第3話 嫌な予感
初めて魔物を倒した後、3匹のホーンラビットと戦った。
levelやスキルlevelが上がってウキウキな俺だった。
別の魔物とも戦ってみたいなと思わなくはないが、まだ弱いだろうからホーンラビットと戦って、levelが上がってからでもいいだろう。
群れの所に帰って来て、周りを囲まれた。
心配した、気を付けろとと言われたが、恐らく俺がメスだからだろうな。
俺と一緒にいた奴らには俺の様子や動きを聞いていた。
聴覚強化によって聞こえてきたが、ひそひそ声で話していた。
もしかして子供を産ませるのは進化とかを待っていたりとかか?
まずいな。
進化する分にはいいが、進化した時に気を失うパターンなやつもあったよな。
進化間際になったら、ここから出て行ってしまうか?
1人で勝てるのか分からないが、ここから出て行ったら1人になるわけだし、次の狩りの時には1人でさせてもらう様に頼み込むか?
何か怪しまれそうだが…
どうしよう。
くそ、1人じゃ何も思いつかないな。
いい考えが思いつかず今日の所は寝る事にした。
そしてあれから2日経ったある日、持っているスキルのlevelを上げたりしていたら狩りに行かないかと誘われた。
今日はホーンラビットだけじゃなく、別の魔物が狩場に現れたらしい。
何か嫌な予感はあった物の着いて行くことにした。
前に狩りに行った時よりも、一緒に行くゴブリンが多くいたからか何となくそう思った。
「何の魔物を狩りに行くの?」
「ああ、ホーンディアだ。ホーンラビットよりも強いがこれだけのゴブリンが入れば大丈夫だろう」
ここのゴブリンの群れで強いリーダー的なゴブリン、いやホブゴブリンがそう言った。
一応、他にもホブゴブリンはいるが、このホブゴブリンが一番強い。
ステータスを鑑定しまくっておりその事は分かっている。
鑑定のlevelを上げていなければ分からなかったかも知れないが。
30分程歩いていたら、魔物の鳴き声が聞こえてきた。
すぐさま近づいていき身を隠した。
あれがホーンディアか。
前に見たというか覚えていた鹿よりも特に角が大きかった。
鑑定してみるとこんな感じだった。
名前 なし 種族 ホーンディア 性別 オス level10/30
HP35/35 MP25/25
攻撃30 防御20
魔攻20 魔防20
俊敏25
スキル
アクティブ
跳躍level4 身体強化level3
パッシブ
嗅覚強化level4 体力自動回復level3
固有スキル
角強化level5
身体強化
MPを消費し身体能力を高くする
嗅覚強化
嗅覚に補正がかかる
体力自動回復
10秒毎に回復する(level×0.1)
角強化
角の硬度を高くしたり長さを変えられる
かなり強いが、リーダーのホブゴブリンの方が強いかな。
ちなみに俺のステータスはこれだ。
名前 なし 種族 ゴブリン 性別 メス level6/10
HP16/16 MP16/16
攻撃11 防御11
魔攻8 魔防8
俊敏11
スキル
アクティブ
鑑定level5 環境適応level3 跳躍level4 突進level4
パッシブ
悪食level3 聴覚強化level5 毒耐性level2 麻痺耐性level2
固有スキル
繁殖level1
ユニークスキル
強奪
耐性
飢餓耐性level1 病気耐性level1
称号
異世界から迷い込んだもの
これに勝ったら進化しそうだな。
気を引き締めるか。
_____________________________________
進化先が吸血鬼にするのか単純な鬼にするのか迷い中なり
どうしよう?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます