第4話

「本日から教育実習生が2人来てくれます。ということでこの自己紹介をお願いします。」

そう言われたので先に花神がでた

「教育実習生の花神燐です。科目は商業、情報をしています。」

「同じく、彩雲凪です。科目は有機化学を、専攻してます。」

「と言うことなので皆さんの1ヶ月間よろしくお願いします。」

職員室にもどって

「あんな大勢の前で話すのはもう何年も前の話ですね。」

そう言うと依頼説明をしてくれた先生は

「そうでしたか。少し無理を言ってしまったかもしれませんね。どうかリラックスして望んでください。今日は後ろから見ておいて分からなさそうだったら教えてください。」

「わかりました。このあと少し音楽室にいってもいいですか。」

「良いですが何をする予定で」

「この瓶を起きに行こうかと思いまして。これで霊力に大きな動きがあった場合に割れるよう設定されているので校内全体に一応せいとが見えないていどの霧が張ってありますかねんにはねんをと言うことでね。」

「そういうことでしたか。なるべくばれにくいところにおいてください。」

会話が終ると凪はすでに会話相手の視界から消えていた。

カラン バンッ

風船の割れるような音がした。凪が急ぐ。葬力を込めた霧を放つ。

「生幻加・朧・転」

凪が音の場所へと瞬間移動した。悪的霊力が素人でもわかるくらいに重々しく充満している部屋があった。第二音楽室だ。そう以来の原因である第二音楽室から霊力が漏れでている。そしてそのなかにいるのは霊に囲まれ動けない生徒がいた。霊は21対半数は最上級の霊になっている。真ん中に瓶を投げる。そして同時に瓶を落とし二回の転移を行う。そして離れた場所へ転移し生徒を置いて燐を呼んだ。

「最上位個体6体一般的な個体その他だ。上位を相手に俺が全ての下位個体を祓うまで時間稼ぎを頼む、出来るなら祓ってくれてもいい。」

「了解。九重之櫻迅」

「外幻加・花吹雪・転」

桜の花が散るように見えたと思うと、燐は転移を繰り返し確実にダメージを与えていく。ただし大きな一撃はリスクとなるため入れることができないでいた。

「外幻加・花蕾・乱」

時間稼ぎを守りつ確実に小さなダメージを与えていく。幻術のしよう頻度も少い。

「外幻加・百花繚乱・奥義」

6体の内3体が霧のように消えた。さらにもう3体には、再生不能な大打撃を与えることに成功した。

「生幻加・朧月・剣」

無数の斬撃を繰り出す。霧の中に入ったものは次々と切り刻まれる。

「生幻加・朧月・毒」

霊に毒の霧が吹き付けられる。しかしのそ再生能力には驚きだった。毒を無効果し、斬撃の傷痕から再生するように合体していた。

「これで1対2だ気を付けろ。」

「これが狙いだったか。俺たちに来る依頼にしては内容が簡単過ぎると思ったもんな。」

「会わせろ神霊葬を使うぞ。」

「了解」

「神霊葬・花霧」

霧のなかの斬撃が全て花吹雪・転と百花繚乱・奥義の威力になる。全て霊は霧の中に消えていた。

「依頼完了だ。あとは1ヶ月の教育実習を無事完了し学校の式神が帰ってくるのを待つだけだな。」

「そうだな。安全を守るために油断はするなよ。」

「わかってるよ。」

そう言って、二人は別々の教室にいった。

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