閑話 僕は誰かを治癒できない。
仕事終わりに害獣の件について様たちと話すことになった。
「あ、あの。今日の害獣の件についてですが…」
「ああ、聞いている。ご苦労だったな。一人残念だったと聞いている。そしてもう一人は後遺症は残ったとは聞いたが。」
「そ、そうですか、すみません。他人を治癒することができなくて…」
「そうなのか?でもご苦労だった。ありがとう。」
「は、はい。」
「なんで他人を治癒できないの?天狐ちゃん。」
アースランドさんが聞いてくる。
「えっと、ですね。膨大な魔力をもっているのでそこまで繊細なことができないんです。分け与えるくらいなら何とかできるんですど。その、修行不足ですかね。」
「そうなのか?そこまで出来るなら可能だとは思うが…」
「まぁ、その、出来ないものものなのでそこは割り切っています。」
「そっかぁ、でもお疲れだったね!天狐ちゃん!」
「は、はいありがとうございます。」
「それじゃあ夕食食べ行くよ!天狐ちゃんが持ってきたお肉があるからね!」
「そ、そうですね。僕もお腹すきました。食べに行きましょう。」
こうして夕食を食べに行き、おなか一杯になる天狐だった。
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