第40話 新しい家探し

 ナナセが上級になってからしばらくの間は、平和な日々が続くと思われた。


 調合ギルドで薬を作り、それを売って小銭を稼ぎつつ冒険者ギルドで魔物狩りの依頼を受ける。ヴィヴィアン達と一緒にメイジパーティで行くこともあれば、マユマユの元仲間であるジュード、アイト、ウメらと一緒に魔物狩りに行くこともあった。彼らはマユマユにポンコツ扱いされていたが、ナナセが思うに彼らは決してポンコツなのではなく、強権的なマユマユに委縮して本来の力が出せなかっただけだ。

 魔物狩りの仲間も増え、ナナセの生活は順調だった。後は月末までに支払う約束の1000シルを用意してゼットに支払うだけである。


 ルインやタケル達からは、ファミリーへ1000シルも払うことについてリーダーと話すよう言われていたナナセだったが、いまだにゼットと直接話す機会はない。

 ゼットは上級になってから、殆どファミリーハウスに顔を出さなくなった。ヒースバリーに新しいファミリーハウスを借りる為、良い場所が空いてないか探す毎日だという。いちいちキャテルトリーに戻るのが面倒だと言い、ヒースバリーの宿屋に泊まっているらしい。


 ナナセのファミリー「ダークロード」のルールは毎日ファミリーハウスに顔を出すことだったが、リーダーはほぼ不在。そしてそのルールを作った張本人のリスティすら、殆どファミリーハウスに顔を見せていない。

 リスティも上級になってからはヒースバリーが活動の拠点になっていた。よってダークロードのルールはもはや形骸化している。


 ナナセにとって、毎日ファミリーハウスに行かなければならないというルールは面倒でしかなかった。よって今の状態の方が楽なのだが、ファミリーハウスに薬を提供しなければならないという決まりはそのままなので、結局ファミリーハウスに顔を出しているという毎日だ。


 薬を持ってファミリーハウスに入ったナナセは、キッチンから物音がするのに気づいてそちらに向かった。キッチンではマルが真剣な表情で料理を作っている。

「マル、こんにちは」

 ナナセの声に気づいて、オーブンの前で仁王立ちしていたマルが振り返った。

「やあ、ナナセ! 来てたのに気づかなかったよ」

 マルはナナセを見て嬉しそうに笑う。彼だけはナナセと出会った頃と変わらず、彼女に優しかった。


「料理の特訓?」

 ナナセはキッチンカウンターに近寄った。調理台の上には様々な種類のベリーが置かれていた。

「そうだよ。上級料理人の昇格試験を受けようと思って……スイーツが好きだからスイーツの課題にしたんだけど、課題が難しくて」

「もう上級試験!? 早いね」

 ナナセは驚いたが、元々マルは料理が好きで才能があった。彼のセンスと努力があれば、今の状況は当然である。

「えへへ、ぼく毎日すっごく頑張ったんだあ……その代わり、全然リスティ達と遊べなくてさ。みんな上級になってから忙しそうだし、この家もすっかり静かになっちゃった」

 マルは寂しそうにダイニングテーブルを見つめる。もう何日もここでみんな集まって食事を取ることもなくなっていた。

「せっかくだからナナセ、ケーキが出来上がったら食べてくれる? 味見もしてもらいたいし」

「もちろん! マルのケーキ、楽しみだな」

 ナナセは大げさにはしゃいで見せた。誰かの為に料理を作り、みんなで楽しく食事をするのが何よりも好きなマルにとっては、今の状況は寂しいに違いない。




「……うん! 美味しいよ」

 ナナセに出された料理は「ベリーのタルト」だった。たっぷりと乗ったベリーは見た目も美しく、もちろん味も文句なし。ベリーの甘酸っぱさとタルトの甘さが口の中いっぱいに広がり、自然とナナセの顔もほころぶ。

「良かったー! 何度も失敗しちゃったから、うまくいくか不安だったんだー」

「完璧だよ! すぐにでもお店を開けるんじゃない? これならきっと試験クリアできるよ!」

「ナナセに褒めてもらえるなら、自信が持てるよ! これで試験を受けられるかな。ギルド長のマリーワンはとっても厳しくてさ……上級試験に落ちる料理人はすごく多いんだ」

「え……マリーワンって、あのレストランの?」

 ナナセはドキリとした。

「そうだよー。彼女、とってもすごい料理人なんだ。ぼくをカフェに紹介してくれたのも彼女だよ。普段は優しいんだけど、料理のこととなると別人みたいに厳しいんだよ。だからキャテルトリーにある店は、どれもレベルが高いんだよね」

 ナナセはちっとも知らなかったが、マリーワンはキャテルトリー料理ギルドのギルド長だったのだ。いつも明るく優しい彼女からは、厳しい料理人の姿は想像できない。

「すごい料理人だったんだね。いつも美味しいもんね、あのお店」

「ぼくもいつかは『マリーワン』で働くのが夢なんだ。だから頑張るよ」

 マルは目をキラキラさせている。ナナセはマルの夢を聞き、ふと気になったことを口にした。


「ねえマル、ファミリーハウスをヒースバリーに移すって話だけど、そうなったらマルはどうするの? 『マリーワン』で働くつもりなら、ヒースバリーから通うの大変だよね」

「ああー、そうだった! ……まあ大変だけど、自宅はキャテルトリーのままにする予定だし、ファミリーハウスが向こうだとちょっと大変だけど……なんとかなるかなあ」

 どうやらマルは自宅をここに残す予定のようだ。他のメンバーがどんどん変わっていく中、マルは変わらないことにナナセはなんとなくホッとしていた。


「私もキャテルトリーに残る予定なんだ。魔術ギルドの仲間達と一緒に住む家を今探してるところなんだよ」

「へえー、仲間達と一緒に? それはいいね! 友達と一緒に住めるなんて最高だよ! 羨ましいなあ」

「みんなで住めば家賃も安く済むしね」

「いいなあ、いいなあ、ぼくもリスティとかゼットとか、みんなにお願いしてみようかな。あ、でもそうしたらヒースバリーに引っ越すことになっちゃうか……うーん」

 マルはぶつぶつと独り言を言いながら、頭を抱えて悩んでいる。


「ゼットと言えば、最近ここに来てないよね? 今日も来ないのかな」

「うん? ゼット?」

 一人考え込んでいたマルはゼットの名前が出て顔をようやく上げた。

「月末までに1000シル払わなきゃいけないんだけど、その前にゼットとちょっと話したいことがあって」

「ああ! ファミリーハウス資金のことだね。ゼットはしばらくこっちには来ないと思うから、話すならヒースバリーに会いに行く方が早いかもね。ゼットに話って、何かあったの?」

 不安そうに尋ねるマルを見て、ナナセは慌てて首を振った。

「ううん、ただちょっと、1000シルを払うのは大変だから……ファミリーハウスの為だって分かってはいるんだけど……」

 さすがに「払いたくない」とは言いにくい。煮え切らないナナセの言葉に、マルも困ったように首を傾げる。

「やっぱり1000シルも払うのは大変だよね。だけど最初だけだし、来月からは500シルでいいし、ファミリーみんなの為だってリスティが言うんだ。ナナセも新しいファミリーハウスに移ったら助かると思うよ。ヒースバリーのファミリーハウスはどこもすごく広くて豪華なんだって。きっとナナセにも作業室を充ててもらえると思うから、薬の調合もやりやすくなるよ。リスティが狙ってる所があるらしいんだけど、そこは他のファミリーが借りてるから無理みたいで……。だから新しい家が決まるまで、まだしばらく時間がかかりそうだけどね」


 マルはファミリーハウスの為に1000シルを払うことを、当然と考えているようだ。リスティとゼットの考えを否定するようなことをマルが言うはずもなく、ナナセは笑顔を浮かべたまま頷くしかできなかった。

「ナナセも大変だとは思うけど、上級冒険者は中級と比べて稼ぎが段違いだって言うよ。頑張って、みんなで早く新しいファミリーハウスに引っ越そうね!」

 マルは満面の笑みをナナセに向けた。

「うん……そうだね」

 ナナセはあいまいな笑顔で頷いた。なんとなくマルに言いくるめられたような気がしたが、他のメンバーが払っているのにナナセだけ支払いを逃れるわけにいかないのは当然だ。完全に納得はしていないものの、ナナセは大人しく1000シルを払うことを決めた。


(ヒースバリーにファミリーハウスがあれば、何かと便利だろうし……今のファミリーハウスはそもそも狭すぎるし、これでいいんだろうな)


 ナナセは自分に言い聞かせ、前向きに考えようとしていた。その後、ナナセはゼット宛に1000シルを送金した。



♢♢♢



 今日はヴィヴィアン達に誘われ、キャテルトリーで新しい共同住宅を探しに行く日だ。居住区の管理も冒険者ギルドが担っているので、ギルド前の広場で待ち合わせることにしていた。

 ナナセがドーリアとしてこの地に生まれてから、少し季節が進んだ。朝晩は冷えるようになり、木々の葉はしがみついていた枝から力尽きて土の上へ。いつ雪が降ってもおかしくない時期になり、住民らの服装もだいぶ変わってきた。首元にマフラーを巻いたり、襟元に毛皮があしらわれたコートを着たり、暖かそうなものが増えてくる。

 ナナセが広場に到着すると、既にルインとノアが先に来ていた。今日は寒いので、ルインもノアもそれぞれ暖かそうなコートを羽織っている。もちろん、ナナセも大きなボタンがアクセントになっている茶色のコートを身に着けていた。


「二人とも早いね!」

 ナナセは手を振りながらルインとノアに駆け寄る。

「私もさっき来たところだよ。一番乗りはノア」

「マカロンとヴィヴィアンもすぐに来ると思うよ……あっ、ほら来た来た!」

 広場の先にある道を見ていたノアは、向こうから駆け寄ってくる派手な髪色のマカロンに気づいて手を振った。マカロンの後ろにはヴィヴィアンもいて、急に駆け出すマカロンを慌てて追ってくる。

「みんな早いね!」

 マカロンはコートもド派手だ。様々な色と柄の生地を継ぎ合わせたような不思議なデザインで、どれも派手な色なのに不思議と全体がまとまっている。彼女しか着こなせないデザインだろう。

「みんな揃ってるね。待たせちゃったかな?」

 ヴィヴィアンは紫色の髪に合わせたような濃い葡萄のような色のコート姿だ。いつも同じローブ姿の仲間達が色とりどりの服装をしているのを、ナナセは新鮮な気持ちで眺める。

「マカロン、そのコート素敵なデザインだね」

 ルインはマカロンの個性的なコートに興味を持っている。マカロンは「あ、これぇー?」と両手を広げて見せた。

「褒めてくれてありがと、ルイン。でもこれ、実は失敗作なんだよ」

「失敗作? どこが?」

 首を傾げるルインに、マカロンは袖をピンと伸ばしたままくるりとその場で回って見せる。

「ちゃんとした裁縫職人に頼むと高いから、新人の職人に頼んだんだけど……見てよ、袖の長さは足りないし、裾も斜めになっちゃってるの」

 よく見ると袖の長さが足りなくて中に着ている服の袖がしっかりと見えてしまっているし、コートの裾は斜めになっていてアシンメトリーのデザインに見える。だがナナセはそこが素敵だと思った。彼女の個性に合っていると思い、マカロンにそれを伝えると、ルインもナナセの意見に賛同した。

「失敗したように見えないよ。わざとそうしてるのかと思ってたし……すごくいいと思うよ」

「ほんとー? うわー、すっごい嬉しい! だったらこれでいいや。ちょっと手首が寒いけど!」

 マカロンは嬉しそうにその場をくるくる回って見せた。

「自分のデザインを再現させたいなら、裁縫職人になった方がいいんじゃない?」

 ルインは自分のローブを自作したいと言って裁縫職人になった。確かに自分の思い通りの物を手に入れたいなら、自分で作るのが一番である。

「うーん、私はもう『美容ギルド』に入っちゃってるからなあ。一応美容師を目指してるんだよ。裁縫にも興味はあるんだけど、両方やるのは難しいし……でも確かに裁縫もいいよね……」

「美容師を目指してるなら、まずはそっちを全力で頑張ってみたら? 余裕があったら裁縫もやってみるとか」

「そうだねえ、それがいいかなあ……」

 マカロンとルインが真剣な顔で話し込んでいると、ヴィヴィアンが痺れを切らして片手をピッと上に伸ばした。

「はいはい、立ち話はその辺にして、今から冒険者ギルドに行くよ!」




 五人はギルドに入ると受付に用件を伝え、該当するガーディアンの所へ通された。長い廊下に等間隔に並ぶ白い扉には番号が振られており、ヴィヴィアンは指示された「6」の部屋へ向かう。

「失礼します……」

 ヴィヴィアンが扉を開けると、中央にある大きな机が目に入る。その机にガーディアンがこちらを向いて座っていて、机の向かい側に椅子が五脚置かれている。相談者の人数に合わせて椅子を既に用意しているようだ。


「どうぞお掛けください。ヴィヴィアン様、今日は居住区の家を借りたいということでしたね」

「はい。私達五人で住める家を探してます。その……できるだけ安い家で」

 ナナセ達は椅子に並んで腰かけ、ヴィヴィアンが答える。

「お待ちください……それでは、こちらはいかがでしょう?」

 ガーディアンはムギンをすっとこちら側に向け、家の画像を見せた。二階建ての大きな家だ。

「間取りはこちらになります。二階に寝室が二つ、ゲストルームが一つあります。ゲストルームを寝室として使用すれば五人分の寝室は確保できます。一階には職人用の作業室が二つありますので、職人の方にも便利ですよ」

