真実の弥助伝説  白人達が隠し通す人類史上最大のタブー

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真実の弥助伝説  白人達が隠し通す人類史上最大のタブー


イエス・キリストが白人(欧州人)として表されてるのに違和感を抱いたことがある者は少なくない。

そう、

当時のあの地域に白人はいないのだから。

アフリカ大陸。

アフリカ人もしくは地中海人の地域であった。(黒、もしくは褐色の肌。黒髪、茶か黒目)




ーーーー


2024年時点。

弥助と呼ばれている人物。

紀元前くらいにはイエスと呼ばれていた。



それよりももっともっと前


ーーーーー



「どうよ?」

「あ?よくねーなぁ、どうなんだろうなぁこれから」


まぁな、村の皆が不安がるのも仕方ないことだ。


今で言うパレスチナの地域に、他からの民族が押し寄せてきていた。

村長と呼ばれている和名弥助(今後便宜的に弥助呼びとする)は憂いていた。


今迄のように一人で、ならば、どうにでもなった。が、たまたま今は村を持ってしまった。

助けた者達のその後を考え、自立させるために、自分的には一時的に村長の身分に甘んじたのだ。

が、たまたま、その短い数十年の間にこんな・・・



弥助は自分が長生きなのを知っていた。なぜ長生きなのかは知らない。老化も今はほとんど進まない。

身体はアフリカ人のおかげで、頑丈である。運動能力も長生きのおかげか、誰よりもある、しかも長生きのおかげか、ガタイもアフリカ人らしからぬほどデカイし。素手ならチーターにでも負ける気がしない。さすがにゴリラとなるとわからんと思っている。やるきはないが。

でもほんの少し、一度だけでも手合わせしてみたいなぁとか思ったことが3度ほどあったのは気の所為だろう。



その村は村人30人ほど。芥子粒ほどの小さな村だ。家畜が十数頭、十数羽。見渡せる範囲のみの畑。井戸が2箇所。バラックは10軒満たない。

モンスーンも無く厳しい冬もない地域だから、この程度でもよかった。

たまに村人達が揃って行く、半日ほど歩いた先にある海での採取や漁。(その後のガリラヤ地区の最も海寄り)

それらで食うには困らなかった。

気候がいいし、深い森も無いので、流行病など重篤な病気などなかった。

良い土地なのだ。


だからこそ、奴らは来たのだろう。


ただ、

先住民を尊重してくれたのか、弥助の村を1日以上の距離も避けて住み始めた。

言葉は同じではなかった。似てる感じのところもあったので、頑張ればどうにか?程度。


数世代も経つと、若い子たちは新参者達の言葉も覚え、新参が来た時の世代は皆あの世に逝ってしまっていた。

そして、新参の者達の数がどんどん殖えていていた。それほど住みやすい土地ということなのだろう。

半日少しくらいの距離のところに、小さい街までできていた。



ある日

「そんちょー、俺らの神様ってダメなの?」

一応今は地中海人な弥助である。ここに来た当時はローマ神話を奉じていた。なんでもよかったのだが、時代に合わせていたのだ。


村人は弥助と違い生粋のアフリカ人、黒人ではない。生粋の地中海人らしい褐色肌、黒目黒髪だ。運動能力は弥助の足元程度。

なので、村にもローマ神話の話はしていた。川向うなんでな。

が、

来たのはユダヤ教という宗教の教徒達だったようだ。


「え?異教徒?・・・いや、別にいいよ?、いいけどさ、俺らはあまり、ね?」

という感じ。

積極的に攻撃はされないようだ。今までのところ。

でも、

見下されているのは子供でも感じるくらいなそうだ。

弥助自身はそんなのこれっぱっちも気にしないので気づかなかった。


つーか、ガタイがアフリカ人の中でもでかいんで、めったことする者がいないだけなのかも。

それが村長やってるんだから、と村にもあまりちょっかいかけてこなかったのかもしれん。


だが、

子供。がきんちょである。親たちが家で異教徒達を見下す発言していたら・・・。


様子見して数年。激化もしそうもないので、ずっと様子見のまま過ぎていった。


ある日、

弥助が所要で街に行った。大工道具が壊れたので手に入れたいな、と。


で、わかりやすく大工のところに行ってみた。

道具を都合してくれないか?と頼み込むと、了解してくれた。

作るのに2−3日かかる、というので、そこの家に泊めてくれることになった。


弥助はガタイがでかく、真っ黒なので怖く見えるが、村長になってからよく笑顔でいるようになっていた。怖がられないように、だ。

そして歳で毛髪もなくなり顔に笑い皺も増え、好々爺にも見える。長く生きてきたので話もうまく、いわゆる人たらしでもあるのだった。


そこのうちには8−10歳くらいの男の子も居り、あまり見ない黒人、しかもでっけー。しかもやさしい、のでかなり弥助を気に入った様子。いわゆる「かっけー!!」ツボにはまったのか?


