モテすぎ病

きのp

モテすぎ病

もてすぎ病


僕は、モテすぎ病を発症してから、6日経つ。背丈は、基準値の183センチ、顔立ちは、好みはあるかもしれないが、マット・デイモン。まあ、いい。本当は、良くないが。

それで、車は、トヨタのプリウスに乗っている。まあ、ここまでは、よくある話だ。モテすぎ病には、ご存じだと思うが、段階がある。ステージワンでは、身長が基準値になり、ステージツーで、顔立ちが、イケメンになり、ステージスリーでは、特殊なフェロモン(昔の言葉だが)オーラが出る。


僕は、もてすぎ病に掛かったといっても大したことは、ない。実際に、モテたところで、なにが変わるわけではないのだ。


しかし、この病気の怖いところは、夢や妄想と強く結びつき、モテないことは、許されない点である。常に、モテる男でいなければならないのだ!


それを、ステージスリーのオーラという。

僕は、いつまで、モテ続けられるのかわからないが、やり続けようと思う。出来ないことはない。しかし、反動(リアクト)として、無意識的遊戯や、無意識的モテすぎということがあると診断された。


僕は、モテすぎ病でもいいじゃないかという諸君に言いたい。

モテるって悪くないけど、モテないときつらいよ?

だから、僕は、休みを増やした。これで、モテすぎ病であっても家でゆっくり出来るのだ。

モテすぎ病から一週間目のことだった。


モテすぎ病は、それこそ時が解決してくれる病なのであった。

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モテすぎ病 きのp @kinopiii

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