 ムギンには間取り図が表示されている。ナナセ達は一斉にムギンを覗き込んだ。間取り図だけでは分からないが、特に悪い部分も見当たらない。

「すごく良さそうな家ですね……でも見た感じ、とっても高そうですけど」

 ヴィヴィアンは疑うようにガーディアンを見た。

「こちらは居住区の『ポータルポイント』から遠いので、多少値段が低く設定されています。ですが『ビークル』をお持ちでしたらポータルポイントの遠さはカバーできます」

「ビークルか……うーん」

 ナナセは腕組みをして考え込んだ。商業区にあるアパートは近くにレストラン「マリーワン」があり、買い物にも便利な場所だ。居住区は環境が良く広い家を借りれるものの、移動に少し不便が生じるらしい。

「マイビークルがあれば、ポータルポイントから遠くてもいいんだけどねえ」

 マカロンもナナセの真似をして腕組みをした。


「ちなみに、この家を借りるとして、いくら必要ですか?」

 ヴィヴィアンは恐る恐るガーディアンに尋ねてみた。

「はい、賃貸をご希望ですね。月々の家賃は1500シルです。一つ注意事項がございまして、賃貸の場合は支払いが三か月遅れますと契約が終了となりますのでご注意ください」

「あれ、意外……もっと高いと思った」

 マカロンは拍子抜けしたように呟く。一人頭300シルならばナナセ達に支払えない額ではない。

「今ある空き物件の中で最も安いものとなります。よろしかったら現地で見学されますか?」

 ヴィヴィアンは仲間達の顔を見回す。誰も反対する者はいない。

「見学します」

 ヴィヴィアンが返事をすると、ガーディアンは手早くムギンで何やら操作をした。

「では、住所を地図上に表示しましたので、直接現地で見学をしてください。家の入室許可をしましたので、五名のみ入室できます。契約をする場合はまたこちらにいらしてください」



♢♢♢



 ナナセ達は早速新しい家を見学に行くことにした。キャテルトリーの居住区は冒険者ギルドのある中央区から北側にある。居住区は主に三つの区画に分かれている。ファミリーハウスが立ち並ぶ区画、個人住宅の区画、そして坂道を上がった一番高い場所にフェンスで囲まれた「上級冒険者」専用の住居が並ぶ区画だ。上級専用区画ではガーディアンが常時警備をしていて、入る為にはムギンの提示が必要だ。居住区の仕組みはどこの街も大体同じで、違いは主に価格と環境。当然ながらヒースバリーの方がより広く、より高額な家々が並ぶということになる。


 見学に行く家は個人住宅がある区画の一番奥だった。メイン通りから脇道に入り、更に奥へと進んだ先にあった。通りの端にある白い家が目的の場所である。

「実際に歩くと遠いなあ」

 ナナセは思わずぼやいた。ここに暮らすなら自分専用の「マイビークル」が必要になるかもしれない。お金がかかることばかりだなあ、とナナセは心の中で呟く。


 だがナナセが実際に家を目の前にすると、面倒だとかお金のことだとか、色々な懸念が一瞬で吹っ飛んだ。

 白壁の二階建ての家は、広く手入れされた庭の真ん中に敷かれたベージュ色のタイルの道の先に建っている。ナナセの自宅とは比べるまでもなく、ナナセのファミリーハウスよりも大きい。一目見てナナセは気に入ってしまった。

「すごーい! 早く中に入ってみようよ!」

 マカロンは歓声を上げながら小走りで玄関に向かった。他の仲間達もはしゃぎながらマカロンを追いかける。


 家の中は最低限の家具だけが置かれ、他はがらんとしていた。広いリビングルームと二つの作業室があり、二階に寝室が二つ、小さめのゲストルームが一つあり、間取り図通りだ。テーブルや椅子は既にあるものを使えそうだ。ベッドだけは足りないので用意する必要があるが、すぐに引っ越しても問題なく暮らせそうである。


「ここ、気に入ったよ! もう決めちゃいたい!」

 マカロンはすっかりその気になっている。

「私も気に入ったけど、やっぱりポータルポイントから遠いのが気になるかなあ。すぐにはビークルは買えないし……」

 ナナセが懸念を口にすると、他の仲間達も頷いた。

「そうなんだよね。その分家賃は安いけど……」

 ヴィヴィアンも立地の悪さが気になっているようだ。

「ルインはどう?」

 ナナセはじっと窓の外を見ているルインに声をかけた。


「私はここ、好きだな。通りの一番端にあるから、静かで落ち着く。遠くても歩いていけない距離でもないし」

「そうだね、僕もここでいいと思う。ビークルは……頑張ってお金を貯めるよ」

 ノアもルインに賛同している。


 ナナセはルインの言葉を聞いてハッとした。ここが好きかどうか、その気持ちで決めればいいのだ。


「私も、ここが気に入ったよ」

 ナナセはにっこりと微笑んだ。仲間達全員が賛成し、ナナセ達五人は居住区の一軒家で共同生活をすることになった。五人は早速冒険者ギルドに戻り、契約のサインをした。引っ越しは三日後に決まった。

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