第65話 野茂

「相変わらず……何を……考えて……いるんですか……マイボス……マイキャプテン……」


 十数分後。佐倉宮の甘酸っぱい思い出が詰まっているという例の公園にて。

 佐倉宮経由で呼び出した野茂誠こと甲子園の魔物と、俺は対峙していた。後ろには舞香と璃子も控えている。


「お前に話があってな」


「だから決勝戦前夜のこんなド深夜に何なんですか!? 何であなたと琴姉ことねぇはいっつも僕の大事な睡眠を妨害してくるんだ!」


「だから22時前はド深夜ではない。そして俺の話はそれくらい重要だからだ。さらに言うと、もっと琴姉のことを大事にしろ。お前もこれからずっと、この世界で生きていくんだからな」


「何を言ってるんですか、育ち盛りの高校球児にとって22時は…………はい?」


 眠そうに眉間を押さえていた魔物だったが、俺の言葉でついに目が覚めたのだろう。パッチリとしたお目々でこちらを見てくる。

 それでいい。璃子の大事な宣言をいい加減な態度で聞かれるなんて我慢ならんからな。


「俺の前に、璃子からも言いたいことがあるみたいなんだ」


 一歩前に踏み出す璃子。俺は後ろから、その両肩にポンと手を置く。

 大丈夫だ、俺がついている。


「璃子さんが、僕に? いや、大丈夫ですよ、璃子さん。明日はちゃんとキャプテンが投げて、僕が守って、必ずあなたの願いを実現させるから。みんな一緒に、元の世界に戻りましょう」


「いえ、違うんです、魔物さん。わたしが間違っていました。わたしは、この世界で生きていきたいんです……生きていくと、決めました。この世界は、終わらせません」


「……は……?」


 目を丸くする魔物。だが、璃子は怯むことなく言葉を紡いでいく。


「裏切るようなことをしてしまい、申し訳ありません。でも、大丈夫です。魔物さんもこの世界で精いっぱい大好きな高校野球を楽しんでください。どうやら野茂誠さんというのは、この世界の主人公だったようですよ? お父さんに聞いたので間違いありません。そしてそして、璃子は勘違いしていたみたいでして、この野球ゲームのストーリーは、つまり主人公の野球人生は、甲子園の後もずっとずっと続いていくようです。兄さんたちが甲子園に行っても、世界は終わりません」


「…………」


「こんな素晴らしい世界に璃子たちを連れてきてくれて、小さいころのわたしたちの願いを、約束を叶えてくれて、ありがとうございます、魔物さん!」


 黙ったまま璃子を見つめる魔物。そんな見るからに爽やかな好青年に向かって、璃子は深々と頭を下げる。

 その感謝の言葉に嘘はないのだろう。俺たちだって、その点に関しちゃ同じ気持ちだ。そもそも魔物に、悪意は微塵みじんもなかったのだ。ただただ純粋に、あの日の甲子園の約束を、実現させようとしてくれていただけだ。


「野茂、そういうことだ。お前にとってはショックかもしれないが、」


「ダメです」


 俺の言葉を、ハッキリとした四文字で、キッパリと切って落とす魔物。


「そんなこと、僕は認めない。璃子さん。あなたには役目がある。そのために、この世界を終わらせて、元の世界に戻らなくてはならない」


「役目、ですか……?」


「はい。だって、そのために僕らは手を組んだんじゃないか」


 当たり前のように言ってくる魔物に、璃子も俺も舞香も、戸惑うことしかできない。


 マジで、何を言ってるんだこいつ……?


 璃子の願いを叶えることの他にこいつが求めているのは、元の世界に戻って、また甲子園の魔物としての責務を果たすことだった。つまり、死にたがっていた璃子と、利害関係が一致していた。璃子にとっては手段、魔物にとっては目的そのもの、という違いはあったが、両人ともこの世界を終わらせて、元の世界に戻りたかった。だからこそ、共犯関係が成立していたのだ。

 だというのに、璃子が知らない、他の目的があったような口ぶりだ。


 魔物は、これっぽっちも悪びれることなく、まるで常識であるかのようにその続きを口にする。


「璃子さんには、僕の後任になってもらいます」


「は?」「え?」「ん?」


 俺、璃子、舞香が声を合わせる。それほどまでに、こいつが言っていることの意味がわからなすぎた。


「は? え? ん? 何ですか、その反応。まるで初めて聞いたみたいな……あれ? 初めて言ったんでしたっけ。僕、伝えていませんでしたっけ」


 なんだこいつマジで。


 魔物は困ったように笑いながら頬をかき、


「まぁ、そんな大した話じゃありません。璃子さん。あなたには、三代目の甲子園の魔物になってもらいます。元の世界で、これからの甲子園球児たちを照らしてもらうよ。新たな伝説を、次の感動を、君が作っていくんだ! 僕が長年そうやってきたみたいにね。幼き君たちを感動させたようにね!」


「…………! 魔物、テメェ……襲名制しゅうめいせいだったのかよ……」


 腕を広げて高らかに語る青少年に、そうツッコまざるを得なかった。舞香と璃子も「ほんとそれ」みたいな顔をしている。


 いや、うん。ほんとそれだが今はほんとそこじゃない。


「ふざけたこと言ってんなよ、クソ魔物。俺はてっきりお前が純粋に俺らの約束を叶えようとしてくれてるだけだと思ってたってのに、ホントはそんな裏があったのかよ……?」


「裏? 何を言ってるんですか、キャプテン。みなさんの願い、叶えているじゃないですか。璃子さんが甲子園の魔物になれば、大好きな兄さんの一番になれるじゃないですか。だって甲子園こそが一番なのだから。高校球児であるキャプテンにとって、甲子園以上の存在なんてないでしょう? 幽霊なんて曖昧で不確かな存在よりも、ずっと良いじゃないですか。甲子園なら、永遠ですよ」


「…………! こいつ、マジで……!」


 相も変わらず、自分の言葉をまるで疑いもしないような、自信満々な態度。柔和な微笑みから繰り出される、ナチュラル上から目線。自分の善意が、璃子や俺たちにとって、幸せなことに違いないと信じて疑っていない。


 お前みたいな老害が高校野球を支配してっから、若者の野球離れが起きんだよ、タコ! このままじゃ全然永遠じゃねーよ、甲子園は! 野球が好きならさっさと身を引け! あ、いや引こうとしてんのか、こいつは。


 それで、璃子を後継者にするだって? ふざけてやがる、完全に。


「璃子、お前はそんなこと求めてねーよな?」


「はい! 当たり前じゃないですか! わたしは、兄さんとこの世界で生きていくって決めたんです!」


 璃子のハッキリとした宣言に、しかし魔物は肩をすくめて、


「璃子さん、困りますよ、今さらそんなこと言われても」


 それはこっちのセリフだ。何でもかんで自分の思い通りになると思い込みやがって! もう許さねぇ!


「テメェ、魔物! 言っておくがなぁ!」


「ちょ、久吾久吾」


 魔物に詰め寄ろうとする俺。そのTシャツの裾を、後ろからチョコンとつまんでくるお手々。

 舞香が、ものすごく微妙な顔で俺を見上げていた。ものすごく何か言いたげだったので、屈んで、その口元に耳を寄せる。


「いや、あのさ、久吾。もうほっとけばよくない? あの人、言葉通じないって」


「そうは言うがな、これには璃子と俺たちの未来が……」


「いやいやいや。かかってないって、何も。だって、あの魔物君にできることなんて何もないじゃん。華麗な守備と俊足好打と技巧派ピッチング以外に何もできないじゃん。璃子がこの世界で生きてくって決めた以上、あいつにはこの世界を終わらせて元の世界に戻るすべなんて全くないじゃん」


「確かに」


 うん、そうだった。それをわかった上でここまで来たんだった。ついつい熱くなっちまったぜ。


 そうなのだ。そもそも魔物は、この世界が野球ゲームではないということすら理解できていないのだ。どんな思惑があろうが、それを達成するための方法すら知らないわけだ。もはや放っておいても何の問題もない。

 いくら甲子園に行ってその先の野球人生を頑張ってもいつまでたってもこの世界が終わらず……といった人生を送りながらも特に悲観することもなく、「そのうち何だかんだあって元の世界に戻れるに決まってる」と楽観的に思い込んだまま安らかに死んでいきそうな雰囲気すらある。うん、たぶんそうなる。

