12月24日
僕は、学校での友情・愛情なんてフェイクだと思っていた。どんなに教室で一緒に騒いでいても、どんなに笑顔を互いに見せたとしても、それは、仮面でしかない事を僕は知っている。ほんとバッカみたい。
……と以前はそう考えていたが、それは勘違いだった。友情・愛情は確かに存在する。それを、あいつらが教えてくれた。そして、僕はそれらを大切にしたいから、あいつらとの関係はこれからも大切にしていきたい。
「おーい、せいやー」
「お前十五分遅刻だぞ。待ちくたびれたぞ」
「ま、僕は化学の事考えていたから暇じゃなかったよ」
「今日はクリスマスだぞ! お前は勉強から離れろよな」
「せいや、行こう! クリスマスマーケット!」
僕はこいつらを大切にしていきたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます