ゲーマー、という言葉にはオタクどころか人付き合いができない暗い人という印象を持たれがちです。
しかし大事なことがあります。
アナログゲームは相手がいないと遊べません。そして自分勝手なスタイルでプレーする人は誘われなくなります。これ、本当。ですからアナログゲームを長続きさせている人は人として楽しいんです。
本作はアナログゲームを遊ぶ人の、人としての楽しさにあふれています。
深い考察や深い愛憎は、ポイ! あっかるく行きましょう!
結末まで読むと、彼らの楽しい、そして実は真剣なモットーが分かります。そして本作は有言実行、モットー通りの小説です。
アナログゲームは楽しいぞ! その楽しさをお裾分け。