優待生活に憧れて

綺麗な風景写真が撮りたい

第1話 優待生活に憧れて

 将棋の人が話題となり、有名になった株主優待を沢山頂いての『優待生活』。


 今も元気に自転車で彼方此方走り回り、上場企業から届いた株主優待品を日々使う生活をされていると、時々ニュースになったり、将棋の人へのインタビュー記事が雑誌に出たりしていますね。


 株についての本まで書いているそうで、充実した楽しい『優待生活』を送っているみたいで、羨ましい限りです。


 普通の人では、将棋の人のように、約5億円の金融資産を保有なんて、中々持てない金額ですからね。


 金融広報中央委員会の「2022年家計の金融行動に関する世論調査」によると、総世帯の金融資産保有額は平均1150万円、中央値は280万円なのだそうです。


 何処まで正確な調査かは判りませんが、この金額を見ると、日本人はあまりお金を持っている人は居ないんだな~ってことになります。


 あくまでも金融資産に限定ですから、実物資産の不動産や宝石、貴金属、絵画、骨董品、人によっては高級車等で持っているのかもしれません。


 実物資産を多く持っている人って、お金持ちの人が多いのかな。


 そう考えると、おろせば直ぐ使える金融資産を、億単位で多く持っている一握りの人は、別格だと思います。


 将棋の人のような金額の金融資産は無理でも、株式を保有しているだけで貰えてしまう『優待生活』に憧れ、私も株主優待のある株式を買い始めました。


 だって金融資産の何割かを株式で持てば、配当金と優待品の両方を貰えて、銀行の殆ど利息も付かない定期預金等に預けているより、投資する楽しみがあります。


 株式の株価は変動が激しいので、損をすることもあるでしょうが、長い目でみればしっかり資産が増えている、いや、増えるような株式を選んで投資をするんですね。


 実は株主優待のある株式って、株価の価格変動のパターンが判りやすいのが、意外と多いのですよ。


 もし気になったら、株主優待銘柄の3年間の株価推移グラフを観て見てください。


 何となく判ると思いますが、配当金と株主優待の貰える権利日を目指して、株価が上昇しています。


 簡単に言えば、株価が底値のタイミングで株式を買い、権利日の株価が高いタイミングで半分株式を売る。


 そうすれば、株式売買益と配当金、株主優待が貰える訳ですね。


 そしてまた株価が下がったら、半分売った分の株式を買い戻すのです。


 私が選んだ優待株式は、クオカードや図書券、お米券、食事券が貰えるものです。


 少しは興味湧きました?

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優待生活に憧れて 綺麗な風景写真が撮りたい @ALICE1961

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