弥助はその長い長い人生、ほぼ一人でアフリカで生きていけるようなスキルは身についていた。もちろん剣も。

棒っ切れで男の子の相手をしてやっていたら筋は良さそう。なのでまともに相手してやる。


3日の予定が7日も居てしまった。

そのおかげで男の子は剣の基礎の部分はどうにか覚え、毎朝自分で練習できるようにまでなった。

が、

明日村に帰るという晩

食事を大工の一家と一緒に食べ終え、茶をいただいているとき。


「イエス、おまえは剣を何に使いたい?」弥助

「え?闘う!」イエス

「闘いで食べていけるのか?」

「・・・・・・」


「なぜ俺が剣を使えるのかわかるか?」弥助

「え?・・・・闘ってたの?」


「違う。戦いたくはない。好きではない。が、死にたくなかったのだ。そして、守りたい者がいれば、そのもの達を守るために強くならなければならなかった。

だから、今の俺は多分誰にも負けない。この黒い強靭な体、そして俺の剣技が合わさったとき、勝てる者はいないだろう」

「じゃ、なんで好きではないの?偉くなって・・」


「エライって?誰かに仕えて?誰かの命令で知らない者を殺すのか?」

「・・・だって、、、」


「俺は誰にも仕えない。まぁ、面白いやつだ、と思ったら仕えるかもしれん、程度だ。それでも理不尽に力を使うことはしない。絶対に。」

「命令でも?」

「だから、仕えない、ってことだ。そんな命令出すヤツに仕えない、絶対にだ」


「俺は村長をやってる。村の者達は良い者達だ。争いを嫌い、仕事をして、食って寝て、たまに飲んで笑う。一応、幸せに生きているんだ。そうい者達と一緒にいるのが、俺の幸せだ。それだけでいい」やす

「・・・・・・」


「だからな、お前、よいとうちゃん持ってるんだ。父ちゃんから仕事を教わり、仕事で父ちゃんを越えようと頑張ってみろ。ただ、いざという時には皆を守るために、剣の鍛錬だけは怠るなよ」

「・・うん、、」





10年後

「村長!!来たぞ!」イエス


あの男の子が、今青年になっていた。

あれから大工仕事を仕込まれ、やっと

「試しに村長の家を作ってやってこい。良い家できたら、お前はもう独り立ちしていい」

と父親に言われ。


突然いきなり来られても、、とはならない。

のんびりしているからな。


近くの森から村人達と一緒に木を切り出すところから、だ。

半年ほどかかって、やっとでかめの丸太小屋。切妻屋根だし、頑丈だし、、、、

遅いので、途中から親父もやってきてた。


合間に弥助はイエスに剣の鍛錬も付けてやっていた。毎日の鍛錬を怠っていなかったのは見て取れていた。

弥助はその長い長い人生で得た様々な武器の技を自分なりにまとめ上げていた。

その一部を、そのときにイエスにも仕込むことができた。



「大変だ村長!!イエスが!イエスがっつ!!!!」

丸太小屋から5年ほど後、ある日突然村民が弥助の家に飛び込んできた。朝餉を作っていたときだ。


「まぁ落ち着け」

と、水を一杯差し出す。

ごくごくと飲み、ぷっはー!、の後


「おら、野菜と鳥を街に持ってって、市場で売ろうと、、したら、、街が騒ぎで、イエスが!!」

「落ち着いてゆっくり話せ、俺が悪いようにしない。俺に判るようにしっかりして話せ」


「うん、そうだな、うん、、、、イエスが衛兵と僧に捕まってた。大工の親父が頑張ったが、イエスが頑固で親父の言うこと聞かないし、なので牢屋にぶち込まれる感じだった。オラ、それ見てすぐ引っ返してきただ、荷物は大工んちに置いて、身一つで走って帰ってきた。頼む村長!」

弥助はすぐ身支度をして、剣を一度持ったが、思い直して小屋に置いた。


ピューマみたい身を低くして風の様に道をすっとんで行く弥助。




イエスは頑固だった。

いや、この街に派遣された僧が異常なのか?

