第9話 家族の話。

 家族の話をしよう。


 設楽家は、一見するとごく普通の家庭に見えたが、その内情は慎二にとって少し複雑だった。父は大手企業の役職に就き、仕事に追われる毎日を送っていた。一方、母は専業主婦として家庭を支え、慎二の面倒を見てくれていたが、その愛情の形は少し独特だった。


 父親は家庭内での存在感が薄く、家に帰るのは深夜がほとんどだった。幼い頃の慎二にとって、父親はどこか遠い存在だった。週末に顔を合わせたときでも、父は仕事の疲れを引きずり、あまり多くを語らない。しかし、慎二が小学生の頃、一度だけ父が仕事について話してくれたことがあった。


「慎二、社会ってのは厳しい場所だ。でも、だからこそ面白いこともある。自分がどう動くかで、何かが変わる瞬間を作れる。それが仕事の醍醐味だ」


 その時の父の笑顔は、普段の無口な彼とはまるで別人のようで、慎二の記憶に強く残った。父の話を聞いた慎二は、何かを成し遂げるために働くことの大変さと尊さを幼心に感じたのだった。


 母親は几帳面で細やかな性格だったが、その分少し神経質な一面もあった。慎二が小さな失敗をするたびに、厳しく叱られることも少なくなかった。しかし、どんなに厳しい言葉をかけられても、夜になれば母は慎二の部屋にそっと入り、机の上に置かれた教科書を片付けたり、明日の準備をしてくれたりした。


「勉強しなさい」と口うるさく言いながらも、慎二が眠っている間にノートを整えてくれた母。その姿をふと目にしたとき、慎二は初めて母の本当の優しさに気づいた。


 設楽家にはもう一つ特徴があった。それは、家族全員がほとんど本音を言葉にしないことだった。愛情も心配も、言葉にするのではなく、行動や態度で表現する。それは時に誤解を生み、慎二自身も両親の気持ちを理解できずに反発することがあった。


「なんで、もっとちゃんと話してくれないんだよ……」


 思春期の頃、そう母に言い放ったこともある。だが、大人になって一人暮らしを始める頃には、両親の不器用な愛情を少しずつ受け入れるようになっていた。父の寡黙さも、母の厳しさも、家族を守るための不器用な形だったと気づいたのだ。


 慎二が新たな生活を始める日、母は慎二に詰め込んだ荷物のリストを渡しながら、何度も「忘れ物しないでね」と念を押した。その姿を見て、慎二は笑いながら「分かってるよ」と応じたが、部屋を出る直前に父から渡された手紙を思い出す。


「たまには自分の好きなことをしてみなさい。自分を信じることが一番大事だ。」


 短い文章だったが、その言葉は慎二の心に強く響いた。いつも言葉少なかった父の精一杯のメッセージ。それを受け取った瞬間、慎二は家族の絆を初めて強く実感したのだった。


 設楽家は完璧ではなかった。時に衝突し、すれ違うこともあった。それでも、そこには確かな愛情と支え合う関係があった。どんなに苦しい状況でも、「帰る場所がある」という感覚は、慎二の心の支えとなり続けていた。


 今日は、慎二が正月以来に実家へ帰る日だった。今住んでいるワンルームマンションから電車で1時間ほど、駅から徒歩10分ほどの閑静な住宅街にある三階建ての建売住宅。白い外壁とシンプルな灰色の屋根が特徴的な家で、周囲の家々とも調和している。その庭先にある植木は葉をすっかり落とし、冬の訪れを静かに告げていた。


「ただいまー」


 玄関の扉を開けると、慎二の鼻をくすぐる懐かしい匂いが漂ってきた。それは、子供の頃から変わらない、安心感に包まれるような家の匂いだった。慎二は靴を脱ぎ、丁寧に揃えてから家の中に入った。そこにはいつもの風景が広がっていたが、心の奥底にはこれからの大事な話し合いへの緊張が静かに渦巻いていた。


 玄関の右手にはリビングへと続く扉がある。慎二はその扉をゆっくりと開け、中へ足を踏み入れた。部屋の中は暖かい光で包まれ、壁には家族の写真や思い出の品々が飾られている。そんなリビングから、母の優しい声が響いた。


「お帰りなさい、慎二。久しぶりね」


「ただいま、母さん」


 慎二は笑顔で返事をした。その笑顔には少しぎこちなさもあったが、母はそんなことには気づかない様子で微笑みを返した。時刻は7時を少し過ぎており、リビングには珍しく父の姿もあった。父はソファに腰掛け、スマホを手にネットニュースか何かを読んでいたが、慎二の声に気づいて顔を上げた。