 つまり、こんな奴の説得なんかに労力を費やすなんて、全くの無駄。そんなことしなくても、俺たち家族は幸せに暮らしていけるのだ。


 うん、じゃあさっさと帰って寝るか。


 と、思ったが。


「ちげーんだ、舞香。璃子も。俺は別に説得なんてしに来たわけじゃなかったんだ。野球バカの俺にそんなディベートスキルがあるわけねーだろ」


「そうだね」「そうですね」


 そんなあっさり頷かれるとちょっと悲しいが、まぁいいや。


「だろ? だから俺は説得に来たんじゃねぇ。強引に、わからせに来たんだ。交渉なんてしない。そもそも要求がねーもん。俺はただ、力で、ねじ伏せてぇだけなんだ」


「久吾……そのためにバットなんて持ってきたんだ……」

「兄さん……暴力は違うと思います……いくら木製とはいえ殺傷能力は充分です」


「そうじゃねぇ。野球すんだよ、普通に。この筋肉でわからせるんだ。あいつと……そして、お前たち二人にな」


「「は?」」


 俺は世界一大切な二人の頭をポンとしてから、魔物野郎に向き直る。

 背中に背負ったケースから木製バットを取り出し、そのヘッドを奴に向け、


「勝負だ、魔物。全力投球して来い」


「え……嫌ですけど、普通に。明日のために無駄な疲労溜めたくないんで」


 嫌だったらしい、普通に。さんざんカッコつけたのに無駄な恥かいた。


 しかし、それでは困る。俺は、証明しなけりゃならないのだ。


 まずは魔物野郎に。


「なぁ、魔物。一つ言わせてくれ」


「一つだけですよ。さすがにもう今日は早く帰って寝たいんで」


「お前は自惚うぬぼれてやがる。大きな勘違いをしてやがる。それも、二つの点でな」


「二つじゃないですか。思いっきり二つ言うつもりじゃないですか」


「まず一つ目だが。14年前のあの日。モチモチ幼女璃子が、頬を染めて天使の微笑み浮かべてたって言ってたよな。それは事実だが、そんなモチモチ天使スマイルで眺めてたのは、甲子園球場じゃねぇ。俺だ。璃子は――そして舞香も――甲子園に憧れたから、俺に甲子園に連れていってもらおうとしてたんじゃねぇ。俺に憧れてたから、俺に甲子園に連れていってもらいたかったんだよ」


 俺の言葉に驚いたように目を剥く魔物。

 後ろで、「えー……めっちゃ自惚れてんじゃん、私の夫。まぁ言ってることは間違ってないけど」「確かに100%事実ですね」とか言ってる妹二人。

 よかった。言いながらちょっとドキドキしてたけど間違ってなかった。よかった。


 だから別に、俺が二人を連れていくのは、元の世界の甲子園である必要なんかないのだ。この世界の甲子園でいいし、そしてそこに魔物がいる必要性なんてもっとない。


 いや、さらに言わせてもらえば――元の世界の甲子園にだって、別に、魔物なんていらないのだ。


 それこそが、こいつに叩き付けたい、もう一つの事実だ。


「舐めんなよ、魔物。高校球児っつー、クレイジーなガキどもをよ。高校野球に、魔物なんて必要ねぇんだよ」


「何を……」


「俺たちを感動させてくれるのは、魔物なんかじゃなく、あいつらの力だ。努力だ。実力だ。仙台育英も開星も日本文理も中京大中京も、あいつらの力であそこまでたどり着いて、あいつらの力であんな試合見せてくれたんだよ。自惚れんなバーカ」


「…………」


 もはや言葉を失って立ち尽くす魔物。

 よし、とりあえずこいつに言いたいことは言ってやった。全部、俺の本心だ。人生のほとんどを野球に注ぎ込んできて至った、確信だ。


 ま、口だけで言ってやったところで何の説得力もないだろうが。


 だから、証明してやらなければならない。証明するためにも、前世と現世、二つの世界の高校(学園)球児を代表して、こいつと勝負がしたい。


 俺たちの力が、野球ファンの心を――それが、どれだけ頑ななものであっても――動かしちまうほどの力であると、証明してやる。


「投げろ、魔物。いや、ここはあえて野茂と呼ぼう。これからお前は野茂誠として生きていくんだと、わからせなきゃいけねぇわけだしな。真剣勝負だ。審判はこの二人。主審は、璃子だ」


「え? わ、わたしが球審ですか!? 無理ですよ、兄さん。わたしにストライクゾーンの判定なんて!」


「いや、球審ではない。球審はいらん。この勝負の判定は、お前の心を動かせたかどうかだからな。いわばモチモチゾーンだ。俺のホームランがモチモチゾーンにモチモチ着弾したかどうかを、その目で判定してくれ」


「ホームラン打つことは大前提なんだ……」


「お前も呆れてる場合じゃねーぞ、舞香。お前にもわからせてやんだからな。瞬きせずにちゃんと見とけ」


 そう、そして同時に二人にも。というか誰よりもまず、この二人にこそ、見せつけてやりたいのだ。わからせる必要があるのだ。


 だって。何か全部解決したみたいな雰囲気出してきちゃったけど、まだ解決してない大問題があるし。二人に証明しなけりゃいけないことが残ってるし。


 お前らが二人とも、俺の一番なんだって。

 それを納得させねぇ限り、俺たち三人の問題は根本的な解決に至らない。


 ただ生きてもらうだけじゃ不十分なのだ。この世界で、誰よりも一番幸せになってもらわきゃ困る。


 だから、お前が俺の一番なのだとわからなせなきゃいけない。璃子と舞香、二人ともにな。言葉で説明してもわかってもらえなかったのだから、力尽くでわからせるほかない。頑ななダブル妹を筋肉で屈服させなきゃならねぇ。


