文字の向こうに花火が打ち上がりました

年老いた花火師からの手紙。

ただそれだけなのに、
手紙を読んでいると画面の向こうに花火が打ち上がっているような気がしてくる。

それは読者の錯覚なのか
それとも作者の魔法なのか

小説という文字の羅列でしかないはずなのに
作品は真夏の夜の花火大会となって
読者の前にきらびやかで儚い光の芸術を魅せてくれます。

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花火

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