カクヨムにおけるR15の範囲内は…?










 どうも、小坂あとです。


 一話前に引き続き、今回は問い合わせに対する運営からの回答や、三回も警告を受けて分かったR15の範囲内をお話していきます。


 正直、私の投稿している作品をひと通り読めば分かるのですが……それではR15の範囲内を知ることには日が暮れるどころか夜通しかかってしまうので、こちらで手短にお伝えします。


 あと作者の作品はそのほぼ全てが百合なので、ノーマルラブの方は参考にならないかもしれません。そちらご了承の上、お進みください。


 ※あくまでも推測の域を出ないため、参考にする際はご自身の判断でお願いします。


 まず前提として、どれだけ読者数が多くても新規の読者含め誰も通報しないという奇跡が起きれば、基本的に運営は目をつぶってくれそうです。


 理由は前回のお話参照。


 R-18の範囲を余裕で超えていても、逐一確認しているわけではなさそうなので、通報しないでいてくれることを願ってみるのもありです。


 しかし、倫理観の高い読者が、閲覧が伸びてきているのに見逃してくれるなんてこと…そうそうたりえないでしょう。


 なので一か八かの賭けに出るのではなく、ここは安牌をとってR15範囲内で挑むことをオススメします。


 以下は、おそらく通報を受けてもギリセーフ(だと思われる)描写一覧となります。例文も添えておくので、ご参考までにどうぞ。


 ※※※誤解されてる方もいるようなので補足※※※


 あくまでも、今のところは大丈夫そうという作者個人の見解でしかありません。絶対セーフなわけではないので、個人の感想として捉えるようお願いします。


 ※念のため、一部伏せ字にしています。



・キスやキスマークをつける(ディープキスも可)

・胸や性器に触れる(曖昧描写)

・喘ぎのない絶頂(説明文なら可)

・数回程度の喘ぎ声(やり過ぎ注意)

・服を脱ぐ、着る(全裸になる)

・性器を目撃する

・濡れる、濡れた発言(地の文も可)

・■キそう、きもちいい発言(地の文も可)

・おかしくなっちゃう、変になる発言(以下略)


 まだまだセーフゾーンはありますが、長くなりそうなので一旦はここまで。


 次は分かりやすく、例文で大丈夫そうな範囲を書き出していきます。


 以下、例文。



⸺⸺⸺⸺⸺⸺

 


「かわいい」


 そう言って田中は、加藤の暑い唇を奪った。


 ふたりの吐息が冷えた空気中に混じり溶け、次第にその温度を上げていく。

 エアコンもない室内で、冬だというのに汗をかき始めた田中が雑に着ていたYシャツを脱ぎ捨てれば、加藤も「脱がせて…」と細やかなお願いをする。

 ブラウスのボタンに指をかけ、プツリとひとつずつ余裕のない荒れた手つきで外していった。

 その間も唇を重ね合わせては、顔を離した隙にお互い相手の肌色を視界に捉え、さらなる興奮を滾らせる。


「もう我慢できない…」

「ん…っ、私も…」


 抗いがたい欲に耐えきれず胸元に伸びた田中の手のひらを受け止め、加藤は相手の首にしがみつく形で腕を回した。

 何度も舌を絡め合い、そうしていくうちにだんだんと盛り上がるふたりの間に会話はなく、高揚するばかりの手元は胸の膨らみや足の間を弄る。

 気が付けば田中の手は薄く可愛らしいフリルの布の中へと忍び込んでいて、触れた途端、加藤の腰がビ■ンと跳ねる。


「んっ、はぁあ……きもちいい…そこ」

「ここ?」

「うんっ……もっと。もっとして…?」


 求め合い、キスをしながらふたりはどんどん深みへハマっていった。


「やば……やばい、田中、もう…!」


 あっという間に最高潮の幸せを手に入れた加藤はぐったりとベッドシーツに沈み込み、予想外に早く終わりを告げたことに対し物足りない気持ちを沸き上がらせてしまった田中は再び、指の動きを再開させた。



⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺



 と、こんな感じの描写なら大丈夫かもしれないです。(おそらく)


 例文は、セーフゾーンを詰め込もうとした結果、なかなかにハードな内容となりましたが……。


 私がこれを書く時に、R15の範囲でおさめようと意識したことはひとつ。


・全てにおいて、直接的“すぎる”表現を避ける


 これに尽きます。


 ここで大事なのは、直接的表現がだめなのではなく、いきすぎた直接的“すぎる”表現がだめ、というところです。


 例えば、お■ぱいを触る描写をそのまま


 “乳■をいじった”


 と表記したらアウトですが、


 “ぷっくらとしたそこに触れた”


 ならセーフ。といった感じです。


 

 何事も明言は避け、性器においては“そこ”や“アレ”で誤魔化すのが適切みたいです。


 喘ぎ声に関しては、そう何度もあんあん書いてしまうとだめなようですが、一話につき五回程度なら体感的に許されていると感じています。※これに関しては特に絶対とは言えないです。


 それと、絶頂の前で終わらせて、行為後の物語に続くのは大丈夫なようです。


 先ほどのように、「■ッちゃいそう」までならアリって感じ。※これも絶対とは言えないですが…


 逆にアウトなものを書き出すと、


・明らかな性器描写

・連続して長く続く喘ぎ声

・■ク、■ッちゃう発言

・詳細かつ淫らすぎる表現


 といった感じかな…?


 ここまでで、だいぶ参考になったかな…?と思いたいんですが、いかがでしたか?


 とにかく、ぼかせるところはぼかして、ぼかしてぼかしまくるのが適切と思います。


 書ききれていない部分はコメントにて質問をくださったら、作者の見解をお伝えしたいと思っています。


 とりあえず、今回はこの辺で。


 最後までお付き合いいただきありがとうございました!






※これを見て判断材料にするかどうかは、自己責任でお願いします※

※例文はあくまでも例文です※

※これが大丈夫という保証はありません※







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