1.おちん○んとおまん○こだらけのクラスメイト

「今度、俺の家でマリカーしようよ」

「えー。私、マリカー苦手」

「いいじゃんいいじゃん」

「でもー」


 チンカスみたいな空気が漂っている教室だった。


 穴としてしか使い道がなさそうなマンカス病気女と、下半身に血が上っている獣ちんぽが談話していた。


 悪態をついてしまったが、正直羨ましい。

 僕は席に座ってスマホを眺めていた。まだホームルームは始まっていない。


 僕の名前は——タガメ。


 ハンドルネームと思われるかもしれないが、本名だ。親には感謝していることが多いが、この名前をつけたことに関しては恨みしかない。


 ただ、違和感は覚えないかもしれん。だって、僕は虫けらのような存在だから。

 

 そんな教室の空気を変えたのは、


「おはよ〜」


 その一声だけだった。

 それだけで教室がチンカス悪臭から薔薇の香りに変動したように感じた。


 彼女の名前はミルクという。こちらもハンドルネームかよと突っ込んでしまいたくなるが、本名だ。ぜひ、僕のミルクも絞ってもらいたいものだ。


 金髪でロングヘア。

 

 髪はゴギブリの表面のように艶々していて美しい。胸はDくらいありそうだ。


 顔はドールのような可愛らしさだ。ぜひ、僕のラブドールになってもらいたい。


「今日は遅めの出勤だったね」


 クラスメイトの上位カーストのるるが話しかける。こちらは黒髪ロングで貧乳だ。どうでもいいが、僕は貧乳も好きだ。


「いや、出勤じゃない」と、困り顔のミルク。その顔面に精子をぶちまけたい。

「転勤?」

「全然関係ないじゃん。通学ね」

「痛風?」

「違うって」

「あんまりこってりしたもの食べないほうがいいよ。体お大事にね」

「痛風の設定で進めないでもらっていい?」


 二人は面白そうな話をしている。

 混ぜてもらいたいな。そしてラブホテルに連れ込んで物理の話でもしながら3Pがしたいな。


 ——セックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックス!


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 死体!


 頭の中が爆発しそうなほど感情が乱れている。

 

 ——そんなことを考えていた時のことだった。


 僕はパンツに違和感を覚える。短縮的な快楽を棒が駆け巡った。


 もしかして、勃起してしまったのかもしれない。

 僕は焦った。教室で勃起しているところを見られたら、クラスメイトに笑いものにされてしまうかもしれない。


 裏で勃起くんと馬鹿にされるのは絶対に嫌だ。

 僕は恐る恐るズボンの中をこっそり覗いた。


 だが、肉棒は大きくなっていなかった。


 パンツにこびりついているような感覚があった。

 嫌な予感がした。

 

 すぐにトイレに向かい、パンツの中を確認する。


 ——僕はしごいていないのに射精していた。パンツの中にマヨネーズが散乱していた。


 

 

 

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