異教徒は許さない、滅する、とかいう方針の過激派僧だ。


イエスが「今迄の僧はそんなおかしな事言わなかった。どんな神を崇めても、その者の自由だろう。それだけで迫害するのはおかしい」と。

もちろん弥助とその村のことが念頭にあるんだろう。村を滅ぼされたら!と危機感があるのだ。

で、


僧が僧兵に剣を出させた。

イエスも剣を出した。

2人居た僧兵は、イエスに敵わない。イエスは僧兵を殺すつもりはない。

それがわかった僧が兵の増員を連れてきた。


大工の父親がイエスにこの場だけでも取り繕うように言ったが、イエスは頑として譲らなかった。

守るべきものを守るために、闘うつもりだったのだ。



弥助が大工の家に行くと、大工は弥助を牢獄に案内した。


その場にいた僧と話をした。

イエスは自分を守るためにそうした。お前たちが罰するというのであれば、俺を罰すればよいだろう?と。

僧側の出方に興味があったのだ。

ここんとこ100年位平和だったので。

暇持て余してたのかどうかは知らん。


で、

僧と話していて「こりゃだめだ」と。

こういう過激なの多そうだな?とも。

他の宗教を許さないってのが元凶だなぁ、、

戒律も結構うざそうだし?(いや、それが人の心を良く保つのに効果的、として設定した最初の者達なんだが。あとあとになって教徒達が勝手に暴走はよくあること)


かと言って、ローマ神話、はそれは宗教用としてまとめられていないものだ。

なので、その場でてきとーに考えました。


「俺の信じる神は、・・・


まぁ、冷静で聡明な者であれば、その時弥助が勝手にでっちあげたモノを「とても良い」と理解するだろうし、別に特にユダヤ教と敵対しないよな?と判るのだが、、、、相手はキチである。

「俺に逆らう者は皆仏(神)敵だ!!」のキチである


翌日、弥助は桀(はりつけ)にされた。

その前に立てられた板には長々と、弥助の考えた宗教の説明がみっちり書いてあり、それがユダヤ教の神の怒りに触れ、今ココ、と説明書き。


ちなみにイエスはまだ牢獄。


翌日、

数人の槍兵が、十字架に貼り付けられた弥助を滅多刺し。

3日間放置。


「腐ってない?もう下ろして埋めとけ」キチ僧

の命令で、兵たちが弥助を下ろす。

が、

腐ってない。


「?????」兵全員


全身の血のりはかちこちに固まってる。が、

とても死んでるようには・・


「うっ・・・」

「「「「うっわーー!!!!」」」」

逃げ出す僧兵達


野次馬モブたちは、何がおこったのか?、と、興味が先に出て逃げず。


流石に3日も経てば牢屋でもおとなしくなっていたイエスも釈放されて、見に来ていた。

が、

ダッ!!!


「村長っつ!!!!」

抱きつくイエス


「お、おう、、、無事だったか」やす

「うっわーーーーん!!!!」イエス


よっこらせ、と立ち上がり、

(空きっ腹がきっつわぁー)

イエスを半分かかえながらよろよろと、

(さて、どこに・・まぁイエスんちでいいか)



弥助、長生きって、不死身だったんだね?



その後

弥助は村人たちを船で向こう岸に連れていき、

「ここがローマ神話の土地だ、もう心配いらんから。で、もっと生活に適しているから」

と、数年で村の基礎をつくり、後任に託して旅立った。


イエスは

「村長は神様か、神様の使いだったんだ!。神の教えを守ろう!」

と、桀の前にあった看板?を元に、聖なる書の原本を書いた。

そして、周囲にそれを広め始めた。


貼り付けになった者が黒人だと目にした者は少なく、また、特にそれを後世に語り継いだ者は居ない様子だった。


イエスの原本に黒人だと書かれていたのかどうかは不明。


ーーー


弥助は、北に向かうと肌が黒いのが見えないので

(目立つなぁ、やだなー)

と、アフリカに戻った。で、日の昇る方角に向かい、海沿いに下っていった。


ーーー


何百年?か後。


弥助は船上に。

なんか、奴隷狩りってのに捕まって、その時のいえすず会とかいうのの僧が容易そうだったんで取り入って、小間使になった。

その船の奴隷の運搬方法にも「折角なのに勿体無い」と、効率的=死なない、ストレス低減、少しでも待遇良く、な方向にさせ、結局死者ゼロになった。


その功績で弥助が取り入った僧が偉くなり、冒険=遠征のかしらになった。当然弥助もついていけるように目論見。


いえすず会の僧の小間使をしているとき、何度が僧一行が原住民や猛獣に襲われたときがあった。

毎回弥助が拳で追い払っていた。

僧は弥助を重宝した。上の方からよこせと言われたこともあったが、どうにかごまかした。


なので、遠征なんか怖くて仕方がないが、弥助がいるならいいかな、とも思ってた僧。弥助が乗り気だったので助かった。「怖いです」とか弥助に言われた日にゃ、自分はもっと怖いわ、とか少しだけ危惧したものだった。



弥助がいると、その船の奴隷達の待遇はよくなるので、彼らの働きもよくなる。なので全体的に効果的なる。

船旅もいくつかの土地に寄ったが、問題も弥助がちょいちょういと片付け、調子よく極東の地へ。



信長は違った。

弥助を見るなりに

超興味もっちゃった!

僧、困ったね!!僕の弥助をとられたくないよ?!!!って!


が、

3年の滞在許可と引き換えに、弥助を上げることにきまった。

でも

僧が引き上げるときに、弥助はこそっと城を抜け出してきて船に戻る、って弥助に言いつけておいたのは、信長には内緒だ!!


この極東の僻地の国は極端におかしい。いろいろおかしい。もっともおかしいのは金貨がすんげーあるのがおかしい!!

できるだけどうにか騙して集めまくって持って帰るのだ!

特にガラス細工とかバカみたいにウケてるのだ、だまセル騙せる!!

つても、持ってきたのはさほど多くはないのがとても残念っつ!!!


街は木と紙の家でバラックそのものだが、汚くないんが不思議である。滞在しやすいかたいいんだが。

食い物はなんか臭い(魚の出汁の匂いが白人にはダメみたい。たくわんみたいのもだめくさい)。

鶏肉や卵があるからどうにか。



一方弥助

自分の能力は隠しておいた。

じゃないと、取り立てられちゃったら帰れなくなるじゃん?

こんなとこで、でっけー黒人、目立ちすぎじゃん?

隠遁とかできないよね?、ぜってー無理っつ!!!


なので、


(やっべーなー。 なんだよこれ、折角楽しんでたのによう、、にほん、3年間楽しみたかったのにさぁ、、)

当たり一面火の海。

仮のご主人様切腹し、腹心がクビ切っちゃってます。


しかたないんで、のそのそと出られる方向に向かって、やっぱ容易に外にでれた。

が、

いっぱいこの国の兵士。なんかわめーてるけどうるせーだけで聞き取れない。

半年くらいで日常会話できるくらいになってるけど、戦場だから?兵士達方言すごいから?なんか聞き取れない。


で、偉そうなの来て、連れてかれた。

翌日、僧に会えた。

つか、戻された様子。


「もう国に帰ろう、結構もうけたし、今なんか騒動の真っ最中じゃん?巻き込まれたら死むよ?俺ら。弥助だけでこいつら何百人も相手できる?。できるなら国のっとってもいいけど・・」

「むりっす」

「だよねー、帰ろ!」


で、火事場泥棒もいっぱいしてできるだけ積み込んで、欧州に戻りました。


その後、弥助はその僧のもとにいて、結構自由に暮らしていたが、僧が老齢で死んだのを機に、また旅に出た。


「なんか、まだまだ死にそうにないんだよね−。どうしよ?」や


弥助の永い人生の旅は続く



以上、史実です。wwwwww


参考は

2035年度版 ノンフィクション新版弥助の真実(トットリ・トーマス・ロック・リー著)












































次号!!


弥助列伝!!


弥助はイエスズ会の草だった?!!

何人もいる弥助!

多くの国の権力者に贈られ、、、

寝首をかかれた権力者、弥助を寝取った権力者、弥助の本物の主になった権力者達などなど!!

好ご期待!!

全部史実です!!!wwwwww

参考は

2037年度版 ノンフィクション新版弥助の真実(トットリ・トーマス・ロック・リー著)

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