⑦アルの秘密
その日の夜、わたしとリズは夜の校舎をそろりそろりと歩いていた。
わたしの前を行くリズは、暗い廊下をためらう様子もなく廊下を歩いている。よく足下見えるなあ……。
「あいつ、どこにいくのかしら」
リズが囁くような声で言った。視線の先では小さな灯りが動いている。
わたしは夕食後に寮でリズとした会話を思い出す――
『まずは弱みを握るのよ。アルに協力させるにはそれが必要だわ』
『ええっ!? よ、弱み!?』
リズの提案にわたしはびっくりしちゃったけど、彼女は本気みたいだった。
『今日の夜、尾行しましょう』
『び、尾行!?』
『このまえ、アルが夜の校舎に行くのを見ちゃったの。あいつ、何か隠してると思う』
――というわけで、わたしとリズはアルを尾行していた。
「やっぱりよくないんじゃないかなあ、尾行なんて……」
「そんなことないわ。咲良は仲良くなりたいって言ってたけど、そのためには相手のことを知る必要があるんじゃない?」
「う……それはまあ、そうかもだけど……。何かうまくごまかされてるような……」
相手のことを知るのと、弱みを握るのはちょっと違うような……。
「でも、言われてみればアルのこと全然知らないなあ……。この学校の子たちって、色々な国から来てるんだよね?」
それはこの世界に来たときララ校長に説明してもらったことだった。ララスフィアは何十年も前に大きな戦争を治めた偉い魔法使いが設立したらしい。どの国にも属してなくて、色々な国や地域から優秀な生徒を受け入れてるんだって。
「そうね。アルはガレイオ帝国の出身だったはず」
「えーっと、ガレイオ帝国って……」
「魔法技術最先端の大きな国で、魔道具で有名。ガレイオ帝国を知らないって、咲良はほんとにすごく遠くから来たのね……」
あはは、とわたしは乾いた笑いでごまかす。この世界で暮らしていくんだから、そういう常識もちゃんと勉強しとかないとなあ。
「まあいいけどね。アルは入学直後から結構有名だったわよ。ガレイオの天才少年って。十歳のときに新しい魔道具を発明したとか、新しい魔杖の魔法を考えたとか」
「ええーっ! そうなの!?」
「しっ! 声が大きい」
わたしは慌てて口を閉じた。いけないいけない。尾行してるんだった。
と、そのときリズが突然立ち止まって、前かがみで歩いていたわたしはその背中に鼻からぶつかった。
「ぶふっ!? ど、どうしたの、リズ?」
「アルが止まった。周りを見てる。気づかれた……? ううん、違うみたい」
「よく見えるね。灯りが止まったのは分かるけど、それ以外何も見えないよ」
「私、夜目が利くから。あ、部屋に入った。行こう」
リズの言葉どおり、灯りが見えなくなって、ばたんとドアの閉じる音が廊下に響いた。
部屋の前まで行くと、ドアからランプの光がうっすら漏れている。
「ここ、ルイス先生の工房ね。どうしてこんなところに……」
リズがドアを少しだけ開ける。隙間から中を覗くと、そこにはアルがいた。ランプを机において、引き出しを開けて中の物を取り出している。何してるんだろう?
「決定的ね」
「決定的……?」
「泥棒よ。それか魔術スパイかも。ルイス先生の研究は世界最先端だから」
「ど、泥棒!? スパイ!?」
しっ、と再びリズに注意されてわたしは口を押さえた。
「チャンスね。これ以上ない弱みだわ」
「えっ……チャンス??」
「咲良はここで待ってて」
リズは言うやいなや、ドアを開け放って部屋の中に飛び込んでいった。
「動かないで! 盗った物はそのままにしなさい!」
「わっ!? な、なんだ!?」
「抵抗するなっ! このっ!」
な、なんか刑事ドラマみたいな台詞が! って感心してる場合じゃない。
「だ、だめだよ!」
あとを追って部屋に入ると、リズがアルを組み敷いて後ろ手に固めていた。ほんとに刑事ドラマで見たことがあるような完璧な制圧。かっこいい……じゃなかった!
「わーーっ! やりすぎだよ、リズっ!」
わたしが慌てて引っ張るとリズは「このくらい当然なのに」なんてぶつぶつ言いながらアルから離れた。
「アル、大丈夫!?」
「いてて……いったい何が……?」
アルを助け起こす。何が起こったのか理解できてないみたいで、眼鏡を直しながらわたしとリズを困惑顔で見た。
「ごまかしても無駄よ。現行犯なんだから」とリズ。
「現行犯? いったい何を……。えっと、咲良と、君は確か同じグループのリ……リム」
「リズよ! 覚えてないの!?」
「ああ、そうだった。人の顔を覚えるのは苦手なんだ。っていうか現行犯って何の話?」
「まだとぼけるの? あなた、ルイス先生の研究成果を盗もうとしてたでしょ!」
リズが机の上を指差した。そこにはハサミ、ペン、ヤスリ、ピンセットみたいな工具類や、魔杖に使われてるようなきらきらした宝石や銀色の金属みたいな板が置かれている。何かを作る場所なんだろうなというのは何となく分かる。工房っていうくらいだしね。
「何を言ってるんだ? 僕はここで――」
アルは言葉を途中で呑み込んで、視線を逸らした。
「何よ、言えないんじゃない。やっぱりどろぼうでしょ」
「それは違う!」
「じゃあ何をしてたのか、説明しなさいよ」
「それは……できない」
「らちが明かないわ。もういい、ルイス先生に突き出してやる」
わたしは慌てて二人の間に割って入った。
「わ、リズ、ちょっと待って」
「咲良、どうして止めるの?」
「もう少し落ち着いて話し合おうよ! ていうか目的変わってるよね?」
弱みを握ってグループ活動に協力させるのが当初の目的だったはず……。それをルイス先生に突き出しちゃったら意味がないよね。
リズはわたしの指摘に「う……」と固まってしまう。
やっぱり忘れてたみたい。
「何の騒ぎですか?」
わたしたちが騒いでいると、部屋の奥のドアが開いて人が出てきた。
ルイス先生だっ! ど、どどどど、どうしよう!?
「あ、あのっ、えっと……」
わたしがうろたえていると、ルイス先生は「なるほど」と呟いた。
「ブライス君がここで作業を始めようとしているのを、不審に思ったお二人に見つかったといったところですか」
おお、すごい名推理……じゃなくて作業って?
「すみません……見つかってしまいました」
アルがルイス先生に謝る。
「別に構いません。君がこの工房を使用していることは、もともと秘密にする必要のないことですから」
リズが「えっ」と声を漏らす。
「あの……じゃあ、アルはここで泥棒をしてたとか、そういうんじゃなくて……?」
「違います。ブライス君は、私の工房の研究生として受け入れているんです」
「ええっ!? でも、工房への配属は四年生からなんじゃ……」
「教員が許可すれば一年生からでも入れますよ。あまり例はありませんが、ブライス君は入学前から私の論文の内容や彼自身の発明について手紙で議論をしていました。四年生に勝るとも劣らないレベルで、です」
リズは先生の説明に目を閉じて天井を仰いだ。自分のしたことを思い出しているのかもしれない……。
やがてため息を吐いて、アルに向かって頭を下げた。
「アルバート・ブライス。私、勘違いでひどいことをした。謝罪するわ。ごめんなさい」
「怪我をしたわけじゃないし、分かってもらえたなら、それでいいよ」
アルがリズの謝罪を受け入れてくれてほっと一息……してる場合じゃない。
「アル、わたしもごめんね……。そもそもアルを尾行することになったのはわたしのせいだから……」
「咲良が? と言うより、尾行って……?」
アルはいぶかしげに首を傾げる。それもそうか。アルは何も事情を知らないもんね。
わたしはこれまでの経緯を説明した。
「つまり、グループ活動に協力させるために僕の弱みを握ろうと尾行したと……」
そうやってまとめられると弁解の余地もない。怒られたり文句を言われたりしても仕方ない、とわたしは覚悟してたんだけど、
「なるほど、合理的だね」
そんなアルの言葉にわたしもリズも意表を突かれて固まった。
「尾行を提案した私が言うのもなんだけど、あなた変わってるわね……」
アルはリズの言葉に首を傾げて「そうかな?」なんて返している。
「あ、あのね、アル、それでグループ活動の件なんだけど、協力してもらえないかな!」
もう直接お願いするしかない。そう思ってわたしは言った。
でもアルは首を傾げる。
「これまでのグループ課題で失敗したのはなかったよね? 最低限クリアできればいいと思うし、それに必要な協力はしてるつもりだけど」
そう、確かにアルは少しは協力してくれるんだよね。でも自分のやるべきことが終わるとすぐに読書に集中し始めちゃう。もっとよくしようとか、わたしやリズが苦労してるところを助けてくれたりとか、そういうことはない。
「もっと協力して欲しいんだよっ!」
「どうして?」
「どうしてって……」
成績がよくなるから? 評価が上がるから? 中間試験を乗り切りたいから? それとも仲良くなりたいから? みんなで楽しく過ごしたいから?
ううん、どれも合ってるんだけど、どれも違う。
「そっちの方が面白いと思うんだ。みんなで協力すれば新しいことができる。ひとりじゃできないような大きなことや、思いつかなかったようなことだってできると思う」
アルは眉根を寄せた。さっきみたいに合理的だとは言ってくれなかった。
「……よく分からないな」
「そうだよね……」
これはわたしのわがままなのかもしれない。アルを協力させることで、彼の大切な読書や研究の時間を奪ってしまうのかもしれない。
「ブライス君」
わたしが諦めかけたとき、声を発したのはルイス先生だった。
「押しつけるつもりはありませんが、私は春野さんの言葉には一理があると思いますよ」
アルは意外そうにルイス先生を見た。
「……どういうことですか、先生?」
ルイス先生はその質問には答えず薄く笑みを浮かべると「それでは、遅くなりすぎないように」と部屋を出て行ってしまった。
「……自分で考えろってことか」
アルは口元に手を当てて考え始めてしまう。
わたしの方は言いたいことも言って、もう説得の言葉もない。これ以上は無理強いになっちゃうから。意外にもルイス先生が後押しをしてくれたので、あとはアルがどう考えるかが大切なんだと思う。
わたしは手持ちぶさたになって、ぼんやりと部屋を眺め回した。
工作室って感じの部屋だ。工具や作業台が揃ってる。
さっきまでアルが作業を始めようとしていた作業台にはたくさんの工具や材料に加えて一枚の紙が敷かれていた。画用紙くらいの大きな紙だ。
そこに描かれているものが、わたしの目に飛び込んできた。まるで紙の中から浮き上がって、色づいたみたいに。
「アル! これって電灯!?」
気付けば勢いよくそんな言葉が口から出ていた。
「ちょっと、急にどうしたのよ、咲良」
「でん……何?」
考え込んでいたアルが顔を上げる。ああ、そうだった。電灯って電気の灯りだよね。じゃあこれは違う。魔法で動くから、魔灯? ああ、もどかしい!
「えっと、魔法の灯りの図面だよね、これ!」
「よく分かったね」
アルが眼鏡の奥の目を丸くしてわたしをじっと見つめた。
「分かるよ! だって、これ回路図でしょ?」
細かいところはもちろん違ったけど、それでも図面の隣に書き込まれた図形は、わたしの知ってる電気回路図にとてもよく似ていた。
「君、魔術回路が分かるのか!?」
アルが目を見開いたまま、瞬きもせずに詰め寄ってくる。顔の距離十センチくらい。図面と回路図に興奮してたわたしもさすがに動揺した。
「どうして! 魔術回路は四年生以降の専門課程でしか習わないはずなのに!?」
「ち、近い、近いよ、アル!」
「離れなさい、アルバート・ブライス」
わたしがどぎまぎしていると不愉快そうな表情をしたリズがアルを押しのけた。それからわたしを庇うみたいに密着してくる。リズも近くない……?
「あ、ああ、ごめん」
「あはは、大丈夫だよ。びっくりしたけど。アル、それでこれって灯りなんだよね?」
「え……? あ、ああ! うん、そう、そうなんだ! これが魔光素子で、ここに魔石を置くと魔力が流れて、魔光素子が光るんだ」
目を輝かせたアルが、早口で楽しそうに回路図を説明してくれる。
魔石が電池、魔光素子っていうのがLEDの働きをするみたい。魔法と電気で原理は全然違うけど、よく似てる。
「へええ! すごいね! 実物は? もう作ってみたの?」
「もちろん! これだよ!」
アルが実験台の上に置かれていた布を取り去る。
おおっ、とわたしは歓声を上げた。図面に書かれていたとおりの、でも想像よりずっと素敵なものが現れた。直径十五センチくらいのガラス球の中に綺麗な魔光素子が吊り下げられている。
「へえ、きれいね」とリズも感心したように眺めている。
わたしが「点けて点けて!」と催促すると、アルは頷いてガラス球の台座部分の窪みに小さなクリスタルを置いた。きっとあれが魔石なんだ。
魔石の中で何かが揺らいだように見えた次の瞬間――魔光素子が輝いた。
炎の色とは違う、白い光だ。ガラス球の細工に反射して周囲を柔らかく照らしている。
「わーーーーーっ! すごいっ!」
興奮した。魔法工学って、こんなものが作れるんだ!
「回路はどこにあるの!?」
「これだよ。ここの金線」
「あ、こんなところに! 魔杖の金色の線と似てるね?」
「あれも一種の魔術回路だから」
「そうなんだ、じゃあ――」
わたしが質問を重ねて、アルがそれにすらすら答える。楽しい!