「おお、慎二か。珍しいな」


「うん、ただいま」


 父の低い声に、慎二は一瞬戸惑いながらも返事をした。母がキッチンに立ち、夕食の準備をしている様子が目に入る。漂ってくる香りにふと目を向けると、それは慎二が幼い頃から大好きだった豚の生姜焼きの匂いだった。


「あんた、食べてきてないでしょう? もうすぐできるから待ってなさい」


 母の言葉に、慎二は「ありがとう」と短く返した。その香りと母の優しい声が、実家の温かさを思い出させる。しかし、その一方で、これからどう切り出すべきかを考えると胸が重くなり、気持ちの整理がつかないままだった。


「さ、ご飯できたよ」


 母の声に父がすぐに反応し、ソファから立ち上がって食卓の椅子へと移動した。母は出来上がった料理を一皿ずつ運び、取り皿や家族3人分の箸を丁寧に並べている。その表情はどこか嬉しそうで、慎二が帰ってきたことで少しご機嫌な様子だった。


「ほら、早く手を洗ってきなさい」


「わかった」


 母に促され、慎二は幼い頃の記憶が蘇るような感覚に駆られながら、大きく頷いて立ち上がった。キッチンの蛇口をひねり、手を洗う間も、どこかふわりと懐かしい気持ちが胸をよぎる。


 再び食卓についた慎二は、家族が揃うのを待ちながらリビングを見渡した。窓から差し込む夕陽の柔らかな光が、部屋全体をオレンジ色に染めている。壁には家族写真が飾られ、その中の一枚に目が留まった。幼い頃の慎二と両親が、笑顔で公園で遊ぶ姿が写っている写真だ。


「懐かしいな……」


 心の中でそう呟いた慎二の記憶に、次々と幼少期の思い出が蘇る。父とキャッチボールをした日、母と一緒に学校の課題で料理をした日、家族で出かけた旅行――どれも温かく、慎二の心を静かに包み込んだ。


 テーブルには慎二の好物である豚の生姜焼きが並び、その香りが空腹を刺激する。母が一皿ずつ丁寧に料理を盛り付ける姿を見て、慎二はふと胸が締め付けられるような思いを抱いた。この何気ない風景が、どれほど大切なものなのか――今の慎二には痛いほど分かっていた。


「いただきます」


 家族全員が席につき、慎二は小さな声で「いただきます」と呟きながら箸を手に取った。父も母も、それぞれのペースで食事を進めながら、穏やかな会話を交わしている。父は母の料理を褒めながら、一日の出来事を何気なく話し、母はそれに笑顔で答えていた。慎二はその何気ないやり取りに耳を傾けながら、一口一口、噛み締めるように豚の生姜焼きを口に運んだ。


 この温かな食卓の雰囲気が、慎二の心を一瞬だけ穏やかにしてくれる。だが、頭の片隅には、ずっと言わなければならないことが重くのしかかっていた。


「……話すなら、今しかないよな」


 慎二は心の中でそう決意すると、箸を置き、両親に向き直った。


「お母さん、お父さん……話があるんだけど」


 慎二の声に、父と母は同時に手を止めた。二人の視線が慎二に向けられる。いつも通りの穏やかな空気が、少しだけ緊張を孕んだものに変わった。


 慎二は深呼吸をして、ゆっくりと続けた。今日の目的は、ただの帰省ではない。『火星移住プロジェクト』に参加し、火星を目指すということを話すためだ。この話をするべきタイミングはこれまでもあったはずだったが、慎二はずっと先延ばしにしてきた。


 その理由は分かっている。ここ数週間、立て続けに起こった奇妙な出来事や、自分が抱えている不安。そして、それ以上に、この話をすること自体が慎二にとって大きなハードルだった。


 親に自分の目標を語ることへの気恥ずかしさ。大学を辞める可能性もあるという申し訳なさ。そして、何よりも、両親の反応がどうなるか分からないという怖さ。それらが複雑に絡み合い、慎二の心に重くのしかかっていた。


 しかし、『火星移住プロジェクト』のオリエンテーションが次の日に控えている今、このまま話さないわけにはいかない。慎二はもう一度深く息を吸い、心の中で自分に言い聞かせるようにしてから、口を開いた。


「実は……」


 慎二の声が静かに部屋に響くと、両親の視線が一斉に慎二に集中した。慎二は一瞬ためらったが、覚悟を決めて続けた。


「俺、『火星移住プロジェクト』の抽選に当たったんだ。」


 その言葉が紡がれると、部屋の空気が一瞬凍りついたように感じた。母は驚いた表情を浮かべたが、すぐに厳しい目つきに変わった。その横で、リビングの椅子に静かに座る父も、穏やかだった目が鋭くなり、眉をひそめて慎二を見つめている。


