第30話
それからの俺たちは10階層を目指さずに9階層でレベル上げをすることにした。10階層に上がった場合、もしウルフの数が増えて6匹になったりすれば危なくなる可能性があるからだ。
その為、今回はレベルを上げる為だという事もあり、体力回復用と傷回復用とダメージ回復用のポーションを赤字覚悟で使用していくことになった。
ちなみに体力回復ポーションは体力とHPを回復し、傷回復ポーションは傷とHPを回復し、ダメージ回復ポーションは体力と傷とHPを回復する事が出来る。
そうしたアイテムをふんだんに使ってレベル上げを3日間行なった今の俺とシルクのステータスがこれだ。
ステータス
名前:
種族:人間
レベル:11 次のレベルアップまで35/1100
職業:【特殊召喚師(女性)】
能力
HP:300
MP:400
SP:200
力:20
耐久:20
器用:30
敏捷:20
魔力:40
精神:40
ボーナスポイント:140
スキルスロット
【特殊召喚契約レベル1】【召喚レベル2】【性交強化レベル2】【好感度上昇レベル2】【インベントリ】【盾術レベル2】【剣術レベル2】【体術レベル2】【暗視】【】
武技
魔法
装備
鉄の剣 鉄の盾 皮の鎧 皮の帽子 皮の靴
召喚一覧
シルク(シルキー)
名前:シルク
種族:シルキー(妖精)
レベル:11 次のレベルアップまで35/1100
職業:【戦闘メイド】
能力
HP:300
MP:300
SP:300
力:30
耐久:30
器用:30
敏捷:30
魔力:30
精神:30
ボーナスポイント:40
スキルスロット
【シルキーレベル2】【家妖精魔法レベル2】【メイド流戦闘術レベル2】【メイド流家事術レベル2】【体術レベル2】【暗視】【気配感知レベル2】【】【】【】
武技
魔法
簡易清掃 家具修復 家具操作 湧き水 種火 微風
装備
鉄の短剣 普通のホワイトブリム 普通のメイド服 普通のシューズ 投擲用ナイフ×10
【召喚】
召喚の契約をした者をMPを消費して召喚するスキル
レベル1 召喚可能数3人
1人目MP1割 2人目MP100+MP3割 3人目MP100+MP5割
レベル2 召喚可能数5人
1人目MP100 2人目MP1割 3人目MP100+MP1割 4人目MP100+MP3割 5人目MP100+MP5割
【気配感知】
気配を感じる技術を取得し、気配の感知力を上げるスキル
レベル分の気配の感知力に補正が掛かる
これが今のステータスだ。俺はスキルのレベルアップを行ない、シルクはスキルのレベルアップと新しいスキルを取得していた。
それとレベルが10になった時に端数だったボーナスポイントが繰り上げされたのは良かった。あの微妙に残っていて使い道がなかったから。
俺の分だけボーナスポイントが100ポイント分だけ多いのかは倒したウルフが宝箱を落とした際に贈与石が1つだけ手に入ったから多いのだ。
そして俺とシルクはこれから10階層を目指して階段を探していく。
「ご主人様、ウルフが来ました。」
シルクが指差した方向は茂みになっている。どうやらウルフは茂みに隠れて接近しようとしているようだ。
シルクの新しい【気配感知】のスキルが役に立った。シルクが【気配感知】のスキルを覚えてからウルフからの奇襲は無くなったのも回復系ポーションの消費が減った一因である。
俺はすぐにシルクの前に出られるようにしながら茂みからウルフたちが出てくるのを待つ。
「来ます!」
シルクの声と同時に茂みからウルフが5匹飛び出して来た。それと同時にシルクは持っていた6本のナイフをウルフたちに向けて投擲を行なった。
茂みから出て来たウルフの内、3匹のウルフがシルクの投擲に寄って足を負傷して動きが鈍くなる。
そして俺はシルクの前に出て、無傷のウルフ2匹と対峙するのだった。
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