01「言の葉を紡いで」#なくさずの詩より


 欲しいものがもらえないのが世の常ならば、きみがほしいと思うのは罪なのか。言葉を紡いで、きみを讃えて、今日も空を見る。晴れ渡るくらいの空はきみの為に、雨が降るならばきみの恵みの為に、きみを見つけたなら微笑むくらい大輪の花が咲き、貴方はそこにいる。

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