「『火星移住プロジェクト』って、今ニュースでやってるあのNASAの計画のことか?」


 父が静かに問いかけた。声は落ち着いているように見えたが、その中には慎二の言葉の真意を探る鋭さが含まれていた。


「そう、それ……」


 慎二は小さく頷いた。両親の表情が一変したことに動揺しながらも、ここで引き下がるわけにはいかないと自分に言い聞かせる。


「本気で行きたいんだ。本当は抽選に応募する前に話しておくべきだったけど……そもそも当たるなんて思ってなくて。でも、こうなった以上、ちゃんと話しておきたくて……」


 慎二は少し早口になりながら言葉を紡いだ。両親の表情が険しいままであることに、慎二の胸の奥では緊張がじわじわと膨らむ。それでも慎二は、ここで自分の意思を伝えなければ、これから先、両親との関係に取り返しのつかない亀裂が入るような気がしてならなかった。


 慎二が言葉を探しながら話している様子をじっと見つめていた母が、静かに口を開いた。


「ブツブツ言うんじゃなくて、もっとはっきりと話しなさい。」


 母のその言葉には厳しさとともに、慎二の本心をしっかり聞きたいという気持ちが込められているようだった。


「……はい。」


 慎二は改めて深呼吸し、心を落ち着かせた。母の静かな声が、まるで心の中の嵐を鎮めるように感じられた。そして、改めて覚悟を決めるように両親に向き直った。


「俺は、昔から宇宙が好きだったんだ」


 慎二は深呼吸し、胸に秘めていた熱い思いを両親に語り始めた。


「月面着陸、月面基地の建設、宇宙空間への居住計画、そして『火星移住プロジェクト』……俺は、小さい頃から宇宙のすべてに心を惹かれてた。宇宙のことを考えるだけでワクワクして、夢が広がったんだ」


 慎二は父と母の顔を交互に見つめた。二人の表情は真剣そのもので、慎二の言葉を一言も漏らすまいという意志が伺えた。同時に、その視線には彼を受け入れようとする優しさも微かに感じられた。


「今は大学で全く違う分野を勉強してるけど、『火星移住プロジェクト』が一般人を抽選で平等に選ぶって話を聞いた時、居ても立ってもいられなかった。正直、衝動的に応募したんだ。でも……まさか当たるなんて思ってもいなかった」


 慎二は一瞬、言葉を切り、両親の表情を窺った。母は少し目を細め、父は腕を組んだまま慎重に慎二を見つめている。緊張が高まる中、慎二は続けた。


「でも、こうして当選できた以上、俺は本気で挑戦したいんだ。俺は……火星に行きたいんだ」


 慎二の声には、決意と熱意が確かに宿っていた。彼の言葉は、自分の夢への思いを全力でぶつけるように真っ直ぐだった。緊張で言葉が詰まり、迷いを抱えていた慎二はもういない。目の前にいるのは、宇宙への憧れと夢を追い求める一人の青年だった。


 だが、その慎二の熱意にもかかわらず、現実主義の母はすぐには納得しない。


「どうして、その抽選に申し込む前に相談しなかったのかしら?」


 母の言葉は静かでありながらも、慎二の心に鋭く刺さった。そこには怒りだけでなく、慎二を心配する母親の感情が混ざっているのが分かった。それでも慎二は、胸の内に溢れる言葉を押し殺すことなく、真っ直ぐに母の問いに答えようとした。


 母の声には少し怒りがこもっていた。母はさらに話を続ける。


「それに、大学はどうするつもり? 就職は? 将来は? 火星に行きたいという気持ちは分かる。けど、それには大きなリスクがある。人生を棒に振ることになったり、最悪は死ぬかもしれない。それは分かってる?」


 母の言葉は、慎二にとって痛いところを突かれた正論だった。


 確かに『火星移住プロジェクト』はロマン溢れる壮大な計画だが、その現実にはさまざまな問題が伴っている。2017年にNASA主導でスタートしたこのプロジェクトは、当初2030年に実現する予定だった。しかし、技術的な課題の遅れ、政治的な駆け引き、さらには汚職問題まで重なり、計画は大幅に遅延。今年2040年までずれ込んだというのが現実だ。


 こうした背景から、プロジェクトには熱狂的な支持とともに、懐疑的な視線も向けられている。SNSや一部の評論家の間では、批判の声も少なくない。その多くは、「失敗のリスクを民間人に押し付けているのではないか」というものだ。もしもプロジェクトが失敗した場合、犠牲となるのは上級宇宙飛行士や技術者ではなく、抽選で選ばれた一般参加者になるだろうという指摘だった。


「まるで人体実験のようだ」「死んでも構わない民間人を集めているだけでは?」――そんな声が、SNS上では頻繁に見受けられる。


 慎二も、SNSや世間の批判的な意見を目にしたことはあった。それでも応募したのは、単なる憧れだけではなかった。どこかで「自分なら乗り越えられる」という根拠のない自信があった。そしてその背後には、自分の夢に挑戦したいという強い思いがあった。


「事前に相談をしなかったのは、本当にごめんなさい。それに、母さんが言ってることが正しいのも分かってる。でも、それでも……俺は行きたいんだ!」


 慎二の声には必死さが滲んでいた。しかし、母はその勢いに負けることなく、冷静に応じた。


「慎二、火星に行くってことは本当に危険なことなのよ? それに、『火星移住プロジェクト』には悪い噂ばかりがついて回ってるじゃない。リスクしかないように思えるのだけど……」


「お母さん、それくらいのことは分かってるよ! でも、そのリスクを承知の上で、それでも行きたいんだ。宇宙には無限の可能性があるし、俺はその一端を見てみたいんだ。誰も見たことのない景色を、自分の目で確かめたいんだよ!」


 慎二の声が大きくなる。母の言葉は慎二を心配してのものだったが、慎二にはまるで自分の夢を否定されているように聞こえた。一方、母の目には息子の無謀さが映り、胸が締め付けられるような思いがこみ上げていた。


「慎二、あなたの気持ちは分かるわ。でも、現実を見なさい。夢だけでは生きていけないのよ。大学を卒業して、ちゃんとした仕事に就くことが大切なの。それが、あなた自身の将来を守ることにもつながるのよ!」


 母の言葉には確かに慎二への愛情が込められていた。それでも慎二には、その愛情が重くのしかかり、自分を縛るように感じられた。


「母さん、俺はただ普通の人生を送りたいわけじゃないんだ! 俺には夢がある。その夢を追いかけることが俺にとっての人生なんだ。それがどれだけリスクを伴うことでも、俺は挑戦したいんだ!」


 慎二の目には揺るぎない決意が浮かんでいた。その強い言葉に、母は一瞬言葉を詰まらせた。慎二の目を見つめるうちに、その中に自分がかつて知らなかった息子の強さを感じていた。しかし、それでも諦めたくはなかった。


「でも、慎二……」


 母が再び慎重に言葉を紡ごうとした瞬間、父が静かに口を開いた。


「――本気なんだな?」


 父の低い声が、まるで討論の場となっていたリビングの空気を変えた。母も慎二も、その声に反射的に視線を向ける。


 慎二は父を見つめ、息を整えながらはっきりと答えた。


「本気で行きたい」


 父と慎二の視線が交わる。慎二は父の鋭い眼差しに一切目をそらさず、自分の覚悟を全力で示した。その姿をしばらく見つめた後、父は小さく頷いた。


「わかった」


 父は静かにそう言い放つと、それ以上何も言わず、手元の箸を再び動かし食事を続け始めた。


「ちょ、ちょっと! 慎二の人生がかかってるのよ!」


 母は慌てたように父を話し合いに引き戻そうとする。しかし、父はゆっくりと首を左右に振り、その提案を拒否した。


「もう十分だろ。慎二の覚悟は固い。それに、慎二の人生は慎二のものだ。俺たちが口を出すべき筋合いじゃない」


 父の言葉は冷静でありながら、慎二をしっかり信じる意志が込められていた。


「でも……現実的に考えたら――」


 母が反論しようとするのを、父は遮るように言葉を重ねた。


「これが現実だ。それに、慎二も男だ。夢の一つや二つ、自分で叶えられるようにならないと困る」


 父はそう言い切ると、視線を慎二に向けた。その眼差しには、一瞬の揺らぎもなかった。


「やると決めたなら、最後まで貫けよ。それが大事だ。」


 慎二は父の真剣な言葉を噛みしめ、大きく頷いた。


「……分かった。絶対に最後までやり通すよ」


 慎二の力強い返答を聞いた父は、満足したのか、再び箸を手に取り食事に集中し始めた。その様子を見て、母は大きくため息をついた。だが、慎二の真剣な姿勢と父の後押しに押されるように、少しずつ表情が和らいでいった。


「お父さんがああ言う以上、もう私が止めても無理ね……分かったわ、慎二。あなたが本気でそう思っているなら、私たちも応援する。でも……無理だけはしないでね」


 母の柔らかな声に、慎二の心が温かくなる。母の言葉の裏には、慎二を心配しつつも信じる思いが確かに感じられた。


「ありがとう、お母さん。心配かけてごめん。でも、俺、本気で頑張るから」


 慎二の感謝の言葉に、父はちらりと慎二を見やり、小さく頷いた。


「慎二、後悔のないようにやれよ」


 慎二は「うん」と小さく返事をし、両親の顔を順に見つめた。二人が自分の思いを受け入れてくれたことで、胸のつかえが少し取れた気がした。リビングに響く時計の音がやけに穏やかに聞こえ、慎二は静かに深呼吸をした。これでようやく、自分の夢に向けて前に進める気がした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る