第2話 推し変
私は1年前の誓い「推し活をしない」を破り配信に入った。すると配信していた方が
「初見さんいらっしゃい」
と言った。その時目が覚めた。この人は推しじゃない。私はその事に気づいた後配信を抜けようと思ったが、この配信アプリはスターというものがある。それを送るとその配信の注目度も上がるというものだった。私は推しの配信のときその機能を使ってスターを大量に送るということを良くしていた。それをその界隈では「スター職人」というそうだ。昔の名残か私はスター送っていた。するとその配信していた方は
「スターありがとう。今スター職人募集してます。」
このスター職人募集という言葉を聞いて私は無意識に、
「就任します。」
とコメントで言ってしまった。
言ってしまったものは仕方ないと思い、私はその配信者のスター職人となり推す人となった。前の推しへの裏切り感がものすごく心にあった。これが「推し変」というものか...
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