時間を忘れて話し込んでいると、小さく咳払いの音がした。はっと我に返って見ると、リズが少しむすっとしてわたしとアルを見ていた。
「あ、ご、ごめん、リズ……」
「咲良が楽しそうだからいいけど。でも、二人が難しい技術の話をしてるのは分かったんだけど、結局、それって何のために作ったの?」
「え?」とアルが少し戸惑ったような声を出す。「灯りをとるためだけど」
「灯りって言っても色々あるじゃない? 部屋の照明とか、本を読むときに手元を照らすとか、暗いところで手に持って使うとか」
ああ、そうか。言われてみればそうだよね。わたし、技術のことばかり考えていて目的の方に意識が向いてなかった。現実的なリズっぽい指摘だ。
「廊下の照明を作るようにルイス先生には言われてる」とアル。
わたしはガラスの照明がずらりと並んだ廊下を想像して「おお」と感嘆の声を漏らす。今の廊下は夜暗くてちょっと不気味だから、照明が付いたら便利になりそう。
わたしが感心しているとリズが首を傾げる。
「この照明って、どのくらいの時間もつの? それに点けたり消したりはどうするの?」
「だいたい十時間かな。一晩はもつよ。夜になったら一つずつ魔石を入れれば点灯する」
「おおー……?」とわたしも首を傾ける。
あれ? それはちょっと面倒じゃない……? 大きな校舎のながーい廊下に設置したたくさんの照明の魔石を毎日入れ換えるってことだよね。
「大変じゃない? それって普通のランプを置くのと手間は変わらなさそう。それに魔石ってそんなに安いものじゃないって聞いたことがあるけど」
ずばっと聞いたのはまたしてもリズ。
アルは驚いたみたいに目を見開いて、眼鏡を指でくいっと押し上げた。
「……そこまでは考えてなかったな。いや、そういう見方をしてなかったと言うべきか。まあいずれ解決するよ。魔石の製造方法はどんどん改良されてるから」
「じゃあ、せっかく作った照明を使わないってこと?」
「いや、新しい技術は使うことで進歩するんだ。多少使いづらくても、使っていくことでこの照明も、魔石とかの周辺技術も発展する」
リズとアルが議論を始める。どっちの言ってることも分かるなあ……。技術志向のアルと現実志向のリズ。どうするのがいいんだろう。うーん……。
「あ」
一つのアイデアが浮かぶ。わたしの間の抜けた声に、それまで議論を白熱させていたアルとリズが目線を向けてきた。
「どうかした、咲良?」とアル。
「あのね、人が通るときだけ点くようにできないかな?」
前の世界でよく見かけたタイプの照明だけど、この世界ではまだ見たことがない。
でもアルはピンとこないみたいで首を傾げた。
「どういうことだろう。もう少し詳しく説明してくれないかな」
「えっと、人がいることを検知して、そのときだけ回路に魔力を流して魔光素子を光らせるようにするの。それで人がいなくなったら光を消す。どうかな?」
わたしの説明にアルはじっと考え込む。その厳しい表情に、ちょっと不安になったとき、アルが興奮した様子で顔を上げた。
「なるほど! 確かにそれなら魔石はずっと長くもつ! 人が通ったときに一回あたり三十秒だけ点灯するとして、千二百回はいける!」
おお! それなら魔石の交換もそこまで手間じゃないかも。
「それに人があまり通らないところは魔石が節約できる。すごく効率的だ」
「でもどうやって作るかが問題だよね。人が通るときだけ回路に魔力を流すにはどうしたらいいんだろう……」
そういう電灯って、体温を検知したときにLEDに電流が流れるようにしてたんだよね。でもそのためには電気石とかトランジスタとか、特別な部品が必要だったはず。
「あるのかな……。体温に反応して変化するような素子……」
「体温?」わたしの呟きにアルが反応する。「ああ、そうか! 体温を検知して回路に魔力が流れるようになればいいのか。だけどそんな素子、聞いたことがないな……」
「そっかあ、そう都合よくはないよね……。体温以外でも音とかでもいいんだけど」
「なるほど……。だけど思い当たらないな。ああ、それに明るいときに点灯させない仕組みも必要じゃないか?」
「あーっ、そっか! そうしないと昼間の人通りが多いときにも光って、どんどん魔力が使われちゃう」
いいと思ったアイデアだけど、実現しようと思うとそう簡単にはいかない。
わたしとアルがうーんと悩んでいると、「ねえ」とリズが声をかけてくる。
「夜にだけ人に反応するものがあればいいの?」
「「あるのっ!?」」
二人で食いつくように迫ると、リズはそれに圧されたみたいに後ずさった。
「あなたたちって……」リズは苦笑いを浮かべて首を振った。「ま、いいか。あのね、使えるかどうかは分からないけど、私が知ってるのは――」
リズの説明を聞いて、わたしとアルは顔を見合わせて頷き合った。
それならいけるかもしれない! と。
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