第6話ハイボール
これは、今は潰れた居酒屋の話し。その店は、モツ鍋が有名。
しかし、単品で生ビールを数杯飲む。
ある日、生ビールはお金の無駄から、ワインのデカンタを注文して、酔っ払った。
後日、友達と飲みに行き、
「ここの、ワイン高級ワインだから飲みなよ。ひっどい、不味いけど1本で酔えるから」
と、言うと店主は、
「アハハハハ、ここは高級ワインですからね。効きますよ」
「ねぇ、大将!僕は一本でベロベロだったもんね?」
「いえ、お兄さん。この前、三本飲みましたよ!その後、喉かわいたって、生飲んでましたよ」
「えっ?」
こんなやり取りして、ハイボールを注文したら、ほとんどロック。
「お姉さん、このハイボールどう作ったの?」
「ジョッキの上までウイスキーを入れて、ちょっと水を入れました」
「逆、逆!」
僕はこのハイボールを成敗して帰宅した。
ぶっ倒れた。
あの、居酒屋、もう無いと思うとちょっと寂しい。
「居酒屋・夜明け」。
良い人たちばっかりだったなぁ〜。
驚き桃の木21世紀 羽弦トリス @September-0919
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
羽弦トリスは、転職先を探している最新/羽弦トリス
★40 エッセイ・ノンフィクション 完結済 13話
精神障がい者の日記最新/羽弦トリス
★54 エッセイ・ノンフィクション 連載中 503話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます