私が書いている小説でも、複数人が会話をするシーンが多いのですが、会話と会話の間に「誰が○○しながら」とか「○○はこう言って、××はこうした」など描写が特に無くても、物語は成立出来るんだ!と、とても勉強になります。
セーレの傷の描写は、痛々しく思いました。泣き虫な彼女が、希望のない冷たい牢獄で過ごした三年間を思うと、可哀想で仕方ありません。(看守側もそうせざるおえなかったと思いますが…)
そして、マークが何故彼女のそばから離れないのか。魅了されているのか?彼女に情が湧いてるのか?気になります。
作者からの返信
夜月 透さん
会話表現が参考になるとの発言感謝です。
私も鬼ではないので、セーレには傷付いて欲しくありません。
しかし、読者には彼女がどんな女性か知って頂き、感情移入してもらいたいです。
マークが何故? セーレから離れないのか、ふふふ、ご想像にお任せします。
一生分泣いたですか。視覚で判断することは叶いませんが相当に酷いものだったことだけは確かなようですね。それで呪いまでとはどれだけ…。
作者からの返信
焔コブラさん
一生分泣いたというヘーゼルの推論は、かなり先の話で明らかになっていきます。
戦争へ赴く方は自身を守るため、感情が壊れていきます。彼女の涙は止まらず、さらに追い討ちで呪いまで受けます。「2度あることは、3度ある」かのように不幸は連鎖します。