第八紹介:永遠のたたかい

 ながいたびがはじまる



 この言葉でラストを迎えるゲームがあったのを思い出した。



 いつまで勉強すればいいのだろう。

 いつまで働けばいいのだろう。

 いつまでこんな場所にいるのだろう。



 いつまでだれかにゆだねるのだろう。



 あなたは高難易度で永遠に続く手術を押し付けていませんか?



 いい音楽と恋はすぐに終わるからいい。



 花火のように一瞬で死にたくなくても、終わらない作業は押し付けないでほしい。



 あらがうしかないようだ。

 どんな環境でも。



◇ ◇ ◇



 選ばれなかった者に権利がない世界を生かされ、愚痴ぐちと疑問だらけ押し付けられる地獄。



 きっと生きていることが全ての答えなだけで流れて消えてしまった方がいい余計なものばかりで出来ているのかもしれない。



 マナーや葬儀屋そうぎやと一緒でなくならいし存在しないから


『幸せ』


『金』


『綺麗事』


『時間』



 だとかほざいているのかもしれない。

 共通しているのはみんな口だけで助けなんてしないこと。



 みんな憎しみと絶望をいだいて永遠にたたかい続けているのかもしれない。



 誰のどんな毎日もただの出来事でしかない。

 研究や勉強しなければ幸せどころかだまされないようにありのままで生きていけない。



 個人の戦いはどうなる?

 対人だけが戦いじゃないだろう!!



 普段何かと敵対は続く。

 田舎の人間関係なんてまさにそうだ。

 幸せの先が隣三件右隣となりさんけんみぎどなりか優しい世界かなんて頭おかしぎるのだ。

 全ての人間が。



 そして一人だけではどうしてもズレていく。

 だからすぐに時代じゃなくなる。



 どうして肯定こうていされないのだろう。

 いや、どちらでもいいとも綺麗事で片付けない。



 勝ちにいってやる。

 いまは一人相撲ひとりずもうだけど尊厳そんげんは破壊されない!



 人間はもろく、みにくく、よわさしかない。

 向き合ったところで自己満足どころか自己否定じこひていしかない。



 場数をふんで見返してやるしかない。

 昔から思っていたじゃないか。



 い つ か み て ろ よ



 そう願った。

 だが他責は別にしよう。

 やめるとは言わない。



 自分はヒーローでもなく、寿命もあるただの人間だ。



 だからこそ権威けんいに負けない。

 何も考えてない?


 そう思われた方が動きやすいぜ。

 さあ、ひるがえそう。


 マントは……来てないけど。

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