第7話 頭を使ったらエッチしたくなる
カレンが俺の性奴隷になった。
前々から爆乳でエロいなあと思っていたが、こういう形で俺の女にできるとは。
「ティオ殿。本当に約束は守ってくれるのだな?」
「ああ、可愛い性奴隷のお願いだからな。俺がギルドを建て直してやるよ」
「か、かわいい、なんて……♡」
カレンは自らの豊満な身体を抱きしめながら頬を赤らめる。
「カレンは可愛い。アヴィア姉さまほどじゃないけど」
「カレンちゃんは可愛いですよ。ナディアほどではないけれど」
カレンは昨日の一晩でアヴィアやナディアと仲良くなったらしい。
これで爆乳美女の性奴隷が三人。
しかし、三人の爆乳美女が手に入ったにも関わらず、まだまだ満足できない。
どうせならもっと爆乳美女を集めて俺だけの爆乳ハーレムを作りたい。
人間というのは欲深い生き物である。
「ではティオ殿、早速ギルドホームに――」
「いや、戻らんぞ?」
「え?」
俺の言葉に目を瞬かせるカレン。
「な、ど、どうして……」
「まあ、落ち着け。しっかり説明する」
俺はカレンの柔らかい身体に抱きついて、その爆乳に頭を埋める。
そして、カレンの片手でおっぱいを揉みながら、もう片方の手でお尻を撫でた。
クンカクンカ。すぅー、はぁー。
カレンの爆乳おっぱいの谷間から男の劣情を煽るようなメスの匂いがする。
しかし、カレンは恥ずかしそうにするだけで何も言わないため、このままカレンの身体を堪能しながら話をしようと思う。
すると相手をしてほしかったのか、アヴィアとナディアが俺の背中におっぱいを押し付けてきた。
前に二つの爆乳、後ろに四つの爆乳。最高かよ。
「カレン、【闇夜の星】に所属していた大半の冒険者は抜けちゃったんだろ?」
「う、うむ。私が、不甲斐ないばかりに……」
「なら残ったパーティーは『明星』、『聖十字騎士団』、『ジナオと愉快な仲間たち』――」
俺は【闇夜の星】に所属していたギルドの名前をいくつか言ってみた。
すると、カレンが驚いたように頷く。
「あとはカレンの『紅玉の剣』や『春風団』、『ああああ』と『月狐』……は、ナギが『明星』辺りとトラブル起こして抜けてそうだな」
「す、全て当たっている!? どうして――」
「分かったのか、だって? 決まってんだろ、賢い奴がリーダーやってるなら今のA級ギルドに格落ちした【闇夜の星】をやめる。逆に馬鹿がリーダーなら何もしない」
「そ、そうか……」
「あとはトラブルが起こった時、居座る奴と逆に出ていく奴、カレンみたいに責任感が強かったり、変化を嫌う保守的な奴がリーダーのパーティーが分かれば誰だって予想できる」
自慢になるが、俺は【闇夜の星】に所属していた冒険者は一人の例外もなく把握している。
そいつの性格は無論、好きなものや嫌いなものまで細かくな。
そうでなくては帝都最大のギルドを束ねられるわけがない。
実際、俺はパーティー同士がトラブルを起こさせないために相性の悪い組み合わせが同じ時間、同じ場所にいないよう調整していた。
「で、だ。今の【闇夜の星】に必要なのは害悪共の追放と早々にギルドを見限ってやめてしまった幹部パーティーの再勧誘だ」
「でもそれは……」
「そう。パーティーの追放には相応の理由が必要だし、元S級ギルドの幹部が率いるパーティーなんてどこのギルドも欲している。というかもうどこかのギルドに所属してるだろうな」
「ならば、どうするのだ?」
俺はニヤリと笑う。
「簡単な話さ。ギルドを新しく作る。その後のために可能だったら【闇夜の星】を解体した方がいいが、それには所属冒険者の半数の賛同が必要だからな。票が揃わなかったら『紅玉の剣』だけでも抜ければ問題ない」
「え? ええ!?」
「まあ、つまりはF級ギルドからやり直すのさ。俺が【闇夜の星】に加入した時はD級だったから、S級に戻るまで二、三年はかかるかな」
少しわくわくしてしまう。
俺が加入する前から【闇夜の星】にはS級ギルド足り得るポテンシャルがあった。
しかし、今回の試みはまるで違う。
一からギルドを作り、パーティーを勧誘して、自分で盛り立てていく必要がある。
「で、でもそれは、その新しく作ったギルドを【闇夜の星】と言っていいのだろうか……」
「分かってないな、カレンは」
納得しかねているカレンに対し、俺は胸を張って言った。
「俺がいるから【闇夜の星】はS級ギルドにまで成長した。つまり、俺がいるギルドはS級になるし、【闇夜の星】になる」
「流石はティオさま。自信満々なところも素敵です」
「ははは。そう褒めるな、ナディア」
「え、ええ……?」
俺を全肯定するナディアと困ったように微笑むアヴィア。
カレンも「ティオ殿がそう言うなら……」と渋々ながら納得したようだ。
可愛い性奴隷たちである。
話が終わったら、取り敢えず所持金が底を尽きるまで宿でイチャイチャラブラブエッチしようそうしよう。
「そのためにもギルドの名前や、元【闇夜の星】の幹部パーティー以外にも積極的に勧誘していきたいパーティーの基準を考える必要がある。さて、カレン。俺が勧誘したいと思っているのはどういう連中だと思う?」
「……ふむ。やはり、高ランクの冒険者を有するパーティーだろうか」
「ブッブー!!」
「ええ!? そ、そんな!!」
自信満々なドヤ顔で答えて不正解だったことにショックを受けるカレン。
でも不正解なものは不正解である。
「答えは――爆乳美女だ」
「は?」
「待て待て。説明するから怖い顔をするな」
俺はカレンがキレる前にしっかり話しておく。
「俺はアヴィアやナディア、カレンみたいな絶世の爆乳美女が性奴隷になってもまだまだ満足できない」
「わ、私では不満だと? って、そうじゃない!! ダメに決まっているだろう、そんなこと!!」
「俺が作るギルドだ。俺の好きにしていいだろ。あとカレン、お前は極上の女だ。そこら辺の女が霞んで見えるくらいにはな。でも俺はお前みたいな女がもっと欲しい。不満とかじゃなくて、男の本能だ」
「む、そ、そういうものなのか……」
「ああ。だから新しく作るギルドには爆乳美女がいるパーティーを勧誘して、俺のハーレムにしようと思う。まあ、パーティーを丸々誘う都合上、男も少なからず入ってくるだろうが……」
その時は爆乳美女たちを調教して他の男になびかないようにすればいい。
「大きくなったギルドには人が集まる。【闇夜の星】がそうだったように、な。早々に見限って出ていったパーティーも戻ってくるかもしれない」
「そういうもの、だろうか?」
我ながら素晴らしい計画だ。
帝都にいる爆乳美女は当然ながら、地方にいる冒険者も勧誘したいな。
一応、ナディアとアヴィアの意見も聞く。
「賛成です。ティオさまの偉大さと素晴らしさ、カッコよさや男らしさを世に知らしめることもできます」
「ティオ様の優しさを多くの女性たちにも知ってもらいたいですね」
とまあ、俺の方針に異論は無いようだった。
「さて、難しいことを考えるのはここまでにしよう。頭を使ったからエッチがしたくなった。まずはカレン、お前から抱いてやるからな」
「あ、ま、待て!!」
「んん? なんだ、もうお互いの身体を知り尽くしてるんだし、今さら恥ずかしがるなよ」
「そ、そうではなくて!! その、一応、お礼を言いたいのだ」
ベッドに押し倒したカレンが、頬を赤らめながらそう言った。
お礼とは何のことだろうか。
「まあ、その、なんだ。勧誘基準はどうかと思うが、本当に感謝する。私のせいでギルドを潰したのに、私の都合で貴殿を頼って……。その、貴殿を追い出したことは、疑いようがないほど私の間違いだった。申し訳なかった。それと、ありがとう」
「……ふむ」
俺はカレンの身体に抱きつくのをやめて、彼女の頬に手で触れる。
「気にするな。カレン、お前は俺の女だ。ならお前を助けるのは俺の義務だし、困った時はいつでも言うといい。お前の爆乳揉みながら解決してやるよ」
「あ、う、うむ♡」
俺の決め台詞にポッと赤くなるカレン。
「わ、私も、貴殿の力になれることがあったら協力する♡ そ、その、私はティオ殿の性奴隷、だからな♡」
「カレンがメス顔してる」
「うぇ!? ナ、ナディア殿、別に私はメスの顔をしてなど――」
「いいえ、カレンちゃんったらメスの顔をしてたわね。もうティオ様にゾッコンラブラブみたいです」
キャッキャウフフする爆乳美女が三人。
まるで天国のような光景だが、俺はカレンの「協力する」という言葉を正直に頼ることにした。
「なあ、カレン。そういえばお前の『紅玉の剣』ってもう一人おっぱいのデカイ娘いたよな。今度抱きたいから協力してくれよ」
「むぅっ♡ そういう意味ではないっ♡」
「うお!?」
その後、俺は何故か怒ったカレンにこってりと搾り取られてしまった。
俺は攻めるのが好きだが、攻められるのも悪くないな。
―――――――――――――――――――――
あとがき
どうでもいい小話
作者「言うほど頭使ったか?」
テ「使った」
「爆乳は多いほどいい」「おっぱい揉みながら解決するは名言」「迷言やろ」と思った方は、感想、ブックマーク、★評価、レビューをよろしくお願いします。
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