第23話
「今の状況からすると高いけどここは鉄の剣を買うのが良いと思うんだ。どうかな?」
「それが良いですね。下手な使い方をしなければ問題なく使えますから。手入れは任せてください。」
「うん。でも自分でも出来るようにはなりたいから教えてね。」
「はい。」
今日の探索で集まった成果をポイントに変えて鉄の剣や今後の探索で必要なアイテムを購入していく。
「それでは昼食にしましょうか。」
「うん。時間的にもお腹的にも昼時だもんな。」
メイド服のスカートの中から取り出したランチボックスがテーブルに置かれる。一体、そのスカートの中はどうなっているのか気になるが、それよりもお腹が空いてご飯優先することにした。
「おっ、サンドイッチ。」
蓋が開けられたランチボックスにはサンドイッチが詰め込まれていた。具材はタマゴ、チーズハムの2つのようだ。
「ん、美味いね。」
「良かったです。こちら、紅茶です。」
「ありがとう。」
やはりスカートの中から取り出したポットにシルクは魔法を使ってお湯を作り、そのポットで紅茶を入れ始めた。
紅茶を飲みながらサンドイッチを食べて昼食は終わり、食後の食休みを入れて30分ほど時間が経った。
「ご主人様、腹ごなしに運動でもしませんか?」
「運動?何をするんだ?」
「それはもう決まってるではないですか。」
そう言ってシルクは俺に覆い被さって来た。そして、そのまま俺の唇にシルクは自身の唇を触れさせると貪るようにキスされる。
ちゅる、ちゅぱッ、ピチャピチャと俺とシルクの唇から水音がリビングに響いている。
そのままシルクの方から舌が入って来るとすぐに絡み取られてディープキスは続いていく。
「はぁ、はぁ……このまま続けますね。」
「う、うん。」
シルクにリードされてまだ太陽が出ているような時間帯から始まるのだった。
それから3回戦目まで続いたシルクとの交わりは1度休憩に入る。
「ご主人様、気持ち良かったですか?」
「うん、気持ち良かったよ。でも疲れた。夕食を食べるまで休憩だ。」
「仕方ないですね。分かりました。それではボーナスポイントを得られたので使いましょうか。」
「そうだな。」
ステータスを開けばそこには100ポイント分のボーナスポイントが手に入っており、今回の探索のレベルアップ分も加えた分のボーナスポイントを振り分けていく。
ステータス
名前:
種族:人間
レベル:3 次のレベルアップまで12/300
職業:【特殊召喚師(女性)】
能力
HP:140
MP:160
SP:120
力:12
耐久:12
器用:14
敏捷:12
魔力:16
精神:16
ボーナスポイント:55
スキルスロット
【特殊召喚契約レベル1】【召喚レベル1】【性交強化レベル2】【好感度上昇レベル1】【インベントリ】【盾術レベル1】【】【】【】【】
武技
魔法
装備
鉄の剣 皮の盾
召喚一覧
シルク(シルキー)
名前:シルク
種族:シルキー(妖精)
レベル:3 次のレベルアップまで12/300
職業:【戦闘メイド】
能力
HP:140
MP:140
SP:140
力:14
耐久:14
器用:14
敏捷:14
魔力:14
精神:14
ボーナスポイント:58
スキルスロット
【シルキーレベル1】【家妖精魔法レベル1】【メイド流戦闘術レベル2】【メイド流家事術レベル1】【】【】【】【】【】【】
武技
魔法
簡易清掃 家具修復 家具操作 湧き水 種火 微風
装備
鉄の短剣 普通のホワイトブリム 普通のメイド服 普通のシューズ
【盾術】
レベル分の盾を扱う技術を取得する
盾を装備した時、レベル分の補正が掛かる
俺は新しく【盾術】のスキルを取得した。シルクは【メイド流戦闘術】のレベルを上げたようだ。
これで明日の探索は今日までよりももっと長い時間を探索することが出来るだろう。
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