 まずは舞香だ。


 舞香は俺の子どもを産むことを最上の希望のように言ってくれるが、俺がそれにあぐらをかいているようではダメだ。永遠に幸せな家庭を築いていくために、最高の夫・最高の父親にならなくてはならない。

 そのために必要なのは――やっぱり金だ。結局、金だ。

 俺が大金を手にする術など野球しかない。プロ野球選手として結果を出すしかない。甲子園に行くだけではダメなのだ。野球で稼いでいけることの証明にはならない。


「舞香。俺、ピッチャーはこの夏までにするから。甲子園が終わったら、野手に専念する。ホームランバッターとしてプロで稼ぐ。宇宙一大切な、お前との生活のためにな」


「…………。……そ。ま、あんたが決めたなら、私は支えてくだけだから」


 一瞬目を見開き、しかしすぐに平気そうな顔を作った舞香。その裏に隠れている感情が、俺にはわかってしまう。


 舞香は、どちらかと言えば、投手としての俺のことの方が好きだったのだと思う。

 俺のホームランを見る以上に、俺が球数も省エネも無視して三振を奪うところを呆れた顔しながら見るのが好きだったのだ。

 が、仕方ない。俺がいま無双できているのなんて、しょせんイカサマの力だ。舞香の力だ。だが、プロのマウンドに立つときにそんな力は使えない。

 もちろんこの剛速球だけでもある程度までは通用するだろう。だが、この腕の振りに、俺の関節は、靱帯は、腱は、いつまで耐えられるだろうか。間男テストステロンの効果で筋肉が肥大しても、それらが比例して太くなっていくわけじゃない。時間の問題でいつか切れる。修復してもまた壊れる。俺の投手人生なんて長くは続かないだろう。


 だから俺は野手として、打者として、大金を稼いでみせる。

 俺だってピッチングは好きだし、諦めることに悔しさはあるが、舞香たちとの人生のことを考えたら一気にどうでもよくなる。うん、天秤にかけることすらおこがましい。

 陸斗や瑠美奈のご飯のためにパパがいっぱいホームラン打つぞー^^


 そんな俺の決断を、正解だったと舞香にいつか思わせるために。とりあえずの納得だけでも、今すぐしてもらうために。この場で証明してみせる。



 次に璃子だが。


 璃子は舞香とは逆で、投手としての俺以上に、打者としての俺を好きでいてくれている。ホームランを打つ俺が一番かっこいいと言ってくれている。


 だから、


「璃子。俺はお前のためにホームランを打ち続けるから。お前が宇宙一好きでいてくれる俺のホームランを、俺が宇宙一大切なお前に捧げ続けるから。100本、200本、500本、800本、その度に実感してくれたら嬉しい。璃子が、俺の一番なんだって」


「兄さん……」


 絶対に成し遂げてみせる。その自信がある。


 しかし明日の決勝や甲子園でいくら打ったところで、証拠を示すことはできない。ほとんどの相手はプロで対戦していく投手とはほど遠いレベルだ。

 プロ野球チームが高校野球の試合にスカウトを送り込み、検討に検討を重ねて指名したドラフト一位野手がプロで全く打てぬまま引退していくことなんて珍しくない。高校野球で残した結果など、(特に打撃成績に関しては)、プロで通用するかどうかの参考にはほとんどならないのだ。


 だから、舞香と璃子に、俺がプロでホームランを打ちまくれる証拠を見せつけるためには、プロレベルの投手が、腕の振りが必要なのだ。まさにあの夜に見た、あの豪腕のような。


「そういうわけだ、野茂。お前も言われっぱなしじゃ悔しいだろ? それに、高校球児の姿で本気の勝負、してみたくはねーのか?」


「それは、まぁ……」


「心配するな。明日は俺が絶対完投してやるし、この勝負は一球でいい。全力で来い。利き腕でな」


「いや、それは。長年生きてきた僕の利き腕ではフェアじゃないんで。高校球児として鍛えた左腕でキャプテンと勝負したいです」


「そういう話じゃねーんだ、今は」


 ほんと空気読めねぇなぁ!


 まぁ、でも。勝負する気にはなったってことだ。

 目が、顔付きが、変わった。キラキラと、いや、ギラギラと輝いていやがる。

 それは、魔物としてのオーラというより、野球少年としての、野球愛と闘争心の表出だ。たぶん。うん、こいつの考えてることなんてわからんからな。とりあえず真剣勝負してくれるんなら何だっていい。


「わかりました。あなたの野球愛は伝わりました。一度だけ、全力で右腕を振ってあげましょう」


「……ありがとな、野茂」


「ではアップするんでしばらく待っててください。あ、ていうかキャッチボール相手お願いします」


「……おう」


 テンポ悪ぃなぁ、もう! 空気読むことより真剣勝負優先なその姿勢、嫌いじゃねーぞ!

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